金色のガッシュ Wiki
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テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer金色のガッシュ!!』(こんじきのガッシュ)は、雷句誠による日本の漫画作品。略称は「ガッシュ」、「ガッシュベル」。『週刊少年サンデー』2001年6号から2008年新年4・5合併号(2007年の最終号)まで連載された。単行本は全33巻。各話数はそれぞれ「Level.○○」という通し番号になっている。第48回(2002年度)小学館漫画賞受賞。全323話。

金色のガッシュベル!!』の名で東映アニメーション製作でテレビアニメ化された。また、このタイトルで、小学館の小学生雑誌『月刊コロコロコミック』でも漫画が連載されていた(後述)。さらに、小学館の少女漫画雑誌『ちゃお』や学年誌でも、このタイトルで4コマ漫画版が連載されていたことがある。トレーディングカードゲームやコンピュータゲームも発売され、特に前者は、番組が3年間続く原動力となるほどの高い人気を誇っていた。

2011年3月9日から講談社から講談社漫画文庫として発売。全16巻の予定。さらに同年別冊少年マガジン4号にて新作の読み切りが掲載された。

あらすじ[]

高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう凄まじい頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。

ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清麿の父親から「息子の友達になってくれ」と頼まれ、はるばるイギリスからやってきた元気な男の子。退屈な日々は終わりを告げ、ガッシュとの騒々しい毎日の幕が開く。

やがて清麿とガッシュの前に次々と敵が現れ、一つの事実が明らかになってくる。実はガッシュは1000年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子の一人だった。

次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、「やさしい王様」になるという志を抱くガッシュ。しかし彼らの前にはさらに強力な魔物が現れる。

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登場人物[]

詳細は金色のガッシュ!!の登場人物を参照

構成[]

邂逅(かいこう)編
清麿の家にガッシュがやって来てから、様々な魔物の子と出会い、ある者とは戦い、ある者とは友達に、またある者とは辛い別れを経験しながら「やさしい王様」という目標を見つけ、2人が成長していく様子を描く。主にここでは、清麿達の日常と魔物との戦いが交互に描かれている。基本的な術や、最後までガッシュの切り札として活躍する「バオウ・ザケルガ」がこの時点で登場し、初黒星となったバリーとの戦いまでが、ここで描かれている。
石版編
対バリー戦の敗北から数日後、清麿の前にナゾナゾ博士と名乗る怪しい老人が現れる。彼に勝利したガッシュと清麿は、本と魔物についての幾つかの情報と、悪しき者が力を集めているという情報を得る。その後、ロードと呼ばれる謎の魔物が、石にされた1000年前の魔物を復活させ、その力を操るために人間を洗脳し道具として扱っていることを知り、怒りに燃える清麿とガッシュは同じ目的の仲間たちと共にロード打倒に向かう。
石版編までの戦闘は、主に清麿が効果的な指示を出すことで実力が高い魔物に対して勝利するパターンが多く用いられていた。
ファウード編
1000年前の魔物との激闘後、ガッシュと清麿は、コーラル・Qという魔物から「魔物ではあるが魔物ではありえないもの」の存在を知る。そのしばらく後、人間界で一瞬だけ「魔界の巨大建造物」が発見され、その後に現われた魔物の子供アースにより、その建造物が「ファウード」と呼ばれる魔界の脅威の一つだと知らされ、清麿たちはその正体を仲間たちと共に探り始める。その後、リオウという魔物が清麿の仲間である一部の魔物すら強制的に招集、「ファウード」に掛けられた封印を解こうとしていることを知り、清麿たちは「ファウード」の元へ向かう。そこで清麿たちはファウードの正体と、リオウをはじめとする多くの魔物がその力を我が物にしようとしていることを知る。そこで、ガッシュ達はファウードの封印を解いた上で魔界に還し、さらには世界と仲間、両方を救うという困難な選択に立ち向かう。リオウを止めようと立ち向かった清麿は大きなダメージを負い、奇跡的に息を吹き返したもののファウードはゼオンに強奪されてしまう。強力な敵の魔物の前に仲間たちが次々と敗れていく中、死から蘇ったことで得た答えを出す者(アンサー・トーカー)の力と、リオウに清麿を殺された怒りで目覚めたガッシュの本来の力でゼオンとの直接対決に臨む。
本作における最大の長編であり、ゼオンとガッシュの関係や魔界王家とバオウ・ザケルガにまつわる関係性が明かされる。
石版編までのように、戦術を重視する戦闘はあまり無く、各地で幾度となく戦闘が繰り広げられ、最も魔物の出入りが激しい。
クリア・ノート編
中学校の春休みが終わり、清麿は3年生に進級した。王の戦いも終盤になり、さらなる強敵が現れることを予期した矢先にガッシュと清麿の前にアシュロンと名乗る魔物が現れ、「王の特権(後述)」を用いて魔界を滅ぼそうとしている魔物の存在を2人に伝える。圧倒的な個人の能力と強力なパートナーを持つ「魔界を滅ぼす魔物」クリア・ノートとの最初の戦いは、アシュロンの力でダメージを与えてなんとか撃退に成功、クリアは10か月後の再戦を告げて去った。ガッシュと仲間たちはこの猶予期間の間に修行を行い、パワーアップする。回復したクリアに対し、ティオやウマゴンの犠牲、これまでに出会って友達となった魔物達の協力を得て、ガッシュは最後の決戦に挑む。

魔界の王を決める戦い[]

1000年に一度、魔界の王を決めるために人間界で行われる戦い。魔界の有力者たちに選ばれた100人の魔物の子供たちが魔物の本(後述)と共に人間界に転送される。この戦いの主催者や魔物の本の製作者は誰にも解明されておらず、一説には「神の試練」とも呼ばれていると言う。

ルール[]

この戦いは人間界で行われるバトルロワイアルであり、魔物の子供たちは魔界の王になるべく最後の一人になるまで戦い合う。脱落の判断は基本的に魔物の本で判断され、魔物の本が燃えた(燃やされた)場合、王になる権利が剥奪され、その魔物の子は魔界に強制送還される。また、魔物の子はこの戦いにおいて、自分の本と波長のあった人間(パートナーや本の持ち主とも呼ぶ)が、本に心の力を込めて呪文を読むことでしか「」を使うことが出来ない。そのため、この戦いにおいて魔物の本は最重要アイテムであり、王になる上で魔物の子供は本を守り、本を使うことの出来るパートナーを探しだし戦いへの協力を求めることが最重要な作業となる。

魔物やパートナーが自分の本を自分で燃やして棄権する事はできず、逆に言えば自身の術で直接本を燃やし自滅することは無い[1]。本を燃やす以外にも、魔物そのものが死ぬとその魔物は脱落したと判断されるようであるが、最終的に明確に死を描かれた魔物がいないため、魔物がこの戦いで死ぬとどうなるかは分かっていない。

