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金色のガッシュ!! > 金色のガッシュ!!の登場人物

テンプレート:ネタバレ冒頭 金色のガッシュ!!の登場人物(こんじきのガッシュのとうじょうじんぶつ)とは、雷句誠漫画作品『金色のガッシュ!!』および同作を原作としたテレビアニメ『金色のガッシュベル!!』の登場人物の一覧である。

主要キャラクター(魔物と本の持ち主)[]

ガッシュペア[]

詳細はガッシュ・ベルと高嶺清麿を参照

2人の主人公。

ガッシュ・ベル
声 - 大谷育江[1話 - 140話]→吉田小南美[141話 - 最終話]/摩味(サンデーCM劇場)
電撃系の術を使う。
高嶺清麿(たかみね きよまろ)
声 - 櫻井孝宏福山潤(サンデーCM劇場)
ガッシュの赤色の本の持ち主。天才的な頭脳の持ち主。

ティオペア[]

詳細はティオと大海恵を参照

ティオ
声 - 釘宮理恵
ガッシュの幼なじみである勝気な魔物の少女。ほとんどの魔物が攻撃系の魔法が主体であるのに、強力な盾や回復等、戦闘補助の術がほとんどという極めて稀な存在。
大海恵(おおうみ めぐみ)
声 - 前田愛
ティオの朱色の本の持ち主。高校生で超人気アイドル歌手

キャンチョメペア[]

詳細はキャンチョメとパルコ・フォルゴレを参照

キャンチョメ
声 - 菊池正美
アヒルの嘴のような口をした魔物。変身や小型化等、主に敵を撹乱する術が多い。
パルコ・フォルゴレ
声 - 高橋広樹
キャンチョメの黄色の本の持ち主。イタリア出身の世界的映画スター。自称「絶世の美男子」「イタリアの英雄」。女に目がなくスケベである。情けない顔をすることも多いが、その肝っ玉の強さは本物。

ウマゴンペア[]

詳細はウマゴンとカフカ・サンビームを参照

ウマゴン
声 - こおろぎさとみ
仔馬の姿をした魔物。機動力に長けていて仲間を乗せて移動したり、スピードを活かして相手を翻弄することもできる。
カフカ・サンビーム
声 - 郷田ほづみ
ウマゴンの薄橙色の本の持ち主。イギリスドイツ人で、自動車の走っていない国に自動車を普及させるという夢のため、日本の自動車メーカーに技術者として研修に来ている。

ブラゴペア[]

詳細はブラゴとシェリー・ベルモンドを参照

ブラゴ
声 - 小嶋一成
魔界ではかなり名の知られた、強力なエリート魔物。重力を操る術を使う。
シェリー・ベルモンド
声 - 折笠富美子
ブラゴの黒色の本の持ち主。フランスの名門ベルモンド家の令嬢。ゾフィスのパートナーにさせられた親友ココを救うために魔物の戦いに身を投じた、岩のように強固な信念の持ち主。

王を決める戦いの主要サブキャラクター[]

ゼオンペア[]

詳細はゼオンとデュフォーを参照

ゼオン・ベル
声 - 高乃麗
ガッシュの双子の兄で、通称「雷帝」と呼ばれている。ガッシュにとって最大の敵の一人。原作とアニメ版では内面の掘り下げ具合の事情により、性格に若干の違いが見られた。呪文はガッシュと同じ「ザケル」などの電撃系。
デュフォー
声 - 緑川光
ゼオンの銀色の本の持ち主。寡黙で冷静沈着であり、まるで感情を見せない。極めて頭が良く、確実に相手を倒す天才的な戦闘センスを持つ。答えを出す者(アンサートーカー)の能力も持っている。実験材料として、とある科学者に北極の実験施設に拘束された過去を持つ。

ウォンレイペア[]

詳細はウォンレイとリィエンを参照

ウォンレイ
声 - 石田彰
ガッシュたちより年上の魔物。術と拳法を組み合わせて戦う。優しく穏やかな性格。「守る王」を目指す。
リィエン
声 - 池澤春菜
ウォンレイの薄い青紫の本の持ち主。香港マフィアの首領の娘という境遇ゆえに、まともに男と付き合ったことがなかったが、ウォンレイと出会い、相思相愛の仲となる。

ゾフィスペア[]

詳細はゾフィスとココを参照

ゾフィス
声 - 藤田淑子
爆発系の術を使い、人の心を操ることができる特殊能力も持つ魔物。アニメ版ではチェリッシュの家を燃やしテッドに罪をかぶせた。仮の名前を「ロード」と名乗る。
ココ
声 - 西村ちなみ
ゾフィスのパートナーで、濃い赤紫色の本の持ち主。貧しいながらも心優しい女性。ゾフィスへの協力を拒否したために邪悪な別人格を植え付けられてしまい、操られるままゾフィスと共に悪事の限りを尽くす。

コルルペア[]

コルル
声 - 桑島法子
心優しい魔物の少女。戦いを望んでいなかったにもかかわらず、強制的に戦いに参加させられた。彼女の持つ術は、発動すると別人格「ゼルク」が生まれ、普段とは正反対の凶暴な性格になってしまう[1]。ガッシュとは、ティオやウマゴン同様、魔界学校の同級生であったが(現に、人間界で初めてガッシュと会った時に彼の名前を言おうとした)、彼の記憶がないことを察知し、知らぬふりをして平和に過ごそうとしていた。ガッシュと対峙した後、これ以上周囲に迷惑をかけてしまうことを防ぐため、自ら本を燃やしてくれるよう頼み、魔界へと帰っていった。ガッシュが「やさしい王様」を目指すきっかけとなり、それ以降は回想シーンで度々登場している。
後にクリア完全体との最終決戦において、ガッシュの金色の本の力で再登場。コルルの心を象徴するような「やさしい術」を持ってガッシュたちを守れることを心から喜ぶ姿を見せた。
人間換算年齢:6歳。好きな食べ物:魚、ホットケーキ牛乳。趣味:ティーナ(人形)遊び、しおりと遊ぶこと。
  • 呪文
    1. ゼルク:凶暴な別の人格が現れ、同時に凶暴な姿に肉体強化される術。サンデー掲載時ではバルクという名称だった。
    2. ゼルセン:腕をロケットパンチのように飛ばす術。サンデー掲載時ではバルセンという名称だった。
    3. シン・ライフォジオ:自分を含む任意の対象を柔らかい光で包み込む。その光の中にいれば、水の中であろうと宇宙空間であろうと「生命」を守ってくれる。魔界で魂だけの存在になっていた時、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ、ガッシュの金色の本に憑依した時に現れた術。生まれ持った素質ではなく、コルル自身の優しく強い想いから生まれた術。
    4. ゼルルド:カードゲームオリジナル呪文。体に力を込め、攻撃を回避する術。
    5. ラージア・ゼルセン:ゲームオリジナル呪文。ゼルセンよりも腕を巨大にし、相手めがけて飛ばす術。
    6. ジオ・ラ・ゼルド:ゲームオリジナル呪文。自分の周囲から巨大な爪が生え、近くの敵を一掃する術。
    7. ゼラルセン:カードゲームオリジナル呪文。爪を四方八方に飛ばして相手を攻撃する術。
しおり
声 - 今井由香
コルルのピンク色の本の持ち主。高校生。両親は仕事漬けで、家では寂しい日々を過ごしていたが、コルルと出会い、共に過ごす。コルルとは、雨の日の学校帰りに出会った。もし身寄りがなければそのままコルルを妹として引き取ろうとしたが、本の運命に逆らえず、結局コルルと別れることになった。
アニメ版では24話に再登場しており、母親と買い物に行ったりするなど、両親とのわだかまりがなくなった様子がうかがえる。コミックス最終巻ではコルルからの手紙を読んで涙する彼女の後ろに、以前コルルに作ってあげた花の冠が飾られている描写が追加されている。

ロップスペア[]

ロップス
声 - かないみか
ガッシュの仲間でテントウムシのような姿をした魔物。手のひらから発するロープを用いた術を主体とする。ガッシュたちと戦って引き分けたが、後のオランダの地でゼオンに敗れた。「かう〜」としかしゃべれない。酸っぱいものが苦手。クリアとの最終決戦では、ガッシュの「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」に、先陣切って力を与えていた。魔界で復活後はデモルト、コーラルQと土木作業で活躍している。また、梅干しが苦手であり、ミカンは焼かないと食べないらしい。
人間換算年齢:5歳。好きな食べ物:魚、鮭おにぎり、のりまき。趣味:旅、釣り、音楽鑑賞。
  • 呪文
    1. リグロン:フック付きのロープを使って物を持ち上げたり投げたりする術。
    2. ディノ・リグノオン:複数ので巨大な岩等を持ち上げ、相手にぶつける最大術。
    3. リグロセン:先端に矛の付いたロープを何本も放って攻撃する術。
    4. リグロオン:ゲームオリジナル呪文。刃のついた鎖を複数放つ。
アポロ・ジェネシス
声 - 関俊彦
26歳(12月20日生まれ)。ロップスの空色の本の持ち主。いち早く危険などを察することの出来る、天才的な勘の持ち主。アメリカの巨大財閥の御曹司で、当の本人は謙遜している故、限られた時間で自由を満喫するために、ロップスと共に世界中を旅して回っていた好青年。ロップスとは、旅の途中で出会った。初めは王を決める戦いなどには興味がなかったが、「優しい王様」になるという強い信念を持っているガッシュと清麿を見て、自分たちも目指すことを決意する(アニメ版では「自由な王様」という具体的な名称での目標を掲げた)。ロップスを失った後も財閥の社長として清麿達に飛行機や船を提供するなど、スポンサーとして資金面から何かと協力している。社長になった後はスーツやネクタイに太陽が描かれている。

パピプリオペア[]

詳細はパピプリオとルーパーを参照

レオパルドン・パピプリオ
声 - 山崎みちる
王子様のような格好をしたチビっ子魔物。努力家ではあるが幼稚でワガママ、臆病でその上セコイ。さまざまな効果を持った液体を吐き出す術の使い手。
ルーパー
声 - 桜井ちひろ
パピプリオの本(濃いターコイズブルー)の持ち主。ファウード編からはパピプリオを「パピー」と呼ぶ。過去に7歳の息子を心臓の病気で亡くしており、パピプリオを我が子のように可愛がっている。

アースペア[]

アース
声 - 梅津秀行
鎧とマントに身を包み、相手の力を吸い取る剣を使う騎士魔物(鎧には時計が組み込まれている)。本来の一人称は「俺」だが、後述のエリーとの約束のため、普段は「某(それがし)」を使っている。剣道のすり足まで使う、侍のような面も見せる(このすり足はとてつもなく速い)。「魔界の法を守る一族」(それゆえに王になり魔界が平和になるような法律を作ろうとしていた)。主に剣を利用する術を使う。術とは別に、前述の手にした剣「ヴァルセーレの剣」は触れた魔物の力を奪い、蓄える能力がある。魔物としての気配を消す技も習得しており、この技でザルチムのような魔物を察知する魔物を欺いたりもした。ファウードに並ぶ脅威であると彼らが危険視していた力“バオウ”を抹殺するためガッシュと戦うが、ガッシュを助けるために現れたテッドは力を吸い取る速さより、「〜・ナグル」の術で力が強化されるほうが速く、苦戦し、この時点でのバオウの力を見極めたことで一時退却。ファウード内部でカルディオと共に気配を消したところでガッシュたちと出会い再戦するが、リオウに呪いをかけられたエリーの命を救うため、彼らに協力することになる。エリーへ従うように行動し、その命令には逆らわない。これはエリーと共に戦う時に決めた約束によるもので、「某(それがし)」という一人称や侍のような口調も、その時から使い始めた。主がゼオンに変わった時、カルディオと共に「ファウードを魔界に還す装置」の死守に向かった。カルディオの決死の協力を仰いで心臓魔物を滅ぼし、破損した「ファウードを魔界に還す装置」の修復作業を完成、みごとファウードを魔界へと送還した。この時にバオウの「覚醒後(+ゼオンの力)の姿」を見て度肝を抜かれたような表情が描かれているが、この時彼(とエリー)が驚き以外のどんな感情を抱いたかは現時点では不明。残り魔物が10体になった直後に現れたゴームと戦うが、エリーの病気が再発したことで、エリーを助けるために自分の本をゴームたちに渡そうとする。しかし、パートナーのミールからクリアのこと、彼が魔界の魔物を滅ぼすを聞き、ゴームを倒すため最大術を使うが、ゴームの術に打ち破られ、その術で襲われるエリーを助けつつ本を燃やされる。消えゆく中、一族を守れなかった事自身が消滅する事に絶望するも、エリーの一喝で希望を取り戻し彼女が今までパートナーでいてくれた事に感謝を抱きながら魔界へ帰った。その後はクリア完全体との決戦で、ガッシュの金色の本を通して出現。クリア完全体の尾を切り飛ばすなどの活躍でガッシュを助けている。ガッシュの戴冠後は王の教育係としても活躍している模様。
アニメ版では代々ファウードを封印した一族という設定で、人間界にファウードを持ち出したリオウの一族が許せず、リオウと戦い、最初は圧倒する。その後、リオウに回復液で何度も回復され、反撃する力が尽きるが、リオウがかけた扉により体内魔物に苦戦するガッシュたちを見て、ガッシュに全てを託すつもりで扉の解除に向かう。リオウからの攻撃を何度も食らいながら耐え、ガッシュたちを足止めしていた扉を解除し、それと引き替えにリオウの最大呪文を受けて本を燃やされ魔界に送還された。
  • 呪文
    1. ソルセン:剣から剣閃と共に実体となった刃状のエネルギーを放つ。
    2. ゴウ・ソルド:剣を強化する。ソルドの強化版。
    3. ジャン・ジ・ソルド:エネルギー状の巨大な剣を降らせて攻撃する。
    4. ボルセン:幻影を作り出す。
    5. ウルソルト:剣を振るスピードを上げる。
    6. ジェルド・マ・ソルド:居合いの構えを取り、間合いに入った敵を瞬時に切り裂く。
    7. バルバロス・ソルドン:「3つの奥の手」と呼ばれているアースの呪文の一つ。術を放つ前に前口上があり、「我が封神の型をとりて、一心に彼奴の術を打ち破らん!!!」と叫び(前口上無しで術を使ったこともある)、巨大な腕に握られた剣(アースの持つ剣と若干似た形)が現れて横に斬り裂くように攻撃する。「〜オウ」系の術に対して最もその威力を発揮する性質を持つ。
    8. ギャン・バギャム・ソルドン:「3つの奥の手」と呼ばれているアースの呪文の一つ。術を放つ前の前口上として「一打粉砕に怒渇の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん!!!」と叫びながら、剣を手刀で何度も打つ(前口上なしで術を使ったこともある)。巨大な腕の一方が柄を握り、もう一方の手が拳の形で剣の上に添えられた片刃剣が現れ、上から前口上の通り叩き割るように攻撃する。術自体の攻撃力でいえばアース最強呪文である。
    9. ゴディマ・ソルド:武器の剣に気をまとわせ、相手を切り裂く。
    10. ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドン:「3つの奥の手」と呼ばれているアースの呪文の一つ。術を放つ前に前口上があり、「ヴァルセーレの剣に吸い込みしよろず魔物の魔力を放ち、万物を砂塵へと変える千手剛剣とならん!!!」と叫び、今まで剣で吸い取った魔物の力を一気に放出、自分の持つ剣からさまざまな形の剣を前口上の通り千本放ち攻撃する。その中には「バルバロス・ソルドン」や「ギャン・バギャム・ソルドン」の際に現れる剣も含まれている。その威力は今までにどれだけ魔物の力を吸い取ったかに比例する。
    11. ソルド:剣を強化し、相手を斬り裂く呪文(魔界への送還直前に登場したが、アースがエリーと会った後、魔物に襲われたとき、エリーが彼を助けるため初めて使った術なので、第1の術である)。
    12. シン・ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドン:ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドンの強化版。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
エリー
声 - 吉田小南美
アースの本(マゼンタ)の持ち主で、彼を臣下のように従える少女。その幼さに反して常に冷静で、状況判断に長ける。アースとの出会いは、夜中に病室で出会った。アースは病室の窓の鍵を外から剣先で切断して侵入しようとしていたが、事情を知らない他人から見れば明らかに不審者であり、エリーはそれを見て泣いていた。
自分の命を犠牲にしようとしてまでファウード復活を食い止めようとした強固な信念の持ち主。元々は呼吸器系の難病に冒されていて(ゴームとの対決直前までは影響はなかった)生きる希望を失っていたが、自分にもできること(アースを王にすること)があると気づき、彼と共に戦う道を選んだ。一人称は「余(よ)」もしくは「俺」。本来の一人称は「私」であり女の子の口調だったのだが、アースに頼まれてずっと男っぽい口調で話していた。

バリーペア[]

詳細はヴィンセント・バリーとグスタフを参照

ヴィンセント・バリー
声 - 置鮎龍太郎
圧倒的な強さを誇るものの、目指すべき王の形を見つけられず、ひたすら強さだけを追い求めていた魔物。
ファウード編でガッシュ達を守り魔界へ帰った。
グスタフ
声 - 石塚運昇
バリーの本(コバルトブルー)の持ち主。彼に戦いの意味を見つけさせるため、ガッシュたちと戦わせる。

キッドペア、マジョスティック・トゥエルブ[]

詳細はキッドとナゾナゾ博士を参照

キッド
声 - 岡村明美
おもちゃの人形のような姿をしたチビッ子魔物。
ナゾナゾ博士にウソと言われる度にかなりのショックを受けている。
ナゾナゾ博士
声 - 納谷六朗
キッドの本(グレー)の持ち主。「何でも知ってる不思議な博士」を自称し、それはやや誇張ではあったものの、魔物の戦いについては実際にかなりのことを把握していた。
清麿ペアと恵ペアに新しい呪文を読めるようにさせた。
MJ12
マジョスティック・トゥエルブの略称。ナゾナゾ博士に従うアメリカの超能力者集団。

清麿の両親[]

高嶺華(たかみね はな)
声 - 山崎和佳奈
清麿の母。料理上手なパート主婦。多少の物事には全く動じないかなりののんびり屋だが、子供の教育に関しては結構厳しい。
高嶺清太郎(たかみね せいたろう)
声 - 置鮎龍太郎
清麿の父。イギリスの森の中で倒れていたガッシュを助け、清麿の元へ送る。イギリスの大学の考古学教授で、魔物の事についても研究している。妻同様かなりののんびり屋で、イギリスで清麿と再会したものの、本人は捕まっているのにもかかわらず捕まっていた村の子供達に授業をしていたので、キレた清麿と大ゲンカになった。だが、ガッシュのおかげで自分を変えた清麿を認めている。その後も清麿への援助を行っている。

モチノキ第二中学校[]

生徒[]

水野鈴芽(みずの すずめ)
声 - 秋谷智子
清麿の初めての友達で、ガッシュが来る前から清麿のことを理解していた同級生。通称「スズメ」。親身に接したためか、清麿に好意を持っている。かなりの天然ボケだが、まっすぐで純粋な性格をしており、優しい心の持ち主。パンツは白。魔物の戦いについては何も知らないが、清麿が自分たちとは何か違うことをやっているとは感じている。料理は全く駄目だが、なぜか包丁さばきだけは得意で、よく果物に顔の絵を描いている。訪れた病院内で何度も迷うなど、極度の方向音痴(アニメでは香港からイギリスに迷う)。勉強は苦手で、難しい問題があったりすると清麿に答えを教えてもらっていた。合唱部に所属。恵の大ファンであるが、清麿のことになると恵をライバル視する[2]。清麿の恋愛関連による嫉妬から、魔王化することも。原作でイギリス編などのガッシュ達が遠出する話にはほとんど登場しなかったが、アニメでは若干出番が増えている。
誕生日:5月5日。年齢:15歳。血液型:AB型。身長:156cm。趣味:絵、歌、昼寝。好きな食べ物:みかんリンゴ。好きなタイプ:高嶺清麿。
金山剛(かねやま たけし)
声 - 高木渉
清麿のクラスメイト。当初は暴力的な不良だったが、改心したのか自然と気のいいキャラになり、いつの間にやら清麿の親友になる。ツチノコ探しが趣味。清麿のせいでツチノコは実在すると信じ込んでしまい、ツチノコを求めて山で遭難し激ヤセしてしまったり、体力測定で岩島に負けて自分の人生に自信をなくしたり、背中を痛めてまで勝負に勝って手に入れたケーキの権利がパティのせいで台なしになった上に、その後クラスで唯一パティに襲われるなど、結構な不幸キャラ。よく、清麿をツチノコ探しに誘っている。アニメ版では前の席がいやなのか先生に気易くしている場面がある。そして最後まで交渉し続けている。大海恵のファン。
山中浩(やまなか ひろし)
声 - 田中一成
清麿のクラスメイト。強盗の逮捕に貢献した清麿の活躍を一番に称え、彼と友達になった。体育会系な野球部の投手であるが、「野球部の強肩」とと呼ばれる割に身体測定のハンドボール投げで清麿に10cm差で敗れたり(但し50m走では同着1位)、スケートで上手く滑れず豪快に倒れたりしている。「炎が出て消える魔球」を目指す。ちなみに夏休み中の清麿との特訓では、ザケルによってボールが燃えて消滅し、魔球が完成したことになっていた。だが雷句誠のブログによると、そんな魔球はもちろん完成せず、中体連は惨敗した……となっている。大海恵のファン。
岩島守(いわしま まもる)
声 - 沼田祐介
清麿のクラスメイト。かなりの変人。清麿の友達。不思議ミステリー研究部に入っている。かなりのUFOマニアで、夜な夜な謎の呪文「アーブダークショーン!!」(abduction=「誘拐」という意味)を唱えてUFOを呼び寄せようとする(実際にこの呪文でUFOが集まった)。UFOに乗ってそのままどこかに連れ去られるのが夢。一見運動が苦手に見えるが実はかなり俊敏で、反復横飛びは残像を作るほど得意でクラスメート全員を唖然とさせた。UFOの運転手になるのが夢。大海恵のファン。
仲村マリ子(なかむら まりこ)
声 - 埴岡由紀子
清麿のクラスメイト。スズメの幼なじみで、スズメと同じ合唱部に所属し、無二の親友でもある。スズメとは対照的に一応「しっかり者」だが、かなり強いボケ要素も持つ。料理は上手い。
金子(かねこ)
声 - 森訓久
清麿のクラスメイト。清麿に次いで成績優秀で学年ナンバー2の成績を持ち、清麿をライバル視している。かなり頭が大きく(髪型のせいもある)、回を重ねるごとに大きくなっている。清麿にライバル心を抱いている。テストの点数で勝負をし、70戦1勝34敗35引である(この1勝は清麿が遠山先生に陥れられたときだけである)。そしてハイキングのときにも勉強していたが、ウマゴン&岩島組に踏まれ台無しになり、最後まで落ち込んでいた。
鈴木(すずき)
声 - 中山りえ子
清麿のクラスメイト。顔が怖い。妖怪になりたいらしい。
岡田(おかだ)
声 - 飯田利信
清麿のクラスメイト。
阿部(あべ)
声 - 鳴海エリカ
清麿のクラスメイト。
石川(いしかわ)
声 - 中山りえ子
清麿のクラスメイト。
田井(たい)
声 - 小栗雄介
清麿のクラスメイト。清麿と釣りの約束をしていた。
野口(のぐち)
声 - 内藤玲
2年のときは清麿の隣のクラスに在籍していた。その夏休み前にはアサガオの種植えをする約束をしていたらしい。3年になって清麿と同じクラスになったが、あまり面識がないのか思い出してもらってはいない。

教師など[]

中田秀寿(なかた ひでとし)
声 - 山口健
清麿の担任で、担当教科は数学。昔はまともに学校に来ない清麿のことを不満に思っていたが、今では清麿の良き担任に。ワイフを溺愛しており、時には学校の教室の前まで連れてくることもある。3年の担当になった時は、受験や進路等の重要な時期に生徒と接することから、それまでの愉快なキャラから、眼鏡を外し、真面目な性格の「第2形態、T・Mリー」となる(体型や見た目などが変わる)。この「T・Mリー」のエピソードは作者自身の想いが込められており、中学生時代に、自身の進路相談の際に漫画家という「特殊な道」への志願を当時の担任から真っ向に否定されたことに対するアンサーであるとしている(実際に作者は「13歳のハローワーク」に「漫画家」として寄稿するなど進路問題に対しかなり関心が高い)。最終巻では元通りの人物になっている。
中田鯖江(なかた さばえ)
声 - 寺田はるひ
中田先生の奥さん、通称ワイフサザエさんのような髪型をしている。なぜかどこにでも出没する妙な人で、ガッシュいわく「太っちょ」。自分の作るカレーには自信があるらしく、ファウード日本襲来の際にはカレーをみんなにふるまっていた。ちなみに3サイズはB100、W100、H100。コミックスのおまけコマでは特殊なメガネをかけると美人な顔つきになる。誕生日:4月28日。年齢:43歳。血液型:O型。身長:168cm。趣味:踊り、買い物。好きな食べ物:肉、ケーキ、桃。好きなタイプ:ブラッド・ピット
遠山(とおやま)
声 - 中多和宏
歴史先生。人間が出来ておらず、授業をよく欠席する清麿を目の敵にして無理難題を押し付ける。千年前の魔物の戦いから戻ってきた時点では清麿の心を読めるようになっていた。めちゃくちゃなテストを出す(具体的には豊臣秀吉についての問題の配点が30点もあったり、自分の初恋の相手は誰かという誰も解けるはずのない問題に50点も配点があるなど)ため、生徒からはひんしゅくを買っている。清麿に赤点をつけたことがある。校長に怒られてもめちゃくちゃなのが変わっていない。自他ともに人間ができてないと認めている。
洌才・モンモン
声 - 安達まり
国語の先生。思春期である生徒が悶々している姿を見るのが異常に好き。本人は遠山が嫌いだが、悶々している姿を見るために手を組み、彼の味方となる。名前は『キテレツ大百科』とそのアニメ版のEDから由来しているらしく、それと一部同じ歌詞の歌を歌う。「悶々してる?」とテスト中に聞いてきている。
校長
声 - 塚田正昭
かなりの高齢らしいが、正確な年齢は不明。アニメでは、めちゃくちゃなテストを出した遠山を怒ったシーンがある。

子供達[]

ナオミちゃん
声 - 溝脇しほみ
近所の公園に出没するモーレツ幼児。真紅の愛車ジュッテーム・ベーゼ号を乗り回す。常に着ている服には「」(アニメでは「な」)と書いてある。いつもむき歯であり、家族一同(特に母親)は、研ナオコにそっくりである。
ガッシュの日常生活における天敵。愛車で追いかけ回したり、新しい遊び場を教えなかったりと、日常的にガッシュをいじめるが、実はひそかな恋心があった[3]。切り立ったがけを一気に登るなど、幼児や人間、一介の魔物にさえあるまじき不可思議な身体能力を持つ。最近では、もはや魔物として扱われることもしばしばある。
アニメでは学校にガッシュを連れてくる(がついてくる)。清麿に対抗する金山に連れてこられたり、劇場版にて鈴芽と遊園地に行ったり、ティオと顔合わせをしたりと、ガッシュやその他の友達以外との交流もある。
GBAゲームでは使用キャラの一人となっており、なぜか作者とのペアで魔物たちを恐るべき強さで倒していた。また、赤い魔本のゲームでも登場し、その強さは、原作者自らかなり鍛えたガッシュで挑んでも、スコップ砂であっさりとガッシュを負かし、バオウ・ザケルガを放ってもそれをよけてしまうほどである(そして作者はそのいずれにおいても完敗している)。
誕生日:10月30日。年齢:6歳。血液型:B型。身長:105cm。趣味:ドライブ、ガッシュいじめ。好きな食べ物:カレーライス、コーラ。好きなタイプ:ガッシュ。
ヒデアキ
声 - 乃木まこと
ナオミちゃんの友達。
コゴロウ
声 - 中山りえ子
ナオミちゃんの友達。
かずえ
声 - 塩味かをる
ナオミちゃんの友達。
よし子
声 - 城雅子
ナオミちゃんの友達。ガッシュを「ちゃん」づけして呼んでいる。

劇中劇[]

カマキリジョー
声 - 小嶋一成
ガッシュの大好きなテレビ番組に登場するヒーロー。
洋ナシちゃん
声 - 松来未祐
カマキリジョー同様、正義の味方で魔法使い。その名の通り、洋梨の姿をしたアニメキャラ。鈴芽は彼女のファン。

バルカン ・その他[]

バルカン300
清麿が5分で作ったガッシュの「友達」。お菓子の箱&割り箸製のハイパーボディで、空気ミサイルを300発も撃てる(ということになっている)ロボット。最初はのりづけもされていない状態だったため、ガッシュが清麿に泣きながら改造を懇願した。作中で3代目まで作られたことが分かっている[4]。現に今あるバルカンには「3代目」と書いてある。ガッシュが改造したキャンプ用バルカンや清麿が改造した医者のバルカン等もある。ガッシュの足止めのために高いところに放置されたり、火あぶりにされたりなど散々な目にあわされることなども多い。どうやら魔界に持ち帰られたようで、ガッシュの机やベッドにはバルカンの姿が確認できる。
バルンルン
ティオ専用バルカン。ピンク色で、メーターを示す部分はハートの形になっている。清麿の手作り。
バルカン(4代目)
映画『メカバルカンの来襲』に登場するロボット。製作者は、Dr.M2。
トイバルカン
未来の清麿が作ったバルカン。リモコンで操作ができる。
ロボガッシュ
単行本のカバー折り返し部分のオマケ漫画「ガッシュとスズメ」に登場するミニロボット。「高嶺君とガッシュ君がいないと寂しい」ということで、スズメが清磨に頼んで作ってもらった。バルカンの系譜を汲んで割り箸の腕に筒状の体で製作されているが、自分の意思を持ちしゃべるなど、バルカンよりもはるかに高性能である。しかし、スズメとの日々は苦難の連続で、ファウードが日本に攻め込んだ際には避難の際にスズメに忘れ去られ、危うく破壊寸前の所まで追い込まれる。後にゼオンによって記憶に関する力を取り戻したガッシュにスズメとの記憶を分け与えるが、ガッシュいわく「いい思い出が全くない」とのこと。
ガッシュが作ったバルカン
番外編でガッシュ自身が作ったバルカン。魔界には、お菓子の箱が存在せず、木の実になっている。