また、魔物の本を読むことの出来る人間が死亡した場合にどうなるかについて、作中で幾つかの意見が描かれている。

  • パートナーが死ぬという事は、本を読める人間がいなくなり、魔物だけで戦う事になるという意見。実際、術無しでも身体能力だけで高い戦闘力を持つ者もいる。
  • パートナーが死んでも、魔物と本が残るという事は、新たに本を読める人間が出現するのではないかという意見。

この事について読者から質問があったが、作者は返答しなかった。また、作中でも最終的に明確にされなかった。劇場版では、魔物がある方法で本を燃やされずに魔界に帰った場合、一定時間内に人間界に帰らないと、脱落するという設定もあった。

なお、前回の王を決める戦いでは、多くの魔物が生きたまま本と共に石化させられていた。本そのものも燃えていなかったものの、その後の描写を見ると、その魔物達はどうやら脱落したと見なされ、戦いは滞りなく終了した様である。しかし、前回の戦いのパートナーだった者の子孫が、ゾフィスによる精神的な操作を必要としたとはいえ1000年前の魔物の術を唱えられたことから、石化から解放されれば戦いに復帰することは出来たようである。

魔物が残り10人となった時点で魔界の全ての魔物(送還された敗者含む)は魂だけになり、残った魔物に「王の特権」が知らされる。最後の一人となった時点で、人間界の戦いで傷付いたモノ・自然や犠牲者は全て何者かの力により修復され、本を通じて王となった魔物への祝福と、そのパートナーに対しての最後の選択(自分が望む財産を得るのと引き換えに魔物と過ごしてきた記憶を消す)などを行い、王となった魔物は魔界に転送される。戦いの終了からおよそ1か月で、戦いに参加した魔物の子供たちに何処からともなく、元パートナーへ一度だけ送ることが可能なメッセージカードが送付される。

王の特権[]

魔物の戦いで最後に残った魔物、すなわち次の魔界の王にのみ与えられる特権。その内容は「自分が残したい魔物だけの魔界を作れる」というもの。具体的には王を決める魔物の戦いが残り10人になった時点で魔界の全ての魔物は肉体を奪われ魂だけになり、王が望んだ魔物にだけ再び肉体を与える事が出来るというもの。王が望めば知らない魔物の情報も王の脳に送られ、その上で残したい魔物を選別できる。

なお、王が魔物に肉体を与える時はある程度融通が利き、魂になった時点で肉体に負っていた損傷や切った髪の毛などを元通りにしたり、逆に傷跡をそのままにすることや、別人のような肉体を与えることもできる。

なぜこのような特権が与えられるのか、詳細は不明だが、クリアは「様々な能力や思想を持つ魔物という種族が滅ばないためのひとつの手段」と解釈していた。戦いに参加する魔物達が残り10体になった時点で権利の存在及び内容について発表されるが、一部のエリート格の魔物は前々からこの権利の事を知っていた。1000年前の戦いでもこの特権があったと考えられるが、詳細は不明。

専門用語[]

種族・役目[]

人間
「人間界」の主を占める種族。
1000年に一度、王を選ぶために送り込まれる100人の子供達の相棒となる者達がいて、それらはパートナーと呼ばれる。
パートナー
「本を読める人間」「本の持ち主」とも呼ばれる。その呼び名の通り、魔物の本に書かれた呪文を読んで術を起こし魔物の助けとなる人物達の総称。
「本を読む素養を持つ人間」ではなく「1冊に対応した人間」であり、本を読めるのは本の波調と心の波調があった者のみ(映画版では「魔物と心の形が一致する人間」が本を読むことが出来ると語られている)。「対応した本に触れながら、感情を込めて呪文を音読する」事によって術を発動させる事が出来る。
千年前のパートナーの子孫は、千年前のパートナーと同じ一族の場合、心の形も似てるらしい。
魔物
「魔界」という異世界に住む種族。
多種多様な能力と容姿をした種族の総称であり、人間に近い外見をした種族もあればかけ離れた姿の種族もある、かけ離れていても、人間界に存在する動物に似た種族もある。1000年に一度、王を決めるために選出された100人の子供達が「人間界」に送り込まれる。ちなみに学校は3歳の頃から通うらしい。
100人の魔物の子供達
1000年に一度行われる魔界の王を決める戦いに選ばれた魔物の少年少女達。
自分に対応した本を持って「人間界」に送り込まれ、パートナーと共に戦い、他の本を燃やす事を目的としている。自分に対応した本の力で「人間界」に留まっているため、それを燃やされると、王になる権利を剥奪されて脱落、魔界に送還される。
1000年前の戦いに選出された子供達に比べ、その容姿は人間に近い者が多く、そうでない者も「人間界」に存在する動物などとして誤魔化せる姿、あるいは変身などといった人の目を免れる手段を持つ者が選出されている。なおゼオンの回想から、選抜には魔界の世論が反映されているらしいが、ゴームのような天涯孤独な存在もいる。
なお、人型の魔物で男性の場合、両目の下から下あごにかけて線が走っている場合が多い。魔物によって本数に違いがある。この特徴が何のために存在するのかは不明。また、顔の線を消すなどして完全に人間の姿に変化できる魔物エシュロスの場合はこの線を起点に顔に模様が生じていた。動物型の魔物ではレインは完全な人間の姿に、アシュロンも力を抑える事で人間に近い姿になる事が可能。王を決める戦いに参加される魔物は4〜17歳の範囲で選ばれている。
また、ペアでは同性や男性の魔物と女性のパートナーが多く、女性の魔物と男性のパートナーが少ない。
千年前の魔物
石版編に登場する、前回の「魔王を決める戦い」に参加していた魔物の少年少女達。
相手を石化させる術を持つ魔物、ゴーレンによって石盤に封じられ、約1000年もの間完全に身動きを封じられていた約40体の魔物。ゾフィスが研究の末に復活させ、自らの配下とした。石版にされた後も意識はあり、視覚など一部の感覚も機能していたらしく、それぞれ様々な苦痛を味わったようである。その多くは異常な憎悪と凶暴性を抱いており、非常に攻撃的。それを印象付けるためか、アルムが登場するまで言葉を話すものは登場しなかった。また時代の差なのか、多くは人間とかけ離れた異形の姿であり、パティ曰く体は現代の魔物より比較的頑丈らしい。全員、ガッシュ達によって魔界に送還されている。
なお、魔界へ送還されていないにも関わらず、1000年前の戦いで最後まで生き残った魔物が決定していることから、強制送還とは違う形での敗北とみなされ、魔界側が何らかの救済策を講じようとしていたと推測される。このときの戦いで最後まで生き残りになった魔物が、ガッシュとゼオンの父親である。
体内魔物
ファウードの免疫細胞とも言うべき人工的に造られた魔物の総称。
全てがファウードの維持と保護を使命とし、またファウードの主の命令に従って行動する。
ファウードを管理する一族
遥か古代に封じられたファウードを監視し、復活しないように守り続ける部族。
総じて獅子を人型にしたような姿をしている。長い年月の間に使命感は衰退したらしく、今回の魔王を決める戦いに一族の代表として参加したリオウを勝たせるため、封印し続けなければならない筈のファウードを「人間界」に送り、復活させた。アニメ版のリオウはこの一族であり、その代表である。
ファウードを封印した一族
古代にファウードを封印した一族であり、アニメ版のアースはこの一族の代表である。
法律を管理する一族
魔界における法律を遵守し、またそれに違反する者を裁く部族。
法を守るという役目柄、魔王による統治からある程度外れているらしい。治安維持のために、現存する最大級の災厄であるファウードとバオウの存在を知らされている。アースはこの一族の代表である。

能力・エネルギー[]

術・呪文
魔物が発生させる、通常の物理法則では説明できない現象やエネルギーと、それを発生させるための言葉。「魔法」とも呼ばれる。魔界では魔物自身の魔力だけで出せるが、人間界において使うにはパートナーの力が必要不可欠であり、人間界においては「パートナーが自らに対応した本の読める文章(呪文)を感情を込めて朗読することで、本を介してパートナーの心の力が魔力に変換されて魔物が放つ能力」の総称。主に術は魔物が放つ現象やエネルギー、呪文は本に現れる文章の方を指す事が多い。
術の属性は、雷、聖、強化、重力、格闘、機械、氷、植物、風、大地、光、鋼、操り、音、爆発、息、水、炎、砂等がある。
術を発動させるための呪文は本に現われる物だが、本に記された呪文から術が生じるのではなく、魔物が力や精神を成長させたり強い想いを抱いた時、眠っていた魔物の力が術として現れ、それを発現させるための呪文が本に記されるというもの。
術は魔物の持つ素質や心の在り様によって生まれるため、大きな心境の変化でもなければ、その魔物の持つ術の効果はどこか似通った性質を持つことが多い。大概が何が目覚め、何が成長したのか把握出来ないため、その効果はほぼ予測不可能。
術の威力は術によりあらかじめ決まっている威力と、込める心の力、魔物本人の力により決定される。魔物本人の力は術に対応した「呪文」がどれだけの文字を使って現われているかである程度計る事が可能。費やされる部分が多いほど威力が強い。一度発現した呪文に費やされる分量が後に変動する事もあるがそれは非常に稀な例で、劇中ではガッシュにのみ見られる。
そして、呪文には法則があり、発動する術の性質をある程度表している(ギガノ、ディオガなどは術の規模を表す)。
魔物が元々持つ能力
魔物は種族によって様々な身体的特徴があり、中には特殊能力と呼ぶに値する強力なものもある。これはそれらの総称。魔物の体質による先天的なもの、学習や特訓によって体得できる能力など様々。
「魔力の感知」が主な例で、元々鋭い魔物もいるが、訓練によって鍛えられるためか保有者は多い。中には魔物自身の魔力を用いて発生させる「術」に近い物もあるが、こちらは呪文を唱える必要は無く、心の力を消費する事もないので区別が可能。
心の力
パートナーが魔物に術を発動させるにあたり消費するエネルギー。
劇中では「感情」と称される事も多く、文字通り精神的な力であり、本はこれを変換して魔物の術のエネルギー源とする。いわゆる精神力のようなもので、消耗する程に強い感情が薄れ、一つの精神的観念を維持する事が出来なくなる事から集中力のようなものであると思われる。精神を集中する、もしくは後述の月の石など外因によって回復できる。
魔力
魔物たちが持つエネルギー。詳細不明。
魔物たちの身体に流れており、魔物のイマジネーションで強弱や流れをコントロールできる。魔物の「術」を構成するエネルギーでもあるが、王を決める戦いにおいて魔物単体で「術」にこの力を使うことは出来ない。
使えば使う程溜まる力
バオウ・ザケルガを発動するのに必要なエネルギー。詳細不明。
心の力を消耗する程に溜まる謎のエネルギーであり、ある程度溜まるとバオウ・ザケルガを放てる。アポロはこれをテンションが増大するたびに芽生えるファイトのようなものと例えていた。ゼオン戦後のバオウはこのエネルギーを使う必要が無くなった。
答えを出す者(アンサー・トーカー)
どんな状況や疑問、謎でも、瞬時に「答え」を出せる能力。戦闘中ならば、どのようにしたら相手に攻撃を当てられるか、どのようにしたら相手の攻撃をよけられるかなどの「答え」が出せる。
ただし、出せる「答え」には状況や実力にもよるが限界はあり、例えば本人を見ないで予想として答えを出す場合は完全には正解が出せず、またあらゆる手段を用いても状況が打破できない場合は「答え」が出ない。
また、アンサー・トーカーの能力には優劣があり、アンサー・トーカーの能力を持つ者同士が戦った場合は、相手より優れた「答え」を出せる方が勝つ。
高嶺清麿とデュフォーがこの能力を持つ。清麿の力は後天的なものだが、デュフォーは生まれた時から持っている。
この能力が発動している時は必ず渦巻状に目が変わる。アンサー・トーカーの能力者でないにも関わらず、ナゾナゾ博士やエリーの目がアンサー・トーカーの目に変化している描写もあることから、渦巻状の目=アンサー・トーカーの能力者であるとは限らない。
超能力
ナゾナゾ博士の配下であるマジョスティック・トゥエルブのビッグ・ボイン以外が持つ能力。ただし実戦には全く役に立たなかった。
アニメ版のデュフォーもこう称される能力を持ち、テレパシーと念力が確認されている。

道具[]