魔界の人々[]

魔界の王
現在の魔界の王であり、バオウ・ザケルガを作った人物、ガッシュとゼオンの父。1000年前の王の戦いを決める候補者の一人であった。石のゴーレンを倒したのは彼ではないかという説もあったが、詳しい真相は作中で語られることはなかった。だが、作者のブログによれば、ゴーレンを倒したのは彼とその仲間の魔物3体であるとのことから、2人の息子と同じく仲間を作って戦っていたということになる。かなりの高齢で「バオウ・ザケルガ」を抑えることが出来なくなり、ゼオンにはバオウを受け継げないため、やむを得ずバオウをガッシュに託し、彼を産まれなかったことにして手放すことで、涙ながらにバオウを隠した。見上げるほどの巨体で、子供達と同じく目の下に線があり、彼の場合は3本である。まだ幼いゼオンに対し、詠唱なしで強力な雷を落としていたことから、彼単独でもまだ多少なり魔法が使えるようである。最終回での戴冠式では立派になった我が子の姿に涙していた。
魔界の王妃
ガッシュとゼオンの母で、魔界の王の妻。巨大な体を持つ夫とは違い、大きさは人間大。映画版との関連は不明(スタッフの公認ミスが原因で矛盾が生じたと思われる)。
ラジン中将
ゼオンの教育係。まだ幼いゼオンのことを何かと気にかけていた。
ユノ
貧乏な家に住む老婆で、ガッシュの養母にあたる。幼く物心が付いたばかりだったころのガッシュを容赦なく殴りつけて叱ったり、使用人のようにこき使うなど、彼が王族の者と知りながらも虐待同然の仕打ちをしていた。更に口止めのためとはいえ本当の両親の存在を問うガッシュに対して「お前に両親はいない」と非情な事も言っていた。ガッシュが寝静まった時に魔界の王から召使を通じて養育費と口止め料を受け取っていた。ガッシュが王となった時、かつてのガッシュへの仕打ちが全て発覚したようであり、ガッシュ自身は彼女に極刑を与えずに城の召使として雇っている。また、弟の記憶の片鱗を見たためか、ゼオンは彼女に「牢獄暮らしでもおかしくない」と激しい怒りを見せていた。
ムーム
「金色のガッシュ!! 外伝」に登場。ゴミ捨て場に住んでいる魔物。頭に魚の空き缶をのっけている。姉と暮らしており、王様(ガッシュ)に向かって食べ物をくれるよう祈っていたが、願いが叶わず、姉を失ってしまう。それ以来ガッシュを恨んでおり、彼の王杖を奪う。しかし友達になったジーザに裏切られ、殺されそうになるがガッシュに助けられた。その後、ガッシュと和解し、ガッシュの通う学校に来るようになった。
ジーザ
「金色のガッシュ!! 外伝」に登場。残忍な性格を持つ巨体な魔物。ガッシュやムームを抹殺する為、ムームを利用し、ガッシュの王杖を奪わせた。ムームの家を壊し、最強呪文でガッシュとムームを抹殺するが、「バオウ・ザケルガ」により敗北する。
  • 呪文
    1. ビドュロン:腕から巨大な触手を出して攻撃する。
    2. ビドュオセン:肩から尖った岩のようなものを発射する。
    3. ネグロノ・ゾオウ・ビドュン:鋭い牙を持つ触手の怪物を召喚する。ジーザの最強呪文。

その他、石版編以前の登場キャラクター[]

レイコムペア[]

レイコム
声 - くまいもとこ
の術を使う魔物で、ガッシュと清麿が原作で初めて戦った魔物(アニメではハイド)。そのまま自分が強くなれるという理由で、細川が悪に染まることを喜んでいた。そのため、自分が道具として利用されていたり、細川に蹴られても全く動じない。ガッシュのラシルドで反射した自分の術(電撃が付加された物)が本に当たり魔界に帰っていった。なお、ガッシュがクリアに激怒しているシーンで初めて戦った敵であるためか彼の姿があった。同様の理由で、ほとんど全てのゲームに登場する。
人間換算年齢:8歳。好きな食べ物:魚、冷凍食品、ミントガム。趣味:悪いこと、ドライブ(助手席)。
  • 呪文
    1. ギコル:口から氷を発射する。地中からの奇襲も可能。アニメでは銀行での発動時、至近距離から放ってガッシュを全身氷づけにした。
    2. フリズド:冷気を放ち、相手の足元を凍らせる。
    3. ギシルド:ゲームオリジナル呪文。氷の盾を出して攻撃を防ぐ。
    4. ラギコル・ファング:ゲームオリジナル呪文。氷の獣が相手に襲い掛かる。地中からの奇襲も可能。
    5. ギコル・ガルゴ:ゲームオリジナル呪文。氷のトゲ柱が地中から襲う。
    6. ガンズ・ギコル:ゲームオリジナル呪文。氷の弾を乱射する。
細川(ほそかわ)
声 - 山口健
レイコムの本(青)の持ち主。レイコムとは、仕事の時に出会った。元は運送会社の従業員だったが、上司にタメ口をきいたことでクビにされてしまっていた。レイコムを拾った時に本の力を見た所でそれを利用して、まず手始めにその上司を病院送りにし、以降宝石強盗等の悪事を次々と働いていた。レイコムに対しても道具としてしか扱っておらず、彼を盾にしたり、蹴るなど冷酷な扱いをしていた。尚、彼は休憩を挟まずに第一の術を10回、第二の術を2回唱えるという脅威の心の力を見せ付けた。

ゴフレペア[]

ゴフレ
声 - 小野大輔、子犬の時:埴岡由紀子
小犬のような姿の魔物で、可愛いフリをして相手に近づく。この手段でガッシュの本を狙っていたが、偶然清麿の家を訪問していたブラゴに倒された。
人間換算年齢:7歳。好きな食べ物:魚、ドッグフード、。趣味:フリスビー遊び、可愛い子犬のマネ。
  • 呪文
    1. ドルク:鉱物状の鎧で全身を覆いつつ肉体を強化する呪文。
    2. ドルセン:ドルクによって複数になった尾から岩状の小石を放つ。威力はさほど高くない。
連次(れんじ)
声 - 御園行洋
ゴフレの本(薄茶)の持ち主。面白半分でゴフレの話に乗る。ブラゴの強さを目の当たりにし、恐れて本を置いて逃げるように立ち去って行った。

スギナペア[]

スギナ
声 - 御崎朱美
植物を操る術を使う魔物。無口で慎重。最終的にラシルドで送還される。
人間換算年齢:7歳。好きな食べ物:魚、シイタケ、ミカン。趣味:ファミコン、ゲイラカイト。
  • 呪文
    1. ジュロン:自由に操れる木の根で敵を攻撃する。
    2. ラージア・ジュガロ:巨大な花を呼び出し、種子を放つ。
    3. ジュガロ:ゲームオリジナル呪文。花の種を飛ばす。
    4. バルジュロン:ゲームオリジナル呪文。木の戦士が盾となり相手の攻撃を防ぐ。
    5. ディオジュガロ:ゲームオリジナル呪文。花粉を吹き飛ばして相手を攻撃。
    6. ガンズ・ジュガロ:ゲームオリジナル呪文。花の種や葉っぱを複数飛ばす。
春彦(はるひこ)
声 - 森久保祥太郎
スギナの本(緑)の持ち主。ニット帽をかぶっている。数をかぞえる時はスペイン語でかぞえる。勝手にモチノキ植物園を修行の場とし、成果を試すべく、平気で植物園の客に襲いかかった。戦いの後にモチノキ植物園を訪れていることから、パートナーであったスギナを大切に思っていた模様。

フェインペア[]

フェイン
声 - 若本規夫
ピエロのような風貌をした、男だが女口調で話す魔物。の術を使う。自分が魔界の王になった暁には、誰にも文句を言わせず、なおかつあらゆることを自分の思い通りにするという野望を持っていたが、ガッシュに倒される。
人間換算年齢:11歳。好きな食べ物:魚、どら焼き、ブドウ。趣味:弱いものいじめ、クネクネダンス。
  • 呪文
    1. ウイガル:口から小さな竜巻を吐く。
    2. ウルク:超高速移動が出来る。
    3. ウイシル:ゲームオリジナル呪文。空気の壁で攻撃を防ぐ。
    4. ギガノ・ウイガルガ:ゲームオリジナル呪文。竜巻を発生させて相手を攻撃。
    5. オル・ウイガル:ゲームオリジナル呪文。誘導する空気の働撃波を発射。
    6. ガルウルク:ゲームオリジナル呪文。超高速回転体当たり。
清兵衛(せいべえ)
声 - 川田紳司
フェインの本(薄紫)の持ち主。フェインと共に四国からタクシーに乗ってモチノキ町にやってきた。その際、フェインの術で車ごと運転手を吹き飛ばし、代金を踏み倒したり、ガッシュと清麿を見つけた時、街中で術を使い、周りごと吹っ飛ばす粗暴ぶりを見せる。

フリガロペア[]

フリガロ
声 - 上別府仁資
イエティに似た姿をした魔物。レイコム同様、氷の術を使う。ドイツにてブラゴと対戦。ブラゴの左腕を切断する善戦ぶりを見せたが、結局送還された。なお、原作とアニメ版ではブラゴと戦う時期が異なる。
人間換算年齢:13歳。好きな食べ物:魚、ハンバーグ、アイスクリーム。趣味:ウー雪男)のマネ。
  • 呪文
    1. ラージア・フリズド:凍てつく冷気で周囲の一帯を凍らせる術。範囲は真夏の小さな町一つを白銀の世界に変えてしまうほど。
    2. スケイプ・ギシルド:氷でドーム状の盾を形成する。
    3. ラギコル・ファング:氷のの様な獣が相手に襲い掛かる。地中からの奇襲も可能。ブラゴの左腕を切断した。
    4. ガンズ・ギコル:アニメオリジナル呪文。氷の槍を吐く術。
ゲルハルト
声 - 加藤将之
フリガロの本(薄水色)の持ち主。国籍はドイツ

エシュロスペア[]

エシュロス
声 - 甲斐田ゆき
大地を操る術を使う魔物。普段は人間と見分けがつかないが、戦闘時は顔の半分が変色する。魔界ではエリートだったらしく、そのためか王を決める戦いの早い段階から数多くの呪文を身につけていた[5]。弱い進一の心につけこんで利用するべく、彼と共にその出身地であるモチノキ町へと北海道からやって来た。最後は改心した進一に本を清麿たちに渡され魔界に帰っていった(だが、その描写がない)。
人間換算年齢:11歳。好きな食べ物:魚、フライドチキン。趣味:人をバカにすること、チェス
  • 呪文
    1. グランダム:左右から土壁を出し、はさみ撃ちにすることで押し潰す。
    2. クレイシル:ドーム状の土壁で防御する。
    3. グランバオ:自分の周りの地面を爆発させて攻撃。
    4. グランガルゴ:土の槍を地面から出す。
    5. クレイド:粘土状になった土で相手を捕まえる。
    6. グランセン:こぶしを地面に叩きつけて土の大砲を出し、弾丸として岩石を飛ばす。
    7. グランクラッグ:地面を一気に隆起崩壊させて攻撃。アニメ版では未使用。
    8. グランバイソン:土から巨大な蛇を生み出して攻撃。ガッシュのザケル1発で爆発した。
秋山進一(あきやま しんいち)
声 - 飛田展男
エシュロスの本(黄土色)の持ち主。魔物と間違えられるほどに怖い外見だが、実は母親思いで、大変優しい心の持ち主。人に自分の意思を表示できない臆病な性格で、小学生の頃からイジメに遭い続けてきた過去を持つ。それをエシュロスにつけこまれて、かつて通っていた小学校を破壊しようとしたが、ガッシュたちとの戦いを通じて臆病さを克服し、改心。エシュロスと決別した。その後は心身ともに強くなり、友達もできた。

ロブノスペア[]

ロブノス
声 - 吉田小南美
アンドロイド風の姿を持つ魔物。歌うことと弱い者いじめが好き。昔からガッシュのことは知っていたらしく(現にガッシュを名前で呼んでいた)、彼を倒すためだけにはるばる日本へ来た。ガッシュと出会う前に1度ロップスと会っており、相手にしてもらえず打倒ガッシュを決意する。彫刻が得意で、それを利用してガッシュたちをおびき寄せた。激闘の末に倒されたが、消え行く中にガッシュに似た魔物を見たと言い、魔界に帰っていった(後にそれはゼオンだとわかる)。
人間換算年齢:6歳。好きな食べ物:魚、メンマピロシキ。趣味:弱い者いじめ、彫刻、歌。
  • 呪文
    1. ビライツ:分身時は威力は弱いが、凍結した壁などに当たると反射し、元の姿では頭部に集めたエネルギーを利用した強力な光線を放つ。
    2. レリ・ブルク:2体に分身したり、元の三つ目を有する巨体に戻るための術。なお分身時、他の術の威力は半減するが、2体同時に発動できる。相手の術により拘束されていても、発動が可能なようである。
    3. ビライ:ゲームオリジナル呪文。光のエネルギー弾を発射。
    4. ビレオルード:ゲームオリジナル呪文。光の輪で相手の攻撃を防ぐ。
    5. ギガノ・ビレイド:ゲームオリジナル呪文。極太の光線を吐く術。
    6. ガンズ・ビライツ:ゲームオリジナル呪文。複数のビライツを乱射する。
    7. ダイバラ・ビランガ:ゲームオリジナル呪文。巨大な妖精風のエネルギー体を形成し、その顔面からビームで攻撃。
リュック
声 - 金尾哲夫
ロブノスの本(ターコイズブルー)の持ち主。二本の巻きヒゲが特徴。意地悪だが、臆病な性格。国籍:モンゴル

マルスペア[]

マルス
声 - 竹内順子
鋼属性の術を使う魔物。ティオの友人で、かつては優しい性格が、王を決める闘いの中で性格が歪んでしまい彼女を裏切り、術で海に突き落とした。ティオ同様彼もガッシュを知っており、彼を名前で呼んでいる。ティオと人間界で再会した時に魔界送りにしようとしたものの逃げられてしまい、その後も執拗に追い続けていた。決着をつけるべく、恵のコンサートでティオが一人になったところを襲ったが、偶然会場へ訪れていたガッシュと清麿に倒された。魔界でよみがえった後はティオと仲直りをしたらしいが、ゾフィスと同様に、強くなったティオにおびえている状態らしい(作者のブログより)。
人間換算年齢:10歳。好きな食べ物:魚、コロッケ、チューリップ。趣味:リバーシ、数学。
  • 呪文
    1. ガロン:手のひらから、何重にも連なるヌンチャク状のトゲ付き角型棍棒を放つ。
    2. ガンズ・ガロン:両掌から鉄球を多数発射する。
    3. エイジャス・ガロン:地下からの奇襲も可能な、鎖つきの鉄球を操る。
    4. ギガノ・ガランズ:トゲ付きの巨大なドリルを放つ。マルスの最大呪文。
    5. ガシルド:ゲームオリジナル呪文。鉄の壁で相手の攻撃を防ぐ。
    6. ダライ・ガロン:ゲームオリジナル呪文。相手の頭上に巨大な鉄球を落とす。
レンブラント
声 - 中田雅之
マルスの本(濃いグレー)の持ち主。国籍はオランダ。饒舌なマルスに対し、彼は呪文以外はほとんど無口だった。性格は、マルスの悪行に協力するほど残忍である。マルスの本が燃やされた後、ガッシュ達に怯え、逃走した。