「人間界」に送られてくる魔物の子供達が一冊ずつ持たされる、魔界の道具。「魔界の王を決める戦い」の運営の要であり、重要なキーアイテム。これが燃やされた場合、持ち主の魔物は王になる権利を剥奪され、魔界へ強制送還される。一冊ずつ全て色が異なり、本の色は基本的に変わることは無いがガッシュは一時的に本の色が赤から金色に変わった事があるほか、劇場版では全ての呪文を失った魔物の本は白くなる。アニメならびにそれをモチーフとしたTCG「金色のガッシュベル!! THE CARD BATTLE」では「魔本」と呼ばれる。
本には文字が記されているが、この文字は魔界の言語というわけでなく、通常の方法で解読することは出来ない。この文字の大部分は青くなっているが特定の条件(魔物の術の目覚めや、戦いの進行状況の告知など)が満たされると部分的に本の色に光り、対応するパートナーの人間は、色が変わった部分の文字を読めずとも何が書かれているかを「理解」することができる。
一度本に付いた火は水に漬けても消すことは出来ない。また、本は純粋な火や熱がなくとも、魔物の術により本が切られたり消滅して「破損」した場合は自然に発火することが作中で確認できる。ただし、作中において術に潰された場合は発火しなかったため、何らかの基準がある模様。本はさらに攻撃を加えるなどにより焼失が加速し、魔物もその分早く送還される。逆に言えば、完全に本が消滅しない限り、限定的に魔物は人間界に止まっており、同時に呪文も使用できるため、ガッシュの仲間となった魔物が最後のあがきとして消滅前に奮闘した場面が多々見られる。
様々な機能を有しているが、その原理は一切が不明。何らかの機能が発動すると発光して反応する。
以下、本が有している機能
  • 魔物を「人間界」に留める。また、人間界と魔界にある種の繋がりを作る。
  • 対応するパートナーの接近を感知し発光する。
  • パートナーの心の力を、魔物が術を放つための魔力に変換する。
  • 魔物の力や精神が成長を遂げた際に生まれた術に応じて、術に対応した部分の文字の色が変わり、呪文として読めるようになる。
  • 他の魔物やそのパートナーと出会いやすくなる。
  • 人間界に留まる魔物が30人減るごとに、対応する文字の色が変わり残りの魔物の数を告知する。魔物が残り10人になった時は王になった時の特権も伝えられ、本に触れることで残った魔物とそのパートナーに現在の魔界の状況を見せることができる。
  • 魔界にいる魔物の意思によってはその魂が憑依する事があり、憑依された本の持ち主は自らの心の力を消費することなく憑依した魔物の呪文を発動する事が出来る。戦いに参加している魔物でも、思いがあれば力のみを送る事が可能である。ガッシュはこの能力を駆使してクリアを撃破した。
  • アニメ版ではロップスとアポロの出会いの時に、第一の術のページに魔物の名前が書いてあることが確認できる。しかし、原作ではジェデュンの名前をパートナーのルンが他の魔物に聞くまで知らなかったり、アニメ版でもウマゴンの本名をパートナーのサンビームが知らないため、曖昧なアニメオリジナルの設定である。
  • アニメ版のみ、魔物が戦闘不能に陥るほどの大ダメージを負うと、術や火が本に触れてないのにひとりでに本が燃え出すような演出があった。
白い魔本
劇場版「101番目の魔物」に登場したオリジナルの魔本。もともと黒騎士の所有する本だったが、ワイズマンが盗み、人間界に持ち出す。基本的なルールはガッシュなど、人間界での闘いの参加者の魔本と同じであるが、「暴走した魔物の沈静化」を目的とするこの本は、相手が使用した術を吸収する能力を持っている。白い魔本が燃えると、吸収された術はもともとの所有者に戻る。また、魔本の効果以外にも、所有者の意思(劇場版ではコトハに対するお告げとして現れた)を魔本に反映させる事が可能である。
魔物が持つ道具
魔物達が所持し、用いる道具の総称。そのほとんどが「人間界」の技術では解明不能な物質で造られ、異能を起こす。
大きく分けて「魔物の肉体の一部」と「魔界の技術で造られた道具」の二種類が存在している。前者は所有者の肉体の一部であるため、壊れても時間が経てば修復され、また操作性が高い。後者は所有者とは別個に生じた生粋の「器具」であり、修復には修復機能を有した装置を備える必要があり、操作にもある程度の鍛錬が必要となる。
魔法のマント
ガッシュとゼオンが普段着ているマント。外見は色違いで、機能は同じ。高価な魔法の布で作られており、魔物が持つ道具では後者に該当する。魔力を使うことで着た者の意のままに動かしたり伸び縮みさせることが可能で、訓練次第で攻撃・防御ができたり、空を飛ぶことができる。胸元に付いているブローチが付いていれば、破れても時間と共に修復される。ちなみに、ティオの服にも同じようなブローチが付いている。
月の光
照明に特殊なフィルターを使うことで、石化された魔物を元に戻す呪文であるメドルウという呪文を再現した物。人間界に存在するの光と成分が似ているため便宜上「月の光」と呼ばれている。
後述の「月の石」が放つ光とも見た目は似ているが、実際にはこの2つの光は全く別の物である。ゾフィスは1000年前の魔物を従わせるために2つの光が似ていることを利用して造反と石の破壊を防いでいた。
月の石
ゾフィスが発明した謎の結晶体。原理・材質共に不明だが、その光は浴びた魔物や人間の傷を癒し体力や心の力を回復させる。空気に触れることで徐々に力を失っていき、小さな欠片だとその速度は早まる。この光の見た目が前述の「月の光」と似ていることから「月の石」と呼ばれる。
ゾフィスの本拠地の遺跡には巨大な月の石が浮遊しており、配下の魔物やそのパートナーの回復のほか、月の石の光が無い限り再び石に戻ってしまうという幻覚を見せ、1000年前の魔物達の石化に対する恐怖心に付け込み従わせていた。
その真の力はゾフィスの「心を操る力」の増幅装置であり、これを介する事によってゾフィスは40人余りの人間の心を常に操っていた。後にデモルト戦で、パティの「スオウ・ギアクル」により月の石本体は破壊された。
ファウードの回復液
ファウードに内蔵された機関が生成する液体で、これに浸ったり摂取したりする事で心の力や体力、怪我を癒す事が出来る。味はとてもマズイらしい。
雷の結晶
ゼオンの雷の結晶。「バルギルド・ザケルガ」を喰らった当事者の激痛を蘇らせる結晶である。これでゼオンはギャロンを介してチェリッシュを無理矢理ガッシュ達と戦わせた。ギャロンの腹部にしまってあったが、最終的にテッドの「ドラグノン・ディオ・ナグル」によって砕かれた。
手紙
魔界の紙で作られたと思しきレターセットで、王を決める戦いの終了後に参加者の下に現れる。1か月後ぐらいに来る。魔界の文字で書かれても、読む側は心に直接伝わるように作られており、一度だけ人間界に送付することが可能。写真なども添付可能のようである。
魔鏡
アニメ版のみに登場する魔界の禁断具で、魔物の力を上げる効力がある。鏡の裏には天馬、女神、鬼のような怪物が彫られている。
グリサが魔界から勝手に持ち出すが人間界に来る時3つに割れてしまった。その後、ガッシュとニャルラトが持っていたカケラを集めて元通りになったが、途中でひびが入り、割れてしまった。

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編集者[]