バルトロペア[]

バルトロ
声 - 梁田清之
一見可愛らしい獣の姿をした魔物。ある花を介して、それを貼り付けた物体を操る術(操り属性の術)を使う。その術を利用して、巨大な石像を自身の姿に見せかけていた。小さな体の割に凶暴な性格で、力も強く、清麿(アニメではフォルゴレ)を瞬時KOした。その後、術でステングと共に逃走したが、ゼオンによって魔界に帰される。
人間換算年齢:5歳。好きな食べ物:魚、パン、サボテンザリガニ。趣味:ボクシングガーデニング
  • 呪文
    1. ゼベルオン:あらゆるものに花をつけ自由自在に操る。
    2. ゼベルセン:操った巨人の胸元から、黒い球体を乱射する。本体のまま使用するとどうなるのかは不明。
ステング
声 - 矢尾一樹
バルトロの本(モスグリーン)の持ち主。国籍はイギリス。プロボクサーであり、バルトロとは試合の時に出会った。古城ホーバーク・キャッスルを根城にし、半年も前から悪事を重ねていた。高嶺清太郎の誘拐については、ゼオンにそそのかされたことで行ったらしい。

ヨポポペア[]

ヨポポ
声 - 江森浩子
魔物を呼び寄せる力を持つ踊りが出来る魔物。音属性の術を使う。見た目は小さいが、丸太を軽々と持つほどの怪力を持つ。素直な性格で、すぐジェムの家族と仲良くなれた。大好きなジェムを守るべくキクロプに敢然と立ち向かい、相討ちとなった。基本的に「ヨポポイ」としかしゃべれないが、送還直前にはジェムに彼女の名前で呼びかけた。魔界で復活後はリーヤ、バルトロ、バランシャと仲良く踊っている様子が描かれた。
人間換算年齢:4歳。好きな食べ物:魚、サンドイッチ、クリームシチュー。趣味:ダンス、かくれんぼ、お手伝い。嫌いな食べ物:じゃがいも
  • 呪文
    1. ミケル:口から強力な音波を出す。
    2. ドレミケル:ミケルの強力版。
    3. シン・ヨポポイ・トポポイ・スポポポーイ:周囲の魔物に、自身と同じダンスを踊らせる術。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
ジェム
声 - 寺田はるひ
ヨポポの本(若葉色)の持ち主。おてんばで気持ちを素直に出せない性格。ヨポポとは、自宅で出会った。ヨポポを弟のように可愛がっていたが、ヨポポの本を目当てに襲ってきたキクロプに家族を傷つけられたため、互いに気まずい状態にいた。最後はヨポポと家族愛にも似た真の愛情を通わせた。コミックス最終巻の追加シーンでは、ヨポポから贈られた手紙を家族とともに読み涙する彼女の姿がある。嫌いな食べ物はニンジン。

キクロプペア[]

キクロプ
声 - 上別府仁資
巨体で、ザケルが通じないほど強固な殻を身にまとった魔物。パートナーのイギリス紳士に一つ目の顔が気味悪がられるということで、目二つを書いた紙を顔に貼りつけている。ヨポポの本に火を着けたが、ガッシュの「バオウ・ザケルガ」でその殻を砕かれ、まだ消えていなかったヨポポの最後の術で本を燃やされ、消滅した。
人間換算年齢:5歳。好きな食べ物:魚、ホタテ、イカ、寿司。趣味:ゴリラのマネ。
  • 呪文
    1. アムルク:腕を巨大化させてパンチする。
    2. アムド・シザルグ:両腕を組み合わせて巨大なハサミに変化させる。
    3. アムルセン:ひじの先からさきが鋭くとがった岩を砲弾のように発射する。
    4. エムルロン:こぶしに炎をまとった腕を伸ばし、ムチのように操る術。
イギリス紳士
声 - 二又一成
キクロプの本(濃い青紫)の持ち主。本名不明。イギリス紳士風の出で立ちで紳士のような口調をするが、性格は残虐でヨポポの本を狙ってジェムの家族を襲うという紳士的でない行動をとった。やたらが長く、コルセットのようなもので覆っている。本を燃やされた後はヨポポに怯えて逃げていった。最終巻の追加ページでキクロプから贈られた手紙を読んで泣いているあたり、彼との信頼関係はあった模様。

ポッケリオペア[]

ポッケリオ
声 - 飯田利信
樹木の姿をした魔物。スギナ同様、植物を操る術を使う。ブラゴペアと持久戦を展開する。ジャングルを逃げ回るが、熱で動けなくなったシェリーを見てブラゴを圧倒する。しかしシェリーは立ち上がり、アイアン・グラビレイによって敗れる。
人間換算年齢:9歳。好きな食べ物:魚、シシカバブー。趣味:砂遊び。
  • 呪文
    1. ジュロン:スギナの術を参照。カードゲームでは登場していない。
    2. バルジュロン:木の戦士を多数召還する術。
    3. ジュルク:草木で自分の周囲を囲い、身を隠す術。
ベリコ
声 - 鶴岡聡
ポッケリオの本(焦茶色)の持ち主。貧しさから逃れるため、本の力で金儲けをしていた。国籍:ブラジル

ダニーペア[]

ダニー
声 - 山口勝平
腕っぷしが強く、気のいい魔物。自身への回復術しか持たない代わりに、素早い動きとケンカ技で闘う。原作では自動車の運転もしていたが、運転資格年齢未満者という事情のためか、アニメでは港で会話をするまでのシーンへと状況変更されていた。偶然知り合ったガッシュの兄貴分となったが、ゴルドーの所持する重要文化財・シェミラ像を守るために、自分の本が燃えてしまうのを覚悟でガッシュに呪文を撃たせる。その行為により、それまで「ボーイ(少年)」としか呼んでもらえなかったゴルドーに一人前と認められ、満足したまま魔界へ帰った。
後のクリア戦では最初に金色の本を通して現れ、ガッシュのピンチを救っている。金色の本に現れた術は他の魔物の術はどれもシン級にパワーアップしたのに対し、ダニーの術はパワーアップしなかったので、ダニーの術はこの1つしかないものと思われる。魔界で復活した後はウォンレイたちと同じ学校に通っている。余談だが、清麿のアホな夢の中でもひそかに再登場している。
人間換算年齢:15歳。好きな食べ物:魚、たい焼き、チョコミントアイス。趣味:格闘、ファミコン、ドライブ。
  • 呪文
    1. ジオルク:自分の体をすぐに再生・回復する。
ゴルドー
声 - 家弓家正
ダニーの本(紫)の持ち主である小柄な老人。国籍はリビア。芸術を愛する資産家。最後まで仕事をやり終える“本物”の厳しさと誇りをダニーに教えた。ダニーとは、港で出会った模様。

ゾボロンペア[]

ゾボロン
声 - なし
イグアナのような姿をした魔物。ヒゲにリードで繋がれている(この行為はヒゲいわく「常識」らしい)。しゃべれないのか、無口である。パピプリオペアと行動し、彼らと最強コンビを名乗っていたが、ガッシュ達との遊園地の戦いで敗れて魔界へ帰った。
人間換算年齢:7歳。好きな食べ物:魚、虫。趣味:歩くこと。
  • 呪文
    1. ドグラケル:大きな紫色のエネルギー弾を口から発射。速度は遅いが威力は絶大。
    2. オル・ドグラケル:ドグラケルのパワーアップ版。速度と威力が上がっていて、追尾能力もある。それでも避けられるスピードである。
ヒゲ
声 - 石井康嗣
ゾボロンの本(ブラウングレー)の持ち主。国籍はイタリア。名前[6]の通り、顔一杯に濃いヒゲをたくわえている。遊園地では、100円入れると動くパンダの乗り物に乗って、アイスクリームをなめていた。

ザバスペア[]

ザバス
声 - 葛城七穂
目元まで覆われた兜をかぶり、背中には鎧代わりにもなる翼を持った魔物。ザケルが通じず、素早い空中殺法でガッシュを苦しめたが、檻から出たウォンレイに圧倒された挙句、最後は新たに発動したガッシュのザケルガでトドメを刺される。ヘルメットを取ると意外に美形。
人間換算年齢:12歳。好きな食べ物:魚、スパゲッティナポリタン。趣味:サイクリング。
  • 呪文
    1. ガルウルク:翼に身を包み高速回転で空を飛び相手に突進する術。大地も削る。
    2. オル・ウイガル:発動後もザバス自身が操作できるウイガルの強化版。
ガリオント
声 - 川島得愛
ザバスの本(ブルーグレー)の持ち主の青年。国籍はスイス。ザバスの感知能力を頼りに、はるばる海を越えてやってきた。ウォンレイが檻に閉じ込められているのをいいことに、ガッシュたちとまとめて始末しようとした。

バランシャペア[]

バランシャ
声 - 山口由里子
の姿をした魔物で、言葉を話せる(口調で察すると女性のようである)。額にハートマークがある。罠を張ってガッシュたちを苦しめるも、逆手に取られて敗れ、からくも逃げ出した。その後タイ南部の地で、ビョンコ率いる千年前の魔物達のグループに襲われ、本を燃やされてしまった。
人間換算年齢:14歳。好きな食べ物:魚、フルーツ。趣味:走ること、キリンとたわむれること。
  • 呪文
    1. ウォケル:リング状の衝撃波を吐く術。
    2. ドルク:ゴフレの術と同じく、体に鋼鉄製の鎧を身につける。
    3. ボルク:自分の残像を作る術。主におとり用として使われる。
    4. グ・リアルク:姿を周りの風景に同化させる。
    5. ギガノ・ガドルク:全身を強固なとげ付きの鎧で覆う、バランシャの最大強化呪文。
    6. ウォケルガ:ゲームオリジナル呪文。ウォケルの強化版。
ガルザ
声 - 三宅健太
バランシャの本(メキシカンイエロー)の持ち主。国籍はウガンダアフリカから来た一流のハンター。頭にシカやキリンの帽子をかぶっており、ハンティングの時は、持っている木の実を鳴らして、相手に動物と思わせる。福引き賞品の温泉旅行をエサにガッシュたちをおびき寄せ、山中で得意のハンティング作戦に陥れた。千年前の魔物達との戦いに負け、その後はバランシャそっくりのヌイグルミを大切にしている。

バーゴペア[]

バーゴ
声 - 園部啓一
ドラゴンのような姿の魔物で、の術を使う。が大好物。頭が弱く、キャンチョメの下手な変身(頭部が異常に長いフリト)を見抜けなかった。キャンチョメが新たに使えるようになったディカポルクによって出現した巨大なキャンチョメの幻影を見て混乱し、フォルゴレに本を燃やされて魔界に送還された。キャンチョメペアが単独で倒した唯一の魔物。
人間換算年齢:6歳。好きな食べ物:魚、羊、豚、鳥、何でも。趣味:食べること。
  • 呪文
    1. フレイド:炎を吐く術。
    2. リン・フレイド:炎の輪を多数吐く術。キャンチョメはこれをくぐって回避した(サーカスでの訓練の成果)。
    3. バレイド:口に生えている牙を飛ばす術。
    4. ギガノ・ビレイド:極太の光線を吐く術。
フリト
声 - 諏訪部順一
バーゴの本(オレンジ)の持ち主。国籍はスペイン。背広姿の小悪党。

ドンポッチョペア[]

ドンポッチョ
声 - 飯島肇
モヒカン頭の太っちょ魔物。バリーの実力に圧倒され、命乞いをして逃げ出そうとしたが、そのまま倒された。アニメ版のみ術を披露。
人間換算年齢:13歳。好きな食べ物:魚、肝油チーズ。趣味:パンクロック、歯みがき、相撲。
  • 呪文(DVD設定資料より)
    1. ギレイド:腰のベルトに並んだ突起物を発射する。
ゴーマン
声 - 鶴岡聡
ドンポッチョの本(パラキートグリーン)の持ち主。国籍はロシア

その他の人間[]

強盗
銀行で銀行員とスズメを人質に取るがガッシュの「ザケル」でやられて逮捕される。アニメ版ではレイコムペアに変わっているため、未登場。
秋山勇太(あきやま ゆうた)
声 - 雪野五月
清麿と同じ病室に入院していた少年。足の骨折で半年以上も前から入院し続けていた。それ故にひねくれた性格となっていたが、清麿とガッシュにより改心した。
木山つくし(きやま - )
声 - 浅川悠
モチノキ植物園の管理人。不登校期によく植物園へ出向いていた清麿を陰ながら見守り続けていた。明るく勝気な性格で、ガッシュとも友達となる。
進一の母
声 - 高木早苗
病床にあっても、気弱な進一を励まし続けていた。故人。
馬場アンアン(ばば - )
声 - 鈴木れい子
人間離れした巨体の老婆。迫力ある風貌に対し、性格は至って温厚。息子の婚約者に会うためモチノキ町へやって来た。当の息子・正(ただし)は未登場。
ヒロミ
声 - 永野愛
アンアンの息子の婚約者。派手でチャラチャラした容姿だが、根は良い人らしく無事アンアンに認められる。
プロフェッサー・ダルタニアン教授
声 - 玄田哲章
清麿の父と同じ大学の教授。コスプレが趣味ではないと言っているが魚や森の妖精等の衣装を持っている。極度のヘビースモーカー。清麿のアホ夢にも登場している。
アニメオリジナルでは、ガッシュ達と一緒に遊ぶ等、子供の面倒見がよい。大量の葉巻や自分専用の豪華客船を持つなど、意外とお金持ち。
誕生日:12月2日。年齢:55歳。血液型:AB型。身長:180cm。趣味:コスプレ。好きな食べ物:マカジキ、ビスケット。好きなタイプ:ニコール・キッドマン
セッコロ
声 - 三田ゆう子
イギリス人の少年。両親をステングに監禁され、途方に暮れていた。やたらと足が速く、この俊足は清麿の助けにもなった。
コック
声 - 松山鷹志
セッコロの両親同様、ステングに監禁され、古城で食事係をさせられていた。
シェリーの母
声 - 荘真由美
ベルモンド家の当主。超絶なスパルタ教育の末、当時まだ幼い娘・シェリーを自殺未遂にまで追いやった。しかし作者によると、シェリーの才能が開花した現在は、意外にも良好な親子関係を保っており、むしろ家庭内ではシェリーの方が強いとのこと。
声 - 北村弘一
シェリーの執事。実は元軍人という経歴の持ち主。
マリル王女
声 - 豊口めぐみ
即位したばかりのカルノア王国の女王。何度もカラオムの前から逃げ出しており、これまで699回逃げたことがあるらしい。日本を訪問中に偶然出会った恵と服を取り替え、一時の買い物時間を楽しもうとした。反対派から命を狙われつつも孤軍奮闘していたが、ティオとの短い交流を経て味方の大切さをかみしめる。
カラオム
声 - 塚田正昭
マリル王女の執事。彼女の財布は彼が持っている。恵を取り押さえたり、ティオの話を聞かなかった為、ティオに2回も首を絞められた。
リィエンの父
声 - 筈見純
香港マフィアの首領。本名は「リィ・バクロン」。今までリィエンの恋人となった者たちは、その素性を知ったとたんに恐れをなし、ことごとく彼女の前から姿を消していた。魔物であるウォンレイとの仲を断じて認めず、彼を孤島の檻に閉じ込めた上で、リィエンも一時日本へと引き離し、その間に国外追放させるつもりでいた。清麿達の助力によって強い決意を固めたウォンレイの心を悟り、二人を認め自由にさせた。実は気前の良い人物。アニメオリジナルでは、リィエンにマフィアの首領を継がせようとしていた。
矢吹(やぶき)
声 - 森訓久
モチノキデパートで開催されているヒーローショーで、カマキリジョーの着ぐるみの中に入っていた人物。TVのカマキリジョーと違い臆病な性格だったが、悪人である用心棒に立ち向かう強い精神を見せた。
店長
声 - 長島雄一
モチノキデパートの店長で、ニコニコスマイルの悪徳商人。洋ナシちゃんのぬいぐるみや万能ナイフの偽物を売りさばいていたが用心棒を倒された後に本物と取り替えた。
用心棒
声 - 一条和矢
モチノキデパート店長のボディーガード。いかつい容姿だが、れっきとした人間。矢吹を圧倒するがワイフにかぼちゃを投げられて(アニメでは気絶した矢吹を投げられて)倒される。
ルシカ
声 - 川田妙子
キャンチョメが迷子になっている間に友達になった少女で、キャンチョメのことを「兄ちゃん」と呼び慕う。両親とはすでに死別しており、羊たちが唯一の財産であり友達になっていた。
リリ
声 - 峰あつ子
両親が亡くなった後、ルシカの面倒を見ていた老婆。アニメでは実の祖母になっている。
サーカスの団長
声 - 大川透
遠くスペインの地で迷子になってしまったキャンチョメを一時引き取り、ショーに出演させた。商売には厳しいが、キャンチョメがミスをしても客が喜んでいれば彼をほめるなど根は温厚な人物。
ドロンマ
声 - 安原義人
本名は泥馬小太郎。キザな馬面男。名の知れた怪盗で、ウマゴンをだまして大量の宝石類を盗み出すも、最後はお縄ちょうだいの羽目に陥る。ウマゴンは彼を本の持ち主だと思っていたが別になんでもなかった。刑事曰く『伝説のくそったれ怪盗』。
ジェフ
声 - 菊池こころ
雪山に住んでいる少年。地上げ屋から助けられた後、ブラゴから強さの必要性を教えられる。アニメでは両親を熊に殺されたという設定になっており、その後に登場する地上げ屋に立ち向かうという描写も追加されている。
ジェフの祖父
声 - 松岡文雄
職業はハンター。孫と共に住んでいる山小屋を、たちの悪い地上げ屋に狙われていた。執拗に狙われたあげくに襲われたところを、ブラコに窮地を救われる。

石版編の登場キャラクター[]

パティペア[]

パティ
声 - 松井菜桜子
魔界にいた頃ガッシュに片思いしていた魔物の少女。ツインテールを変形させたような特徴的な髪型(後にショートヘア[7])を持ち、水の術を使う。普段は、明るくて優しいが、怒らせると怖い。パンツの柄までガッシュにしているあたり相当ベタ惚れしていたようである[8]が、手に入れたいものは手段を選ばずに手に入れるタイプであり、それ故にガッシュが(記憶喪失ゆえに)自分を覚えていなかったことを「自分を忘れた」と誤解し、激高して襲って来た(その際、この件について清麿が弁明しようとしたが、当のガッシュが妨害した)。デザートを700個も食べるほど意外と大食い。(その前にも何か食べていたようだ)。
の術を使い、ザケルなどの電気を吸収してしまう。逆に強力なには蒸発してしまうため、弱い一面も持つ。前述の相性からガッシュと清麿を追い詰めるも、バオウ・ザケルガの前に敗北。その挙句、ビョンコの誘いを受けてゾフィスに荷担してしまう。後にレイラの涙やガッシュの説得によって自らの過ちに気づき、ビョンコと共にデモルトへと立ち向かう決心を固め、犯した過ちをなんとしてでも償うべく戦う。
デモルトの不意打ちからビョンコに助けられるが本に火がつき消えゆく中、命を捨てる覚悟で「月の石」を破壊しようとする。自分の身を捨て破壊に成功した直後、デモルトの術で命を散らす寸前にガッシュとウマゴンに助けられ、ひどいことをしてきた自分とビョンコを許して「友達」と言ってくれたガッシュに涙を流しながら魔界へ帰っていった。後々、ガッシュが清麿と特権のことで会話をしている時に「パティとティオを抑える法律が必要」と発言していることから、ティオ同様ガッシュにとって恐怖の存在となっている模様。ガッシュとの出会いはパティの家のプライベートビーチであり、着用している服もドレス調であり、その上ガッシュと同じ学校の同じクラスに通えるように親が学校に無理を言うなど、魔界では家が裕福と考えられる。
原作とアニメでは、服と髪の色に大幅に違いがあった(原作では髪の色は銀色だったが、アニメでは水色になっている)。
人間換算年齢:7歳。好きな食べ物:魚、甘い物全部、するめいか。趣味:ガッシュを追いかけること、歌、妄想。
  • 呪文
    1. アクル:手のひらから強力な水流を放つ。。
    2. アシルド:渦を巻いた水のかたまりによる盾。
    3. アク・スプレイド:アシルドで吸収した攻撃を、水ごと相手へ返す。
    4. オルダ・アクロン:何本ものムチ状の水を自在に操って攻撃。但し、自動追尾機能はなく、パティ自身が操る。
    5. アクル・キロロ:水の刃を連射。
    6. アクロウク:手足の先に水の爪をまとって攻撃。
    7. スオウ・ギアクル:巨大な水龍を呼び出して攻撃するパティの最大呪文。同じ龍でもバオウ・ザケルガとは若干デザインが異なる。
    8. アクルガ:アクルの強化版で、らせん状の水流を放つ。
    9. ガンズ・アクル:複数の水弾を放つ。
    10. シン・スオウ・ギアクル:スオウ・ギアクルの強化版。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
ウルル
声 - 鳥海浩輔
パティの本(濃いオレンジ)の持ち主で、失業中の青年。パティとは、仕事を探している時に出会った。年上の者やパティに対して敬語で話す。妹がいる。国籍はオーストラリア。ワガママなパティに従いながらも、彼女が改心してくれることを願っていた。千年前の魔物との戦いの後、コックに就職。後にパティを模したケーキを作っている描写もある。
名前の由来は世界遺産としても有名な同国のウルル(エアーズロック)であるという可能性がある。

ビョンコペア[]

ビョンコ
声 - 高戸靖広
カエルの姿をした現代の魔物の子。語尾に「ゲロ」を付ける。頭頂部のクローバーは本来4つ葉だったが、アルヴィンがその内の1枚を抜いてしまって三つ葉になってしまっている[9]。このことが原因で大泣きし、アルヴィンにクッキーをもらい、四六時中クッキーを要求し「おやつは3時」とアルヴィンに宣告されて以来「四六時中3時であること」のPRのためか、手製の紙製の時計(時間はもちろん3時で固定)を首から下げている。妄想上で、「ギガノ・ゲロスト」という術(本人いわく最大の術)を身につけていたつもりになっていた。
目の前の欲に心動かされ、パティよりも先にゾフィスの悪事に加担していた(魔物を封じた石版の大半はビョンコが集めている)が、レイラの苦悩する姿を見て過ちに気づき、ゾフィスを裏切る。デモルトの攻撃からパティとパートナーたちを守り、いつの日かガッシュたちと仲良く遊べることを夢見ながら魔界へ帰って行った。最終話ではパティとともにガッシュと同じクラスに編入することになった。
人間換算年齢:7歳。好きな食べ物:魚、虫。趣味:オシャレ、何事もがんばること、こびへつらうこと。
  • 呪文
    1. ギガロロ・ニュルルク:手足が長く巨大になり、攻撃や移動に用いる。
    2. ラージア・ニュルセン:口から泡を放ち、滑りやすい足場を作る。
    3. ギガノ・ニュシルド:粘液状の大きな盾を出す。デモルトのディオエムル・ゼモルクを多少防げる威力。ビョンコの最大防御呪文。
    4. シン・ニュシルド:ギガノ・ニュシルドの強化版。自由に形を決められる粘液を出す術。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思った時に、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
アルヴィン
声 - 塚田正昭
ビョンコの本(もえぎ色)の持ち主。国籍はマダガスカル。農夫の老人で、総入れ歯がないとまともにしゃべれず、呪文を唱えられない。最初は王を決める戦いに協力するつもりはなかったが、ビョンコの純真な子供っぽさをみて、ビョンコのために王を決める戦いに協力することを決める。しかし、ゾフィスの悪事に加担するビョンコの姿に憤りを覚え、「入れ歯を無くして呪文を唱えられない」と嘘をついていた。ガッシュたちに協力しようと改心したビョンコを見て、ついに入れ歯を取り出し参戦。ビョンコ送還の際には涙を流し(その後、ヴァイルに対して怒りをみせていた)、戦いの後も枕元にビョンコの四葉クローバーの一片を置いている。

千年前の魔物[]

テンプレート:See

ファウード編の登場キャラクター[]

コーラルQペア[]

コーラルQ
声 - 神代知衣
ファウード編が始まってガッシュが初めて戦った魔物(アニメではアース)。口癖は「ピッポッパ」。ロボットのような姿をしており、術によってデタラメと呼べるほど多彩な形態へと変形し、そのあまりにもめちゃくちゃな能力は一度清麿を大泣きさせた。変形は途中まではコーラルQの形が変わる程度だが、変形の最後の段階で突然すさまじく形が変わる。但し本人はことあるごとに自分を「ポンコツ」と自嘲的なことをいい、事実そのような描写もあった。アニメ版ではロボルク時、「変形体操」という曲を歌い、他の変形でも変形体操があるらしい。当の本人はこの体操をすることを楽しんでいる(台詞より)。魔物の位置がわかる特殊なレーダーを体内に持っていて、ガッシュたちや他の魔物達を強いものと弱いものを区別して調べていた(ゼオン等と言った強力な魔物を調べていたかは不明)。そのためか、千年前の魔物の存在や、それを巡るデボロ遺跡での戦いもひそかに把握していたが、彼の計算上では勝てる確率がなかったため、勝ち目がないという理由で危険を冒すことを回避し、ゾフィスの悪事を知りながらも見過ごしたまま、自分のためだけに訓練を重ね自身を強くしていた。また、その戦いに参戦したガッシュたちに罵声を発していた。その力でガッシュと清麿を追いつめるも、ザグルゼムの可能性に気づいた清麿と、ガッシュの変化したバオウ・ザケルガの前に敗れた。魔界に送還される前に「魔物であるが魔物ではありえないもの」と清麿に伝え、魔界に帰った(魔物ではありえないものの正体が、後にファウードだとわかる)。清麿を「ピヨ麿」と呼んでいる。アニメ版では消えゆく中でパートナーのグラブに思いやりを見せていた。最終話では、デモルト・ロップスとともに開拓作業をしていた(なぜかトラックのような姿に変形?している)。また、劇場版第2作のパンフレットのメカバルカンについての解説コーナーにも登場している。
  • 呪文
    1. ロボルガ:頭からビームを出す(原作では「ロボルガ」の呪文とともに橋が崩れるシーンしかなく詳細は不明だが、トレーディングカードのイラストで頭からビームを発射している)。
    2. ロボルク:大きなロボット形態に変形する。劇中の扱いはただの大口をたたくだけの見かけ倒しで、ザケルガなど効かないと言いつつ実はかなり効いており、グラブに弱音を吐く始末。
    3. ラ・ロボガルグ:巨大な盾を装着したロボットに変形して、直線的な放出系の呪文を跳ね返す。ザケル / ザケルガ対策。
    4. ビーザム・ロボルガ:胸から分離型2連ミサイルを発射。1弾目で相手の盾呪文を粉砕して、さらに2弾目で目標を攻撃する。ラシルド対策。
    5. ムロム・ロボルク:ゴム製ロボットに変形。磁力を無効化してしまう。ジケルド対策。
    6. ディゴウ・ロボルク:巨大バイク型ロボットに変形し、力とスピードの両方に対応する。ラウザルク対策。
    7. ギガノ・ロボルガ:頭のアンテナから強力なエネルギーを放つ。コーラルQ最強の術。グラブは「バオウ・ザケルガを出させる」目的で放ったが、清麿は「ザグルゼム+ザケルガ」の連携で相殺した。アニメ版ではブラゴのディオガ・グラビドンに匹敵するほどの威力という設定になっていた(しかし、これはグラブが言っていただけであり本当の強さは不明)。
    8. ガンジルド・ロブロン:UFO型の下半身を持った人型に変形し、周囲に展開した盾を操作して攻撃と防御を行う。盾を全部並べればバオウ・ザケルガ(ザグルゼムによる強化前)でも防げる。バオウ・ザケルガ対策。
グラブ
声 - 陶山章央
コーラルQの本(ハバナローズ)の持ち主。IQ190の天才。コーラルQの能力でガッシュのそれを相殺すべく、またそれに合った場所に誘い込むべく知恵を絞っていた。アニメ版では、かつての清麿のように周囲から孤立している学生姿が描かれ、周囲の人々を「クズ」と見下すなど無愛想であったが、清麿たちに敗れた後には彼らの影響からか、周囲と打ち解ける姿も描かれた。

テッドペア[]