  • 1代目:畭俊之 - 第1話(2003年4月6日) - 第○話頃(200○年○月頃)
  • 2代目:村上正直
  • 3代目:袖崎友和
  • 4代目:高島雅
  • 5代目:不明
  • 6代目:飯塚洋介 - 第○話頃(200○年○月頃) - 最終話(2006年3月26日)

既刊一覧[]

『金色のガッシュ!!』 少年サンデーコミックス 小学館(発売日は[2]より)

  1. 2001年6月15日(2001年5月18日発売) ISBN 4-09-126231-7
  2. 2001年9月15日(2001年8月9日発売) ISBN 4-09-126232-5
  3. 2001年11月15日(2001年10月18日発売) ISBN 4-09-126233-3
  4. 2002年2月15日(2002年1月18日発売) ISBN 4-09-126234-1
  5. 2002年5月15日(2002年4月18日発売) ISBN 4-09-126235-X
  6. 2002年8月15日(2002年7月18日発売) ISBN 4-09-126236-8
  7. 2002年11月15日(2002年10月18日発売) ISBN 4-09-126237-6
  8. 2003年1月15日(2002年12月18日発売) ISBN 4-09-126238-4
  9. 2003年4月15日(2003年3月18日発売) ISBN 4-09-126239-2
  10. 2003年5月15日(2003年4月18日発売) ISBN 4-09-126240-6
  11. 2003年7月15日(2003年6月18日発売) ISBN 4-09-126451-4
  12. 2003年9月15日(2003年8月8日発売) ISBN 4-09-126452-2
  13. 2003年12月15日(2003年11月15日発売) ISBN 4-09-126453-0
  14. 2004年2月15日(2004年1月17日発売) ISBN 4-09-126454-9
  15. 2004年4月15日(2004年3月18日発売) ISBN 4-09-126455-7
  16. 2004年7月15日(2004年6月18日発売) ISBN 4-09-126456-5
  17. 2004年9月15日(2004年8月5日発売) ISBN 4-09-126457-3
    ※[特別版]白い魔本ブックカバー付 ISBN 4-09-159023-3
  18. 2004年12月15日(2004年11月18日発売) ISBN 4-09-126458-1
  19. 2005年2月15日(2005年1月14日発売) ISBN 4-09-126459-X
  20. 2005年4月15日(2005年3月18日発売) ISBN 4-09-126460-3
  21. 2005年8月15日(2005年7月15日発売) ISBN 4-09-127291-6
  22. 2005年9月15日(2005年8月5日発売) ISBN 4-09-127292-4
  23. 2005年12月15日(2005年11月18日発売) ISBN 4-09-127293-2
  24. 2006年4月15日(2006年3月17日発売) ISBN 4-09-120124-5
  25. 2006年7月15日(2006年6月16日発売) ISBN 4-09-120420-1
  26. 2006年10月15日(2006年9月15日発売) ISBN 4-09-120590-9
  27. 2007年1月15日(2006年12月16日発売) ISBN 4-09-120698-0
  28. 2007年3月21日(2007年3月16日発売) ISBN 978-4-09-121023-4
  29. 2007年6月23日(2007年6月18日発売) ISBN 978-4-09-121077-7
  30. 2007年9月23日(2007年9月18日発売) ISBN 978-4-09-121185-9
  31. 2007年12月20日(2007年12月15日発売) ISBN 978-4-09-121227-6
  32. 2008年3月23日(2008年3月18日発売) ISBN 978-4-09-121296-2
  33. 2008年6月23日(2008年6月18日発売) ISBN 978-4-09-121399-0
  • 少年サンデーコミックススペシャル 小学館 雷句誠
    • 初公開のびっくり情報や、お楽しみコラム、作者が明かすガッシュの謎…など「サンデー公式ガイド」。
      • 金色のガッシュ!! まるかじりブック 1 2003年8月15日(2003年7月18日発売) ISBN 4-09-127721-7
      • 金色のガッシュ!! まるかじりブック 2 2004年7月(2004年7月16日発売) ISBN 4-09-127722-5
  • てんとう虫コミックス 小学館 雷電/雷句誠
    • 『小学二年生』、『小学四年生』、『小学五年生』に掲載された金色のガッシュベル!!の4コマまんがをまとめたもの。
      • 金色のガッシュベル!! 4コマスペシャル 2005年7月(2005年7月28日発売) ISBN 4-09-143371-5
  • てんとう虫コミックス 矢高鈴央/雷句誠
    • 『月刊コロコロコミック』2003年5月号から2006年4月号まで連載された。内容はアニメや原作と異なり、ガッシュとキャンチョメとナオミちゃんのほぼ3人による4コマ漫画となっており、ナオミちゃんのおかしな行動にガッシュ達が巻き込まれるパターンが多かった。
  • 『ちゃお』2004年3月号から2005年4月号まで連載。作者は牧原若菜、単行本は未発売。内容はコロコロ版と同じく4コマ漫画だが、こちらは毎号2ページ前後のショート枠の扱いだった。

アニメ[]

  • 2003年4月6日から2006年3月26日までフジテレビ系で全150話が放送された。
  • 同じ日曜朝9時枠のアニメであった『デジモンアドベンチャー』から『デジモンフロンティア』までのデジモンシリーズとは関係が深い。
櫻井孝宏菊池正美前田愛藤田淑子,高橋広樹,折笠富美子など主演声優がレギュラー、準レギュラーで多く出演している。
大海恵の通っている神楽坂女学院は、『デジモンテイマーズ』に登場する牧野瑠姫の通う学校である。
  • ガッシュ役の大谷育江とゼオン役の高乃麗は、「金色のガッシュベル!!」以前にも「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」や「幽☆遊☆白書」、「ポケットモンスター」等で兄弟役として共演したことがある(ポケットモンスターでは大谷育江がサトシのピカチュウ、高乃麗がライバルのライチュウを演じていた)。

番組の終焉[]

  • 3年目には視聴率の低下などで関連グッズ売上も下火になり、劇場版も2作目では厳しい興行結果となった。
  • 連載途中である原作の進行に話が追いついたこともあり、2006年1月以降オリジナルの展開に入り、同年3月に終了した。終わり方はほとんど打ち切りに近いもので、特にアニメオリジナルで話をまとめるといったことはせずに、多くの謎と疑問や伏線の回収も無いまま終幕となった。
  • 主人公ガッシュ役の大谷育江の体調不良につき、2006年1月22日放送の第141話以降は吉田小南美が代役を務め、大谷が復帰しないまま番組終了を迎えた。

雑記[]

  • ガッシュ (gash) は英語スラング別の意味があるため、アメリカでは「zatch」に替えられ、『Zatch Bell!』として放送された。
  • 2005年5月22日の第108話からアバンタイトルが導入され、それと同時にA・Bパート間のCMが廃止され、「アバン - OP - CM - 本編 - CM - ED・次回予告」という、異例の放送フォーマットとなった(このフォーマットは『ゲゲゲの鬼太郎(第5期)』まで続いた)。

原作との相違点[]

戦闘面
シーンの追加、変更点が多い。また、過激な描写のある箇所はストーリーが変更されたり、描写が和らげられたりしている。
キャラクターデザイン・設定
恵やパティ等の一部のキャラクターの色指定が原作と違う。
ホウガンのデザインが全く異なり、ジェデュンの性別は男となっている。
ストーリー
原作で清麿・ガッシュの出番がない回では、2人のオリジナルサイドストーリーが描かれた。
アニメ版においてパートナーである大海恵との出会いの細かな経緯が第3期にオリジナルストーリーとして挿入されたが(第119話)、原作やTV放送第14話と矛盾したものになってしまっている(海に転落したティオが初めて意識を取り戻したのは恵の部屋のはずだったが、こちらでは病院になっているなど)。
原作ではファウード編は春休みの後半辺りで終了しているが、アニメでは夏になっている。
138話の話の展開が原作とはやや違い、139話から150話(最終回)まではオリジナル展開で描かれた。

スタッフ[]

  • 主要スタッフ
    • 原作 - 雷句誠小学館刊『週刊少年サンデー』連載)
    • シリーズディレクター - 中村哲冶→貝澤幸男
    • シリーズ構成 - 橋本裕志大和屋暁
    • キャラクターデザイン・総作画監督 - 大塚健
    • 美術デザイン - 渡辺佳人
    • 色彩設計 - 板坂泰江
    • 音楽 - 大谷幸
    • プロデューサー - 浜野貴敏→高瀬敦也、池田慎一、櫻田博之
    • 製作 - フジテレビ読売広告社東映アニメーション
  • 各話スタッフ
    • 脚本 - 橋本裕志、大和屋暁、成田良美、広平虫、山田隆司まさきひろ千葉克彦隅沢克之
    • 演出 - 中村哲治、川田武範、芝田浩樹、地岡公俊、角銅博之、佐々木憲世、志水淳児、貝澤幸男、西沢信孝、吉沢孝男、細田雅弘、今沢哲男、上田芳裕、深澤敏則
    • コンテ - 梅澤淳稔、芝田浩樹、吉沢孝男
    • 作画監督 - 山室直儀、清山滋崇、信実節子、浅沼昭弘、伊藤智子、上野ケン、出口としお、八島善孝、大塚健、竹田欣弘
    • 美術 - 渡辺佳人、清水哲弘、徳重賢

主題歌[]

オープニングはインターチャネル(現在CDの発売はインデックスミュージック)から発売。エンディングはポニーキャニオン所属の歌手によるタイアップ。

オープニングテーマ
カサブタ」(1話 - 50話)
作詞・作曲 - 千綿偉功 / 編曲 - 渡部チェル / 歌 - 千綿ヒデノリ
君にこの声が 届きますように」(51話 - 100話)
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - 谷本貴義
見えない翼」(101話 - 150話)
作詞・作曲・編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 谷本貴義
エンディングテーマ
PERSONAL」(1話 - 30話)
作詞・作曲・編曲 - T2ya / 歌 - 上戸彩
上戸はこれが縁となり、劇場版2作の主題歌を担当した。
「STARS -you don't have to worry about tomorrow-」(31話 - 58話)
作詞 - KING / 作曲・編曲 - MIKI WATANABE / 歌 - KING
つよがり」(59話 - 75話)
作詞 - 福田哲也 / 作曲・編曲 - 勝誠二 / 歌 - 喜多村英梨
「イデア」(76話 - 100話)
作詞・作曲 - 天野月子 / 編曲 - 戸倉弘智 / 歌 - 天野月子
「今日より明日は」(101話 - 125話)
作詞・作曲 - 芳賀俊和 / 編曲 - えちうら & MTTラボ / 歌 - えちうら
「★遊FEVER★」(126話 - 149話)
作詞・作曲 - 篠原ともえ / 編曲 - Kagami、篠原ともえ / 歌 - 篠原ともえ(最終話のみ)
「カサブタ」(150話)
作詞・作曲 - 千綿偉功 / 編曲 - 渡部チェル / 歌 - 千綿ヒデノリ
2番以降が使用された。
挿入歌
  • 「裸足の王様」(2話、3話、10話)
  • 「あなたが傍にいるだけで」(4話、6話)
  • 「僕はここにいる」(8話、22話)
  • 「ココロノチカラ」(9話)
  • 「チチをもげ!」(11話、18話、43話、51話、59話)
  • 「無敵フォルゴレ」(11話、18話、60話)
  • 「Destinyーあの日に帰ろう-」(12話)
  • 「光のプリズム」(14話、15話)
  • 「Happy Tomorrow☆」(15話)
  • 「約束の星」(35話)
  • 「Destiny〜あの日に帰ろう」(51話、60話、87話)
  • 「Love is living in my heart」(71話)
  • 「伝えて」(78話)
  • 「ベリーメロン」(89話)
  • 「Never Say BOIN BABY」(111話)
  • 「カサブタ(清麿バージョン)」(7話、31話)
  • 「コーラルQの変形体操」(105話、106話)

各話リスト[]