テッド
声 - 竹内順子(サンデーCM版は野島健児
リーゼントヘアの魔物の子。魔界にいたころから家族同然に育ったチェリッシュを探すために旅を続けていた。寝床を探していたところでガッシュと偶然知り合い、意気投合。「自分の事は自分でする」がモットー。幼いながらも性格はクールハードボイルドだが、卵焼きが大好物という、外見相応の幼さを見せることも。友達思いで、アースペアに追い詰められたガッシュ達を助けたりもした。使う術は肉体強化系のみで、いわばエンジンのギアチェンジのごとく、徐々に戦闘力を上げていくもの。加えて気迫とアクションを利用し、残像を作り出すことも可能。
ガッシュたちの大ピンチに駆けつけ、ギャロンと対峙する。チェリッシュを助けるために、自らの魔界送還と引き替えにチェリッシュを救っていった。チェリッシュへの思いが強いあまり、男装のニコルに対してヤキモチを焼いてしまう姿も見せた。魔界にいた頃は捨て子であり、ゴミ捨て場でチェリッシュと出会い、孤児達と共に育った。最終話ではチェリッシュ、レインと共に孤児たちの家を作っていた。
アニメ版ではアース & エリー共々コーラルQより先に登場。ナゾナゾ博士とアポロに頼まれファウードの内部に侵入して、ザルチムにやられかけていたリーヤペアを助ける。その後、チェリッシュと出会うが彼女から憎まれていたため何度も攻撃されるが最終的には彼女と和解した。その直後に現れた体内魔物にチェリッシュの本を燃やされる。だがテッドの怒りの新呪文で体内魔物を一撃で倒す。原作とは逆にチェリッシュより長くこちらの世界に残る結果となり、またバリーと対決するオリジナルエピソードも作られている。
  • 呪文
    1. ドラグナー・ナグル:始動用の強化呪文。以後の術を重ねてゆくごとに、一段階ずつ力と素早さを上げてゆく。
    2. セカン・ナグル:2番目の強化呪文。ドラグナー・ナグル後に心の力を貯めないと使えない。
    3. サーズ・ナグル:3番目の強化呪文。セカン・ナグル後に心の力を貯めないと使えない。
    4. フォルス・ナグル:4番目の強化呪文。サーズ・ナグル後に心の力を貯めないと使えない。
    5. フィフス・ナグル:5番目の強化呪文。フォルス・ナグル後に心の力を貯めないと使えない。テッドが「トップギア」と呼ぶ呪文だが、体への負担がかなり大きい。
    6. ドラグノン・ディオナグル:最後の強化呪文。フィフス・ナグル後に心の力を貯めないと使えない。テッドが「ファイナル・ギア」と呼ぶ最大呪文。ファウードの力を得たギャロンを一瞬で打ち倒す程のパワーとスピードを併せ持つが、使ったテッドが瀕死になるほど反動も大きい。
    7. シン・ドラグナー・ナグル:ドラグナー・ナグルの強化版。よって他の術も使わずに使うことが出来る。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分達を助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
    8. ターボ・ファズ・ナグル:アニメオリジナルの強化呪文。トップギア。
    9. マキシマム・ナグル:アニメオリジナルの呪文。強化系ではなく、自身が巨大化したようなエネルギーが直接攻撃する。心臓を打つ魔物を一撃で倒す威力。
ジード
声 - 石井康嗣

テッドの本(サックスブルー)の持ち主。テッドに対して厳しく接している。テッドとは、路地で出会った模様。大型バイクでテッドと共に旅を続けている。テッド同様、クールでハードボイルドのナイスミドル。激闘によりテッドが魔界に帰った後は、ルーパーを拘束してパピプリオを無理矢理仲間に引き込み、ガッシュたちを援護する。

カルディオペア[]

カルディオ
声 - うえだゆうじ
ウマゴン同様、馬に似た獣型の魔物。術もウマゴンと同系統の肉体強化型だが、術の属性が氷である点が異なる(ウマゴンは炎)。「パルパルモーン」「パルゥ」としか発音できないが、サウザーとは完璧に意思疎通ができている。(ウマゴンの言葉もわかるらしい)。ファウードを魔界に帰す装置を守り通すため、アースと共に心臓魔物を迎え撃つ。絶体絶命の危機に陥るが、捨て身の最大呪文で心臓魔物を倒し、魔界へと帰っていった。アニメ版では最大呪文が使われることもなく出番を終えた。
  • 呪文
    1. ギドルク:全身を鎧で覆い、肉体強化。移動速度も上がる。
    2. ゴウ・ギドルク:ギドルクをより強化。
    3. ディオギコル・ギドルク:全身に凍った冷気をまとい、攻撃や防御に利用する。ただし、ウマゴンの「ディオエムル・シュドルク」同様、力の制御ができなければ、パートナーにも危険が及ぶ危険な術。
    4. ディオウ・ギゴリオ・ギドルク:ディオギコル・ギドルクよりも更に全身を強化し、強大な冷気で攻撃するカルディオの最大呪文だが、カルディオ自身も命を落としかねないダメージを受けるほどの威力を持つ諸刃の剣の術。
サウザー
声 - 渡辺久美子
カルディオの本(ブルーウォッシュ)の持ち主。国籍はモンゴル。仲間とつるまないと戦えない連中が嫌い。その理由は、過去に一度戦ったコンビの魔物(名前不明)が卑怯な手を使ったためである。一度アースと敵対するが、呪いで弱っていたエリーを放っておけず、ファウードへ同行する。魔界への転送装置を巡ってガッシュ一行とも戦いかけたが、アース同様彼等に手を貸すことになる。エリーに故郷の妹の姿を重ねている。

レインペア[]

レイン
声 - 三宅健太
魔界時代からガッシュの親友であった魔物。本来の猛獣のような姿から人間の姿に変身できる。かつて魔界では突然変異で生まれた巨体を理由に一族に忌み嫌われ、凶暴な荒くれ者になっていた。ある時誤って崖から転落し重傷を負っていたところをガッシュに救われ、どんな力の前にも臆せず立ち向かうガッシュの姿を見て改心し、それ以来無二の親友となった。
あまり魔物と遭遇しない上に、パートナーであり、人間界における命の恩人でもあるカイルを気遣い、彼に隠れて呪文抜きで魔物を倒してきたにもかかわらず、素の力が強いためか、強力な呪文ばかり覚えていた。カイルを守るためにあえて戦いから降りることを決心。自分の本を燃やしてもらうため、そしてかつて自分が見たガッシュの「本当の強さ」をカイルにも伝えるため、ガッシュを呼び寄せる。ロデュウとの戦いが終わった後、ガッシュに本を燃やしてもらい、「王になれ」と言い残し魔界に帰っていった。
その後はクリア完全体との決戦でガッシュの金色の本を通して出現。ウォンレイとの連携で、見事にクリア完全体へダメージを与えている。最終回ではテッド、チェリッシュに力を貸しているようで、協力しながら一緒に暮らしている様子が描かれた。
  • 呪文
    1. アボロディオ:両腕から十字に切り裂く強力な攻撃を放つ。周囲の地面を切り裂くほどの威力。
    2. アーガス・アボロド:多数の巨大な牙が現れ、周囲を貝のように取り囲んで身を守る。
    3. ガルバドス・アボロディオ:いくつもの爪に包まれた魔物(レインにやや似た顔)のようなエネルギー体を放ち敵や地面を削り取る。絶大な威力を誇り、ロデュウの最大呪文を一方的に打ち破った。レインの最大術。
    4. シン・ガルバドス・アボロディオ:ガルバドス・アボロディオよりも強大な魔獣状のエネルギー体を放つ。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
カイル
声 - 菊池こころ
レインの本(マラカイトグリーン)の持ち主であり、外国のとある町に住む亡き町長の息子。レインとは、森で出会い、怪我をしていたレインを助けた。とても小物かつ気弱で、ジルによる経済的虐待を受け、親の遺産を横取りされたも同然の境遇にありながら文句も言えずにいた。ロデュウとの戦いを経て、勇気を得て自分の意思を毅然と示せるようになった。コミックス最終巻の追加シーンでセバスチャンと共にレインからの手紙を読み、喜んでいる様子が描かれる。

カイル関係者[]

ジル
声 - 百々麻子
あくどい性格の女性。カイルの親の遺産を横領して私腹を肥やしていたが、勇気を身に付けたカイルの一言に圧倒される。以後は改心し、真面目に働くようになる。
セバスチャン
声 - 園部啓一
カイルの親の代からの執事。ジルに「仕事を奪う」と脅迫され、彼女の悪事を見過ごしていたが、カイルの勇気に触発され、彼を手助けしてゆく決心を固める。

モモンペア[]

モモン
声 - 高橋直純
サルとウサギを足して2で割ったような魔物。嘘をつき続けると鼻の下がどんどん伸びていくという特徴がある。危険回避系の術が主体。魔物の位置や魔力を敏感に察知できるため、その力を清麿に買われてファウードへの道案内を任される。マセガキであり、とてもスケベで女性物の下着が大好きで、下着泥棒やスカートめくりや痴漢行為などを繰り返す[10]。それゆえ、たびたびティオの逆鱗に触れる。また、耳で心臓の鼓動を確かめることもできる。ずっと戦いに怯え続けていた。そのためか、ファウードが出現してからほとんど言葉を発することはなかった。エルの喝によって立ち向かう勇気を得る。その能力を本気で使いこなせれば、意外にも実力があり強い(ただし直接攻撃する術はない)。ほとんどが人を傷つけないどころか逃げる呪文が多いが、逃げ回ることで相手の心の力を余分に減らす長所がある。
仲間が次々と倒れ、ガッシュと2人だけになった時に、卓越した聴力で清麿の心臓の鼓動と、彼の復活の足音を聞き、その卓越した魔力に対する感覚と、新たに覚えたものを含む呪文を有効に使い、敵を後一歩のところまで追い詰めるも、逆に狙われたエルを救おうとして生まれた隙で、ロデュウの術で本にをつけられてしまう。最後に清麿とエルからねぎらいと賛辞を受け、嬉し涙を残して魔界へ帰った。魔界で復活後は人間界での宣言どおり図書館で真面目に勉強しているようで、ロブノスやキッドと同じ学校に通っている。
  • 呪文
    1. アムロン(アムルクと書かれることもあった):腕をゴムのように長く伸ばす。
    2. アグラルク:まるで水中と同じように、地中へと潜ることができる。
    3. オラ・ノロジオ:対象の時間の流れを遅くするビーム。勿論術に対しても有効。現実時間で約8秒間の効果を持つ。時間を遅くする対象はディオガクラスのサイズでさえ有効だが、回避するには術の発動後に移動しなければならないため、敵の術を無効化するにはなんらかの行動をとらなければならない。
    4. ミンフェイ・ミミルグ:耳をヘリコプターのローターのように回して空を飛ぶ。
    5. ミミルオ・ミファノン:リング状の音波光線を放ち、敵の術をへし曲げる。特性上オラ・ノロジオと違い、こちら側が動かずとも敵の術をほぼ無効化できる。清麿の復活を感じ取った勇気から発動した。
    6. フェイ・ミウルク:足に力を込めて空中に飛び上がり、空中を自在に跳ね回れる強化呪文。こちらも清麿の復活からの勇気で発動した。
エル・シーバス
声 - 三石琴乃
モモンの本(珊瑚色)の持ち主。シスターをしている[11]。髪型はウェーブがかかったロングヘア。モモンとは、修道院で出会っており、下着を盗もうとしていたモモンを取り押さえていた。口癖は「オヨヨ」。王を決めるために戦うなどとは間違った行為だと考え、他の魔物に平和を呼びかけるべく世界中を旅していた。ところが実際は、モモンが魔物の居場所を察知するたびに避けていたため、一度も魔物の戦いを経験したことがなく、持っている術の効果も第一のものを除いて知らなかった。本来は争いを苦手とするが、ファウードは避け得ない災厄と悟り、芯の強さを見せる。それは自らの危険を顧みず、敵魔物にオラ・ノロジオをかけるようモモンに諭したことからも見て取れる。サンビームに惚れたような描写があり(惚れたのはファウードの小腸で足を躓いた時にサンビームに助けられたのがきっかけ)、クリア討伐後はサンビームと共にアフリカで暮らしている模様。
アニメ版ではサンビームに積極的で、崖でサンビームに助けられて以来、仲が一気に深まった様子を見せた。キースに対し、交響曲第9番の独唱パートをドイツ語で披露して圧倒する場面もあった。

リーヤペア[]

リーヤ
声 - 三石琴乃
頭にカブトムシのような角を生やし、羊のように全身が毛で覆われた小柄な魔物。本の持ち主であるアリシエが呪いをかけられていたが、ガッシュたちと共に行動する。角で突っつくのが友好の印。ファウードの主がゼオンに変わった後ファウードを止めるために体内を進み、ウマゴンと一緒にファンゴ、ザルチムと戦う。最大呪文でファンゴとザルチムを倒そうとするがザルチムはファンゴを盾にして生き残り(ファンゴの方は倒す事が出来た)、その後ザルチムの最大呪文からアリシエを助けるものの自身の本に火がつきガッシュに後のことを託し魔界へ送還された。
アニメ版では、ガッシュ達のパワーを温存させるためにギャロンと戦い、彼を倒した直後に現れたザルチムと原作と同じ形で戦い、やられそうになるが、助っ人として参上したテッドペアに助けられ、ザルチムとの一騎打ちに無事生き残る。その後メインコントロールルームにてゼオンの攻撃からガッシュをかばい、本に火がつきやはり同じような形で魔界へと送還されてしまった。
  • 呪文
    1. ガルバニオ:頭部の角を伸ばして攻撃。
    2. ガンズ・ニオセン:腹部から鋭利なものをマシンガンのように発射。
    3. ゴウ・アムルク:アムルク(腕を肥大・強化する術)の強化版。
    4. ラージア・シルニオ:リーヤ自身が巨大な盾に変化する。
    5. シャオウ・ニオドルク:リーヤの最大術。ほとんどの場合リーヤ自身が巨大な獣の姿をとって攻撃しているようだが、ファウードの手に使った際には、獣型エネルギーを飛び道具のように放っている描写がある。
    6. ガルドルク・ニオルク:自らの体を高速回転させて、敵に体当りする。
    7. バルド・ニオセン:腹部から4本の薬莢体を放ち、任意で中の散弾を開放させる術。
    8. ディゴウ・シルシオ:前方に巨大な盾を発生させる。最大の防御呪文。アニメ版では未使用。
    9. ピック・ガルニオ:腕先をピック状に鋭く伸ばして攻撃。
    10. ゴウ・ニオドルク:体が巨大化する中級強化術。
    11. ニドルク:体が岩石状の鎧で覆われる下級強化術。
アリシエ
声 - 関智一
リーヤの本(パラキートグリーン)の持ち主。リオウに呪いをかけられていたが、それでもファウードを止めるため、ガッシュ達と行動する。不毛の地に住む貧しい家族たちを愛し、そして守り続けている強き信念の男。その為には死をも恐れぬ戦人となり、呪いをかけられたのにもかかわらず、命を捨てる覚悟で魔物であるザルチムと直接渡り合った。その凄みは魔物であるザルチムをひるませる程。

リオウペア[]