放送日はフジテレビ及び同時ネット局のもの。

放送日 話数 サブタイトル 備考
2003年
4月6日
1 魔界から来た電撃少年 第1話〜第50話までは、OPとEDの映像で旧フジテレビのロゴ(フジサンケイグループ統一書体。うる星やつら等の昔のフジ系の番組で見られたあの角張ったフォント)が使用された。[3]
4月13日 2 氷結呪文ギコルVSザケル
4月20日 3 第二の術ラシルド!
4月27日 4 100人の魔物の戦い
5月4日 5 黒い刺客ブラゴとシェリー
5月11日 6 消えた赤い魔本
5月18日 7 植物園の決闘
5月25日 8 やさしい魔物コルル
6月1日 9 第三の術ジケルド
6月8日 10 エリート魔物エシュロス
6月15日 11 無敵フォルゴレ
6月22日 12 シェリー運命の狂詩曲(ラプソディー) ※6月29日は『FNSの日』のため放送休止
7月6日 13 対決ガッシュ対ハイド アニメオリジナルストーリー
7月13日 14 おてんばティオとアイドル恵
7月20日 15 ガッシュとティオの新たなる誓い
7月27日 16 冷凍庫対決 不死身のロブノス
8月3日 17 清麿のカレーな夏休み
8月10日 18 追え! ロンドンのチチもげ魔
8月17日 19 悪の花咲く呪いの城
8月24日 20 大崩壊! バルトロの逆襲
8月31日 21 もうひとりのガッシュ
9月7日 22 踊りつづける緑の戦士
9月14日 23 メルメルメ〜! 燃えよウマゴン
9月21日 24 自由の旅人アポロ
9月28日 25 決戦! 勝利への執念
10月5日 26 ガッシュの一日
10月12日 27 わが息子ダニー
10月19日 28 ティオと恵の大冒険
10月26日 29 激闘! 遊園地バトル
11月2日 30 ガッシュとティオ 最強のコンビネーション
11月9日 31 魔鏡編 カワイイ転校生! アニメオリジナルストーリー
11月16日 32 魔鏡編 詞音の悲しき秘密
11月23日 33 魔鏡編 三つのかけらがそろう時
11月30日 34 魔鏡編 夕日に染まった涙
12月7日 35 魔鏡編 灼熱の最終決戦
12月14日 36 激突! ガッシュVSナオミちゃん
12月21日 37 愛をつらぬけ! 香港純愛娘
12月28日 38 恋の鉄拳! ゴウ・バウレン ※1月4日は放送休止
2004年
1月11日
39 絶体絶命! 姿なき狩人(ハンター)
1月18日 40 キャンチョメ、兄ちゃんになる
1月25日 41 大逆転! 無敵キャンチョメ
2月1日 42 非情なる敵 ゼオンとデュフォー
2月8日 43 正義のヒーロー カマキリジョー
2月15日 44 バリーからの挑戦状
2月22日 45 果てしなき死闘 ガッシュVSバリー
2月29日 46 メルメルメ〜! ウマゴン危機一髪!?
3月7日 47 雪原鳴動!! 王者の風格
3月14日 48 忍びよる邪悪! 石版の謎
3月21日 49 ナゾナゾ博士と12人の刺客(マジョスティックトエリブ)
3月28日 50 発動! 第六の術ラウザルク!!
4月4日 51 強襲!! 仮面の悪魔ロード 石版編開始
アニメオリジナルストーリー。

第51話からはOP、EDの映像で現在のフジテレビのロゴ(目玉マーク)が使用されている。

4月11日 52 愛しのガッシュ! 私はパティ!
4月18日 53 ガッデーーーーム!! 怒りの水龍(スオウ・ギアクル)
4月25日 54 公園ファイト! ガッシュVS清麿!?
5月2日 55 パティ逆襲(リベンジ)!! とき放たれた刺客たち
5月9日 56 希望の光・サイフォジオ
5月16日 57 熱砂の闘い ブラゴVS静寂の三闘士(サイレント・ルーラー) アニメオリジナルストーリー
5月23日 58 打倒ロード! それぞれの決意
5月30日 59 突入デボロ遺跡! キャンチョメ大作戦!!
6月6日 60 攻防! 激流の迷宮(ラビリンス)
6月13日 61 一千年の悲しき呪縛
6月20日 62 Vの衝撃 ベリーメロン!!
6月27日 63 ブルァアア!! 紳士怒りのチャーグル
7月4日 64 猛攻ダルモス! 砂上の決死戦(デスマッチ)
7月11日 65 メルメルメ〜! ウマゴン電光石火!!
7月18日 66 守り抜け! 約束の赤い魔本 ※7月25日は『FNSの日』のため放送休止
8月1日 67 すばらしきかなマジョスティック12
8月8日 68 暴走!? ティオの告白大作戦! アニメオリジナルストーリー
8月15日 69 撃破せよ! 邪悪なるゾフィスの野望
8月22日 70 絶体絶命!! 立ちふさがる四天王
8月29日 71 愛すればこそ…うなれ哀しみの猛虎爆裂拳(ラオウ・ディバウレン)
9月5日 72 歌え歌え! 恐怖のベルギム・E・O
9月12日 73 ありがとう僕の王様 ミコルオ・マ・ゼガルガ
9月19日 74 閃光乱舞! 孤高の戦士パムーン
9月26日 75 打ち砕け! 封印千年 屈辱の記憶
10月3日 76 逃げ道なし!! 卑劣なるゾフィス再臨
10月10日 77 シェリー気高き輪舞(ロンド) 炸裂バベルガ・グラビドン
10月17日 78 もう戻らない! レイラの孤独な闇
10月24日 79 うごめく悪魔 最後の四天王登場
10月31日 80 野獣デモルト! 戦慄の雄叫び
11月7日 81 勝機(ひかり)を求めて…湧きあがれふたりの闘志
11月14日 82 わがままパティ 惜別のスオウ・ギアクル!!
11月21日 83 熱き思いよとどけ! 第7の術ザグルゼム
11月28日 84 凶獣デモルト最終決戦!!
12月5日 85 迷えるシェリー断ち切れぬ絆!
12月12日 86 逆襲のゾフィス 友情の最終決戦!!
12月19日 87 思いよココに届け! シェリー渾身のディオガグラビドン!!
12月26日 88 シェリー・ブラゴ 新たなる門出 石版編終了
※1/2は放送休止
2005年
1月9日
89 新春スペシャル 華麗なるVよ再び!! アニメオリジナルストーリー
1月16日 90 ただいま…そして嵐のテストバトル
1月23日 91 ナオミちゃんを追跡せよ!! アニメオリジナルストーリー
1月30日 92 我が心のキッド ナゾナゾ博士新たなる誓い
2月6日 93 異世界からの声! 命運つきた魔物たち!! アニメオリジナルストーリー
2月13日 94 異世界の扉! ガッシュVSブラゴ最強対決
2月20日 95 異世界放浪! 襲いかかる鉄の軍団
2月27日 96 異世界決闘! シェリーのいないブラゴ
3月6日 97 異世界の覇者! 復讐に牙むくマエストロ
3月13日 98 異世界大決闘! ガッシュ・ブラゴ二大奥義炸裂
3月20日 99 愛と青春のモンモン先生 清麿悲劇の惨敗
3月27日 100 もげよフォルゴレ! 愛と悲しみのバグパイプ アニメオリジナルストーリー
4月3日 101 新たなる脅威 風を語る少年 バオウ抹殺! ファウード編開始
4月10日 102 月夜の動乱 友情の拳 アース一撃必殺!
4月17日 103 テッドの哀歌(ブルース) 風の中の少女 運命の再開 アニメオリジナルストーリー
4月24日 104 ライバルはアイドル 恋の火花 鈴芽の勝利??
5月1日 105 Q襲! Q極変形? わが名はコーラルQ
5月8日 106 ピンチ到来 逆襲のQ! 全呪文封殺!?
5月15日 107 電撃連鎖! 究極進化!? 新たなるバオウ!!
5月22日 108 ホームシック!? 華と母上 さまよえるガッシュ アニメオリジナルストーリー
5月29日 109 北国の決闘 宿命のライバル ウマゴン氷結!!
6月5日 110 猛襲カルディオ! 雪原に燃やす闘志 ウマゴン新たな炎
6月12日 111 踊って! 弾けて! 揺れる! 大空港
6月19日 112 回る! 回る! 転ぶ! 転ぶ! 爆裂アイススケート!!
6月26日 113 友からの手紙 本を燃やせ!! レインの正体
7月3日 114 弱虫カイル ヒゲのパピプリオ ロデュウの罠
7月10日 115 猛攻ロデュウ 瀕死のレイン 目覚めよカイル
7日17月 116 最大呪文炸裂! ガルバドス・アボロディオ レインの夢
7月24日 117 恋愛カンフー 悲劇ウォンレイ 恋歌終章 アニメオリジナルストーリー
※7月31日は『FNSの日』のため放送休止
8月7日 118 連れ去られたガッシュ! 海の上の罠 ダルタニアン撃沈 アニメオリジナルストーリー
8月14日 119 ティオの元気 ただ一人のパートナー 傷が癒える時
8月21日 120 見られてオヨヨヨ〜 ときめくモモン ティオ爆発!
8月28日 121 目覚めよジェラシー 怒れる女神 チャージル・サイフォドン
9月4日 122 かぐや伝説 ガッシュの夏祭り 月へ帰った少女 アニメオリジナルストーリー
9月11日 123 唸れプライド バリーVSテッド 消えるのはどっち?
9月18日 124 別れの予感 鈴芽の告白 愛と青春のハイキング
9月25日 125 非情なるリオウ 呪われし魔物 いざファウードへ
10月2日 126 戻れない旅 ゆれる決意 ファウードの正体!
10月9日 127 ファウード到着! 決死の突入 待っていた刺客
10月16日 128 キース・ブザライ 死の交響曲 さらばキャンチョメ
10月23日 129 奇跡の新呪文 ディマ・ブルク ぼくは弱虫じゃない!
10月30日 130 ブザライ猛攻 ディオガ対バオウ 逆転への連鎖
11月6日 131 王の覚悟 友か? 世界か? ガッシュの決断
11月13日 132 胃の中の試練 難問突破 ティンティンチャンス
11月20日 133 冷徹ザルチム 呪いの真実 立て! アリシエ
11月27日 134 誰がために戦う ウォンレイとアリシエ 苦悩の決断
12月4日 135 ファウード決死圏 心臓打つ魔物 モモンの涙
12月11日 136 迫るファウード復活 帰還装置始動 立ちふさがるライバル
12月18日 137 呪いのタイムリミット 封印を砕け! 届けガッシュの想い
12月25日 138 魔導巨兵ファウード 絶望の中の光 清麿の秘策 ※1月1日は放送休止
2006年
1月8日
139 脳を目指せ! 爆走ファウード 必死の再突入 ここから最終回まで全てアニメオリジナルストーリー
1月15日 140 王にはなれぬ者 決死! ウォンレイ 最後の鉄拳
1月22日 141 燃えろウマゴン 氷結カルディオ 勝利へ走れ!! ここからガッシュ役が交代
1月29日 142 閉ざされた部屋 アリシエの戦 因縁再び
2月5日 143 命を燃やせ 戦人アリシエ 決着!? ザルチム
2月12日 144 ぼくらは王様 キャンチョメとモモン 倒せキース!
2月19日 145 届かない叫び テッドvsチェリッシュ 王より大切なもの
2月26日 146 ファウードの守護者 アースからガッシュへ 託される未来
3月5日 147 反転する未来 雷帝ゼオン 破滅への序曲
3月12日 148 怒涛ゼオン 二つの宿命 ガッシュの秘密 ※3月19日は放送休止
3月26日 149 バオウを継ぐもの ガッシュVSゼオン ジカディラスの雷 2本立て1時間スペシャル
150 決戦!ファウード 金色の輝き やさしい王様(最終回)
  • キーステーションのフジテレビとサガテレビでは3月19日の放送が休止となり、3月26日に149話と150話が2本立ての1時間スペシャルとして放送された。そのため149話は一部地域で先行放送された。また、サガテレビ以外の「ガッシュ」同時ネット局では150話も30分先行放送された。

放送局[]

放送局 放送期間 放送日時 遅れ
フジテレビ 2003年4月6日 - 日曜 9:00 - 9:30 0日
北海道文化放送
岩手めんこいテレビ
仙台放送
さくらんぼテレビ
新潟総合テレビ
石川テレビ
長野放送
テレビ静岡
テレビ西日本
サガテレビ
岡山放送 2003年4月10日 - 木曜 16:25 - 16:55 4日
東海テレビ 2003年4月11日 - 金曜 16:00 - 16:30 5日
テレビ新広島
富山テレビ 2003年4月12日 - 土曜 6:30 - 7:00 6日
テレビ熊本 2003年4月17日 - 木曜 15:30 - 16:00 11日
山陰中央テレビ
関西テレビ 2003年4月18日 - 金曜 16:26 - 16:56 12日
テレビ愛媛 2003年4月20日 - 日曜 6:30 - 7:00 14日
福井テレビ 2003年4月29日 - 火曜 16:27 - 16:57 23日
秋田テレビ 2003年4月30日 - 水曜 16:25 - 16:55 24日
福島テレビ 2003年5月4日 - 金曜 15:30 - 16:00 28日→103日
高知さんさんテレビ 2003年5月6日 - 火曜 16:05 - 16:35 30日
鹿児島テレビ
テレビ長崎 2003年5月7日 - 水曜 15:30 - 16:00 31日
テレビ宮崎 2003年6月20日 - 金曜16:30 - 17:00 75日

テンプレート:前後番組

DVD[]

本編のDVDは2003年11月19日から2007年3月21日に発売。50話まで無印、51話から100話が第2シーズン、101話から最終回までが第3シーズンと50話ずつ3シリーズに分かれており各17巻。

映画[]

配給は東映。

  • 劇場版『金色のガッシュベル!! 101番目の魔物』(2004年8月公開)監督 - 志水淳児、主題歌 - 上戸彩涙をふいて
  • 劇場版『金色のガッシュベル!! メカバルカンの来襲』(2005年8月公開)監督 - 五十嵐卓哉、主題歌 - 上戸彩「風をうけて

ゲーム[]

PS2及びGCソフトはすべてバンダイ、GBAソフトはバンプレストから発売。後に両社ともゲーム事業をバンダイナムコゲームスに移管している。

脚注[]

  1. ただし、自身の術が何らかの物体に当たって起きた炎に第三者の手で本が投げ込まれたり、魔物やパートナーが自らの意志で第三者に渡して本を燃やしてもらうなど第三者を介したケースの場合はこの限りではない。
  2. 小学館オンライン
  3. DVDの映像ソフトの際にはオープニング、エンディング映像で現在のフジテレビのロゴマークに差し替えられている。

外部リンク[]

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