リオウ
声 - 山本圭子
ライオンのような風貌をし、 ケンタウロスのような4本脚の魔物。通称『ファウード編』の仕掛け人。一族の期待を背負い、ファウードの力で王になるため、ザルチムを補佐的存在に置き、その復活へと向けて暗躍を進めていた。ファウードの封印を解くには、その鍵を壊せるだけの強い力を持つ魔物の協力が多数必要であった。当初はファウードの強大な力を示唆することで、それを我が物にしようと狙う魔物たちを集めていたが、充分な数には至らなかったため、やむを得ず一族に伝わる呪術を使うことを決意する。パートナーに一定期間で死に至る呪いをかけることでその魔物を無理矢理従わせ、呪術の反動で自身の命を削りながらも、遂にファウードを復活させることに成功した。プライドが非常に高く、さらに一族の期待や今までの苦労があったためか、ありとあらゆる手を使い、自分に逆らおうとする清麿を「自分をコケにした」として激しく憎悪しており、日本を破壊しようとするファウードを止めようと体内に進入したガッシュと清麿を仲間たちから孤立させて勝負を挑み、大ダメージを受けるも、清麿を心肺停止にまで追い込んだ。額にはファウードを操る力を持つ「鍵たる石」を装着している。身体能力や体力が非常に高く、強化されたバオウをまともにくらっても立っていられるほどである。また腹部には第二の口があり、そこから術を放ったり、パートナーを体内に隠したりすることができる。ファウードに侵入したゼオンと戦うが、ゼオンの圧倒的な力の前に敗北し、額の鍵を奪われて本を燃やされ魔界に送還される。
最終回間際には、クリア戦に他の魔物たち同様に魂の状態でガッシュに力を貸す形で現れたが、直接彼に協力することは無かった。
アニメ版では、封印されたファウードを代々守ってきた一族という設定であった。そのためか、清麿がセットしたファウードを魔界に送還する装置や兵器の細工などを解除するぐらいの知識があった。しばらくの間はファウードを使い、ファウードを封印した一族のアースと戦い彼を倒し、その後駆けつけて来たガッシュたちを圧倒するが、その途中で侵入してきたゼオンに原作とほぼ同じ形で倒された。
  • 呪文
    1. ファノン:腹部の口から鋭い牙を持つ獣をかたどったエネルギー弾を放ち、敵を攻撃する。
    2. ファノン・ドロン:腹部の口から獅子の頭部をかたどった巨大なエネルギー弾を出現させ、自在に操作し敵を攻撃・捕獲することが出来る。アニメ版では未使用。
    3. ガルファノン:高速回転する獣型のエネルギーを放つ。
    4. ゴウファノン:角に包まれた姿の、より大きなファノンを放つ。
    5. グルガ・ドルファノン:腹部の口からドリル状の牙を持つ獣を模ったエネルギー弾を放ち、強力な貫通力で敵を貫く。
    6. アーガス・ファノン:巨大な獣の口が現れて、自身を飲み込むように盾となる。
    7. バーガス・ファーロン:腹部の口から無数の細い牙を伸ばし、敵を刺し貫く。自在に操ることが可能。
    8. ウイガル・ファノン:腹部の口から強力な重力を放ち、標的を押しつぶす。アニメ版では未使用。
    9. ファノン・リオウ・ディオウ:ケルベロスのような三つ首の巨大な獣を呼び出して攻撃するリオウの最大呪文。
    10. ギガノ・ファノン:巨大な獅子型のシルエットの攻撃を放つ。
    11. ギルファドム・バルスルク:禁呪であり、リオウ自身が巨大化し10倍ほどにパワーが上がるが、理性を失うぐらいに凶暴化しパートナーを攻撃する恐れがあるほどの強力な術。なお、致命的なダメージをくらうと元に戻る。アニメ版ではギルファドム・バルスルクverDとして使用された。
バニキス・ギーゴー
声 - 滝知史
リオウの本(ライムライト)の持ち主。長髪でサディスティックな性格の男であり、激怒したリオウに協力し清麿への攻撃をやめなかった。ガッシュと戦うまではリオウの胴体にある口の中に隠れており、その状態から呪文を唱えていた。リオウが倒された後は、脱出の直前までゼオンによりファウードのコントロールルームの柱に閉じ込められていた。そこで、ガッシュの段違いなパワーアップに驚いていた。

ザルチムペア[]

ザルチム
声 - 堀川りょう
リオウの腹心的存在。笑い方は「ヒヒヒ」。体中に多数の眼を持ち、離れた地にいる魔物の気配やその位置の感知能力に長けている。術は、自分の眼から放った光によって出来た影を実体化させるものである。ファウード復活のためにリーヤペアと戦い同行を強制したが、その際戦人化したアリシエの気迫に押されたことが非常に屈辱であった。ファウードの主がゼオンに変わった時、他の魔物と異なり「ゴデュファ」の契約を受けなかった。その後ファンゴと共に再びリーヤペアと戦うが、邪悪化したファンゴに何度もアリシエたちとの戦いを邪魔される。その後、リーヤの攻撃でノックダウンするが、それはファンゴを盾にしてリーヤの最大呪文を防ぐための演技であった。アリシエの行動に合わせて最大呪文を放ち、防御により半分の力を削られたものの、リーヤの本を燃やした。しかし自身もサンビームの手によって本を燃やされる。消えゆく最中、リオウからゼオンに主が変わった時からファウードの力はどうでも良くなりファウードの力をもらわなかったことを思い、さらに実は自分がリオウに対し友情の念を抱いていたことに気づき、哀しみの涙を流し、魔界の王を決める戦いに巻き込んでしまったことをパートナーのラウシンに謝罪して魔界へと帰っていった(その時はラウシンも涙を流した)。戦いが終わった後はキッドらと同じ学校に通っており、優しい笑顔が描かれている。
アニメ版では、ロデュウと共にリィエンに変装して清麿達をあざむこうとしたが失敗して、ロデュウを魔界に送還し正体を現した上で、アリシエと対決。最大呪文でリーヤたちを倒そうとするが、途中参戦してきたテッドに攻撃され(この時、123発のパンチを食らったらしい)、深手を負いながら一時撤退。その後、リーヤ、アリシエとの再戦を望むも、コントロールルームに現れたゼオンによって(戦闘シーンが一切描かれずに)倒されるというあっけない最期だった。
  • 呪文(影からの攻撃)
    1. オルシド・シャロン:頭にある眼から光を発し、それによって生まれた影で相手を縛る。
    2. シドナ・ソルド:手にある眼からの光で実体化させた影による巨大な剣で攻撃。
    3. ジボルオウ・シードン:手の眼の光により生み出された巨大な死神のような影を実体化させ攻撃する、ザルチムの最大呪文。
    4. シドナ・シルド:手の眼からの光により実体化させた影による盾。
    5. ガンズ・シドセン:手の眼からの光で実体化した影による無数の弾で攻撃。
    6. オルダ・シドナ:いくつもの影の槍で攻撃。WEBサンデーの魔物図鑑では矢印と記されていた。アニメ版では未使用。
    7. シドナ・ディップ:手にある眼の光の影による短剣を両手に生み出す。
    8. シドナ・ディ・シザルク:手の眼による影の大型のハサミを両手に3本ずつ生み出す。
ラウシン・モー
声 - 石田彰菊池正美
ザルチムの本(シダーグリーン)の持ち主。スキンヘッドの男。ザルチムと共に、ファウードを復活させるため行動。ザルチムとは、現金強盗を始めとした悪事を働き、その逃亡中に出会った。力づくでも同行しないアリシエに対し子供を人質に取るなどかなりの悪人であるが、ザルチムとの絆は本物である。コミックス最終巻の追加シーンでは、牢獄(おそらく刑務所)の中でザルチムから贈られた手紙を読んでいた(警察に捕まったのか、自首したのかは不明)。

ロデュウペア[]

ロデュウ
声 - 千葉進歩
ファウードの巨大な力をかぎつけ、横取りを企んでリオウに協力する魔物。「仲間を見捨てて逃げるアホを後ろから撃ち抜くのが一番楽しい」というサディストで、プライドが高く残酷だが、完全な卑怯者ではない。レインやウォンレイのような強力な力を持つ魔物を、直接出向いて連れて来る役割を担っていた。背中の翼で自由に飛行することができ、その翼を介して攻撃する術を使う。より大きな力を発揮することを好み、戦いにおいても最初から最大呪文で圧倒するという力まかせの戦法をとる。自分の意にそぐわない行動をチータがとるたびにチータに文句を言うが、チータに公正かつ合理的なことを言われては素直に納得している。「ゴデュファ」の契約を受けた後は翼が大きくなり、やや邪悪的な性格に変わった。コントロールルームに現れ、ジェデュンと共にガッシュたちを足止めする最後の刺客として立ちはだかる。
圧倒的なパワーでガッシュたちを追いつめるが、昏睡状態から復活した清麿が現れ、パワーアップしたガッシュの力に太刀打ちできずティオたちの悪口を言った結果、清麿の怒りを買い、拷問のような呪文の連発を食らい戦闘不能になった。ある意味本編で最も不幸な魔物。だがその後は更にパワーアップして復活する。ゼオンからガッシュたちを始末するように命じられるが、「ゴデュファ」の契約によるゼオンへの服従効果を振り切り、その反動で自らの身を傷つけながらも自身の誇りをかけて反逆し、ゼオンに意地を見せながら心を閉ざしたチータを罵る発言をしたが、最後はチータに強さを与えて散っていった。また、クリアに対してガッシュが激怒しているときの回想に、最後まで敵だったはずの彼の姿があった。魔界ではバリー、キースと同じ学校であるが、その様子は相変わらず威圧感たっぷりであった。
アニメ版では先行して登場。前回の戦いからガッシュを逆恨みしガッシュと戦おうとするが、ウォンレイと戦うことになる。彼とリィエンの信念が気に入らないという理由からそれを打ち壊すと言い、ファウードのサポートシステムを使うなど彼らしくない行動をしていた。最初は圧倒していたが二人の絆の力により逆転される。最終手段としてチータにファウードの力を注ぎ込ませてパワーアップした最大呪文で彼を倒したが、その反動で自身も深手を負う。その後三文芝居で偽のリィエン(ザルチム)を人質に取るがそれが看破されリーヤたちに圧倒される。それでも必死で立ち上がるが、チータに見放されたような発言をされた上、ザルチムに本を切り裂かれ、消え行く中にリオウからの伝言で悲惨なことを言われ魔界へ送還された。
  • 呪文
    1. ディオガ・ラギュウル:翼かららせん状の巨大な黒いエネルギー波を放つロデュウの最大呪文。
    2. ガンズ・ラギュウル:翼からエネルギー弾を乱射。
    3. ラギュウル・ロスド:翼を巨大な刃物に変えて攻撃。
    4. ギガノ・ラギュウル:ラギュウルの上位術で、翼かららせん状の大きな黒いエネルギー波を放つ。
    5. ギロン・ラギュウル:翼を変形させ、いくつもの槍状の攻撃を放つ。
    6. ガル・ラギュウガ:翼同士を絡みつけ、ドリル状にして攻撃。
    7. ラギュウガ:翼同士を絡みつけ、光線状の槍にして攻撃。実は、初登場時に放っている。
    8. ディオ・バオール・ラギュウガ:2本の翼を巨大な光線状にし、相手を攻撃。
    9. ラギュウル:翼かららせん状の黒いエネルギー波を放つ。
チータ
声 - 伊藤静
ロデュウの本(コーヒーブラウン)の持ち主。顔に半分仮面をつけた、感情をほとんど外に出さない少女。原作とアニメでは性格が若干異なる。卓越した戦闘センスを持ち、臨機応変な呪文選択で、ペース配分など全く考えずに術を要求するロデュウを上手くサポートする。ファウードの力に躊躇していたが、「ロデュウが望むなら」として、彼がゴデュファを唱えるのを止めなかった。また、ガッシュペアとの戦いでは清麿の恐ろしい顔を見てロデュウを置いて逃げていた(その理由は心の力がなくなったため、本を守ることを優先したから)。
ロデュウと出会う前は、自分の顔の醜い傷跡により人々から迫害され[12]心を閉ざしながら生きていた。後ろ向きな考えを持つ彼女に前向きに強く生きてほしいと願ったロデュウが仮面[13]をプレゼントした。仮面をつけるようになっても「今度は人が寄りつかなくなった」と前を向くことができなかったためロデュウにひどく嫌われていたが、「ゴデュファ」の契約を振り切ったロデュウの戦う姿と呼びかけにより、強く生きていくことを誓う。ファウードの件が解決した後は笑顔を取り戻し、看護師をしている(その時から仮面を外した)。
アニメ版では、ロデュウの指示により本人の同意の上にファウードの力を注ぎ込まれ、ウォンレイたちを倒した後ロデュウの三文芝居に付き合うことになるが、ロデュウらしくない行動をとったことを非難し、パートナーとしての信頼関係が自分達にはないという理由で、いくらガッシュたちと戦っても絶対に勝てないと見放すような発言をするなど、彼との友情や絆はあまり見られなかった。

キースペア[]

キース
声 - 堀内賢雄(サンデーCM版では若本規夫
ロデュウたち同様、ファウードを横取りしようと企んでいた魔物。光線系の術を使い、腕をスプリングのように自在に伸縮させることも出来る。子供ながら葉巻を好み(魔界の法律における喫煙可能年齢は不明)、ベートーベンの交響曲第9番(喜びの歌)に妙な歌詞をつけて歌ったり、「一人拷問ゴッコ」なるものに興じたりと愉快な行動ぶりを見せる(言うなればビクトリームのようなキャラ)。人間界に着き、ベルンと会うまでは、ボンの日本料理店で働いていた。初めはブザライと共にガッシュたちの前に現れ、ブザライとの連携で圧倒するが敗北(ガッシュのバオウによる一撃を受けなお立っていられたが、心の力がなくなり、いも天が食べたいという理由をつけて見逃した)。ファウード復活後、主がゼオンに変わり「ゴデュファ」によって姿が(主に胴体が)長等身化し、その後バリーとの戦いで大ダメージを受けるが、さらにファウードの力を得て、最終的にはナルトが分厚くなったような形の胴体とファンネルのようなギザギザの円盤(そこから術が発射される)を二つ浮かべた異形へと変貌した(パートナーであるベルンからも「すげえ姿になったなあ」と思われた)。また、他のファウードの力を得た魔物達とは違って、その性格までは変化しなかった(他の魔物と同様に、ファウードの力への陶酔心と忠誠心は見せたが)。魔界時代、王族や竜族以外のほとんどの子供の魔物に勝てる自信があったが、転校してきたバリーにケンカを売って負けたことがきっかけで彼をライバル視しており、王となるまでの間に自身の手で倒すという目的を抱いていた(本人は西の地で無敵の子といわれていたらしい)ガッシュたちを助けに現れたバリーと念願の再戦を果たすが、圧倒的な力量差で破れてしまう(途中大ダメージを受け、さらなるパワーアップもしているにもかかわらず)。ファウードの支配からは逃れることができず、ガッシュたちを始末する最後の手段としてファウードの罠を作動させてしまい、自己嫌悪の念とバリーと最後に戦えた満足感を抱きつつ魔界へと帰った。バリーやロデュウと同じ学校に通っているがその2人(ツァオロンもいるので厳密には3人)の威圧感でとても小さくなっている。
アニメ版ではアースたちの前に現れキャンチョメ、モモンと戦い、更にその直後に侵入してきたバリーとも戦う。心の力がなくなるまではバリーと互角の勝負を繰り広げ、結局は敗北するが魔界へ送還されるには至らず、バリーやテッド同様にこの世界に残ることになった。また魔界時代、バリーとのいも天の大食い勝負でキースが勝ったという因縁関係が描かれた(キース自身が勝手にライバルとして扱っていた)。
  • 呪文
    1. ガンズ・ギニス:無数の長四角型の光線を乱射する。
    2. ギガノ・ギニス:束となった巨大な光線を放つ(最終形態のときは、二つの円盤からも光線が出た)。
    3. アム・ガルギニス:腕の破壊力を増加する(最終形態のときは、二つの円盤からも回転しながら飛んでいく)。
    4. ゴウ・ガルギニス:体を高速回転させながら突進する。ガルギニスの強化系。
    5. ディオガ・ギニスドン:ギガノ・ギニスよりも巨大の光線を放つ、キースの最大呪文(最終形態のときは、二つの円盤からも光線が出た。作者によると、最終形態時のこの術は通常時の3倍以上の威力を持つという)。
    6. ドルギニス:バリーのドルゾニスと同様に、腕にドリル状のエネルギーをまとって攻撃。
    7. バーガス・ギニスガン:乱反射する無数の光弾を放ち、四方八方から攻撃。
    8. キロン・ギニス:光線をムチ状に操る攻撃。
ベルン
声 - 滝知史
キースの本(ハニースィート)の持ち主。映画監督で、呪文を唱える代わりに「アクション!」と叫んだこともある。キースとは、ボンの日本料理店で出会う。好物はキースと同じく、いも天であり、クリア討伐のときに一瞬登場していたが、相変わらずいも天を口にしていた。赤い鼻は付け鼻らしく、いも天を食べると、花が咲くシーンがあった。

ブザライペア[]

ブザライ
声 - 佐々木大輔
リオウに協力していた魔物。武器でもある巨大な鎖鎌を利用した術を得意とする。キースとタッグを組み、ガッシュとキャンチョメを迎え撃ち、キースとの連携で追い詰めるが敗北。これにより、リオウがファウードの復活に集めた「必要な力」が現有メンバーでは足りなくなり、ファウードの復活のためにガッシュ達の協力を取り付ける必要が出てきた。戦闘慣れしており高い実力を持つが、アニメ版ではパートナーのカーズ曰く「強いがキース程ではない」らしい。
  • 呪文
    1. ガズロン:鎖のついた鎌を自在に操って攻撃する。
    2. ガズシルド:鎌が盾に変化する。
    3. ウルジム・ガズン:武器を回転させて竜巻を発生させる。
    4. ゴウ・ガズシルド:鎌が強力な盾になる。ガズシルドの強化版。
    5. バルド・ガズロン:4つの鎌で一斉に攻撃する。
    6. ラージア・ガズン:武器を叩き付けて広範囲にダメージを与える。
    7. ギガノ・ガズロン:巨大な12枚の刃を回転させ、敵を押し潰す。
    8. ゴウ・ガズルク:鎌を両腕に装備する肉体強化呪文。ガズルクの強化版。
    9. ディオガ・ガズロン:巨大な鎌でできたコマのような武器で相手を攻撃する、ブザライの最大呪文。
カーズ
声 - 寺田はるひ
ブザライの本(グレイプ)の持ち主。短髪の女性。ブザライが倒された後はファウードの体内にいた。アニメではテコンドーを体得している。

チェリッシュペア[]

チェリッシュ
声 - 永野愛
魔界時代、テッドと家族同然に過ごしてきた魔物の少女宝石のようなを放つ呪文を使う。テッドは「宝石のように輝いている女」と称している。原作とアニメ版では性格や設定が全く異なる。
原作では、途上国に住む孤児達の母親代わりとなり(チェリッシュ自身も孤児であるため)、世間や大人たちを恨んで荒んでしまった子供たちの心に希望を与えていた(テッドもチェリッシュが拾ってきた一人)。心優しく気丈であるが、パートナーであるニコルがリオウによって呪いを掛けられてしまったため、止むを得ずリオウに協力していた。ゼオンがファウードの支配者となった後は、ザルチム同様にゴデュファの契約を受けなかった。ゼオンへの絶対的服従を拒むも、バルギルド・ザケルガにより激しい呪縛を与えられ、戦いを無理強いさせられてしまう。あげくの果てにはようやく再会したテッドにまで攻撃せざるを得ない羽目になるが、彼の捨て身の行動により、呪縛の力から解放された。テッドが魔界へ帰る直前に、彼にキスをした。そして彼の代わりにゼオンを倒すことを心に誓い、ゼオンとの戦いで絶体絶命となったガッシュたちの前にパピプリオとともに駆けつけ、ティオ、キャンチョメ、ウマゴンを解放するためにゼオンと対決する。ゼオン相手に善戦するも、デュフォーのアンサートーカー能力によりグラード・マ・コファルの弾丸軌道が読まれ、またゼオンへの恐怖が完全に消えていなかったことにより照準がずれてしまい、その結果ゼオンのジャウロ・ザケルガによって本を燃やされてしまう。しかし、魔界で世話をしていた子供達の幻(テッド含む)に支えられて無事に3人を解放、ゼオンを哀れむような言葉を言い残して魔界へ送還された。最終話ではテッド、レインと共に孤児たちの家を作っていた。
アニメ版ではテッドとの敵対理由が異なり、心を閉ざしやすい性格であったため、両親の殺害犯をテッドだと思い込んでいたことによる(その真犯人はシルエット上ではゾフィスである)。やっとその誤解は解け、心を開きテッドと和解するが、その直後に現れたファウードの心臓魔物に本を燃やされ魔界に送還されてしまう。
好きな食べ物:キャンディー(チェルシー)。好きな歌手:ケミストリー
  • 呪文
    1. コファル:小さな宝石を放つ。
    2. ゴウ・コファル:大きな宝石を放つ。上位呪文のギガノ・コファルと比べ弾速と宝石の硬度がやや高め。
    3. ガレ・コファル:指先から1個ずつ小さな宝石を放つ。10発同時に放つことも5発ずつ2度に分けて放つことも可能。
    4. ガンズ・ゴウ・コファルガ:コファルよりもやや大粒な宝石を乱射する。ガレ・コファルより範囲が広く、回避しづらい。
    5. ギガノ・コファル:巨大な宝石を放つ。
    6. ディオガ・コファルドン:超巨大な宝石を放つ。チェリッシュの最大呪文。
    7. グラード・マ・コファル:スコープのついた巨大なライフルを出し、宝石の弾丸を放つ。銃を構える術者の地点以外の離れた2箇所に鏡を設置し、そこから狙撃することもできる。チェリッシュを守るテッドの姿によって目覚めた呪文。
    8. シン・グラード・ガンズ・コファル:自身が持つ巨大な銃と周囲に浮かぶ機械から無数に弾丸を連射する術。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思ったときに、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
ニコル
声 - 相田さやか
チェリッシュの本(シャトルーズイエロー)の持ち主。リオウに呪いをかけられ、やむを得ずファウード復活に協力することに。女の2人旅は何かと危険なため、ずっと男装をしていた。鳥獣保護区でレンジャー(自然保護官)の仕事をしている。チェリッシュとは、その活動の最中に出会った。銃の扱いに詳しい。

ファンゴペア[]

ファンゴ
声 - 吉田小南美
ファウード復活に関わった魔物の一体。「(フレイム)のファンゴ」と呼ばれ、炎の術を得意とする。元は野心家だが真っ当な考えの持ち主であり、ロデュウやキース同様にリオウからファウードを奪うつもりだった。後に主がゼオンに変わった時に、ゼオンを倒すために「ゴデュファ」の契約を受け、姿が変わり力は上がったが、意見の合わなかった味方のザルチムをわざと攻撃するなど攻撃的で邪悪な性格へ豹変した。ファウードの力に溺れた挙句、味方であるはずのザルチムにリーヤの術を防ぐ盾代わりとされてしまう最期を迎えた。術の基盤となる二対の円盤はゴデュファ前はアルセム・ガデュウドンを使った時のみ確認され、ゴデュファ後は常時出現していた。ゴデュファによって常時出現するようになったのか、術を使う時や戦闘時に円盤は任意で出現させるものなのかは不明。余談だか、どこかガッシュと似たような顔をしているが、もちろん関連性はない。(一応は関連性はないが元々ガッシュのモチーフ候補であった。1巻参考おまけページ)アシュロンの妄想にもいた。
アニメ版ではジェデュンと共にウマゴン & カルディオと対戦。彼らを苦戦させたが結局は敗れ、ジェデュン共々魔界に送還される。
  • 呪文:
    1. アルセム・ガデュウドン:円盤を高速回転させ、超巨大な炎のビームを放射する、ファンゴの最大呪文。ゴデュファ後はさらに巨大化していた。
    2. カービング・ガデュウ:円盤を回転させ炎のビームを放射。
    3. ウォル・ガデュン:円盤から炎の盾を放出。
    4. オルディ・ガデュウ:円盤から敵を追尾する炎弾を放つ。
    5. リオル・ガデュウガ:円盤から直線の炎を放射。本人いわく「中級呪文」らしい。
    6. ロンド・ガデュウ:円盤から炎のムチを発動。
    7. ディオ・ガデュウガ:円盤から巨大な炎弾を放つ。
    8. ガデュウセン:円盤を重ね合わせて炎弾を発射。
アドラー
声 - 菊池正美
ファンゴの本(ゼラニウム)の持ち主。貴族風の男。アニメ版ではファウードによって世界が滅ぼされることに賛成の立場を取っている(理由は不明)。

ギャロンペア[]

ギャロン
声 - 千葉進歩
ファウード復活に関わった魔物の一体。全身を甲冑に包み両腕に刃が装備されている。元は弱い相手に強い呪文を使わない紳士的な性格だったらしいが、「ゴデュファ」によってファウードの力を得てから姿が変わり、性格が邪悪に豹変し、ほとんど抵抗できない相手に強い術を使おうとしたりした。ゼオンから預かった雷の結晶でチェリッシュを強制的に戦わせていたが、テッドと交戦し最大呪文でテッドの本に火をつけるが、彼の捨て身の最大呪文によって雷の結晶を破壊され倒される。その後、ジードに本を燃やされ魔界に帰っていった。
アニメ版ではガッシュたちの刺客として登場した。リーヤペアと戦うが、戦人化した二人にほとんど太刀打ちできず、結局最大呪文が使われぬままリーヤの最大呪文に本を燃やされ魔界に帰っていった。
  • 呪文
    1. エマリオン・バスカード:肩の防具に体を隠した状態で巨大化し、突撃するギャロンの最大呪文。ディオガ級。ゴデュファ後は完全に形状が変化し、さらに巨大化していた。なお、その時見えていた顔はディオ・マ・バスカルグと同様まがまがしくなっている。
    2. アム・バスカルグ:腕を強化する肉体強化呪文。
    3. レイ・バスカルグ:足を強化する肉体強化呪文。
    4. ギガム・バスカルグ:アム・バスカルグの状態から腕を更に強化。
    5. ディオ・マ・バスカルグ:ギャロンの最強の肉体強化術。本来は、ギャロン自身にダメージが及ぶ術だったが、ゴデュファ後にはそれが克服されており、ギャロンが巨大化し、凶悪でまがまがしい姿へと変わる。また、ジェットによると、以前はまがまがしい体になる術ではなかったらしい。
    6. ギャン・バスカード:アニメ版の呪文。肩の防具を大きくさせ、体を隠し身を守りながら防具から無数のヤリも放ち攻撃する。
    7. アラム・バスカルグ:アニメ版の呪文。腕に装備した刃を強化して真空の刃を放つ。
ハリー・ジェット
声 - 高橋広樹
ギャロンの本(チャコールグレイ)の持ち主。強敵と戦うことを望み、そのため、相手の力量に合わせた呪文しか使いたがらない。また、ゼオンの事は気に入っているらしい(本人曰く、目が光っていてカッコイイため)。

ジェデュンペア[]

ジェデュン
声 - 石井康嗣
ファウード復活に関わった魔物の一体。爬虫類の特徴が強く出た容姿をしており、戦闘中は腹部のカプセル内にパートナーを入れて守っている。「ゴデュファ」によってファウードの力を得て姿が変貌する。コントロールルームで、ロデュウと共にガッシュたちを迎え撃つ最後の刺客として立ちはだかる。ロデュウと共に一行を全滅寸前にまで陥れるが、意識不明から回復した清麿と共に戦線復帰したガッシュの新呪文「バオウ・クロウ・ディスグルグ」によって敗れた。ずっと「ヤンコ」の一語しか言葉を発していなかったが、実は普通に話すこともできること、また、その口調から性別はであるらしいことを最後に明かし、魔界へと帰っていった。ルンとの別れ間際までしゃべらずにいたのは、ただ単に恥ずかしかったから、という理由による。また、この時の雰囲気から、ジェデュンもキース同様ファウードの力を得ても性格は変わらなかったもよう(ただし、ゼオンには逆らえないようになっているのか、彼の命令を聞くなどの忠誠心は見せていた)。
アニメ版ではファンゴと共に先行登場し、連係プレイがうまくできずにいたウマゴンとカルディオを苦しめる。腹部の牙でカプセルを隠すことまで可能な防御力を誇り、自身のその強固さにかなりの自信を見せた。しかし、彼らの連携攻撃で炎と氷を腹にぶつけられて破壊され、ファンゴと共に敗北。ちなみに、ジェデュンは登場した時からすでにしゃべっており、一人称が「オレ」だったため男だと思われる(恐らくアニメスタッフの公認ミスだと思われる)。
  • 呪文
    1. バビオウ・グノービオ:複数の巨大な蛇を呼び出して攻撃する、ジェデュンの最大呪文で、ルン曰くディオガ級。ゴデュファ後はさらに大きく、鎧のようなものにつつまれるようになった。
    2. ギガノ・グノビオン:両手を合体させ、大きな蛇に変えて相手を襲う。
    3. ガルバビオン:空中に飛び上がり、体を高速回転させて相手に突っ込む。アニメ版ではガルバビロンと呼ばれていた。
    4. バーガス・グノビオン:腕を複数の蛇に変え、四方八方に伸ばして攻撃。
    5. ボビィ・グノビルグ:空中に飛び上がり、巨大化して相手を押し潰す。
    6. グノビオン:両腕を蛇に変え、相手を襲う。アニメ版ではガノビロンと呼ばれており、この術を出す際に「ガルバビオン」と読むシーンもあった。
    7. ギガノ・グドルク:体全体から無数のヤリを突き出して、相手を突き刺す。
    8. ディマ・グノビオン:体全体から無数の巨大な蛇を生み出し、攻撃。
エスカルロ・ルン
声 - 永野愛
ジェデュンの本(ライラックグレー)の持ち主の少女。ジェジュンとは、町で出会い、ジェジュンに連れされた。ジェデュンの腹部のカプセルに入り、そこから呪文を唱える。性格は冷酷。ジェデュンが今までずっと「ヤンコ」以外の言葉を発しなかったため、本人の名前すら他の魔物から聞いて知る有様であった。本当は彼女のことをもっと知りたいと願っていたのだが、最後に今までしゃべらなかった理由を聞かされると、「ああ、そう…」と納得して(?)別れた。アニメ版では、世界は一度滅ぶくらいがちょうどいいという考えの持ち主であったが、その理由については不明。

ホウガンペア[]

ホウガン
声 - 石井康嗣
ファウードの封印を解くべく、リオウよりアースの元へと迎えに送り出された魔物。同行を拒否したアースの返り討ちに遭って魔界へ送還される。原作では具体的なデザインが描かれてなかったためか、アニメ版でのデザインが全く違う。
  • 呪文
    1. エムル・アクス:アニメ版の呪文。斧に炎をまとい、その炎を敵に放つ。
    2. ギガノ・エムル・アクス:アニメ版の呪文。巨大な炎を斧にまとい相手に斬りかかる。
ミリオン・スーツ
声 - 高橋広樹
ホウガンの本(アーバングレイ)の持ち主。アニメDVDの魔物図鑑にはハルクと表記されていた。

エルザドルペア[]

エルザドル
竜族における2体の神童の片割れで、大人でも手に負えないほどの強さをもつ魔物。バリーと戦い、その圧倒的な力で彼を追い詰めたが、結局最後には敗れ(どのように倒されたのかは不明)、自分を倒したバリーに賞賛の言葉を残して魔界へ帰る。同じく竜族の神童としてアシュロンがいる。作中では彼の術は2つしか描かれなかった。アシュロン同様、魔界の小人族の麦ビールを好む。
  • 呪文
    1. ディガル・クロウ:腕の爪を強化し、相手を攻撃。
    2. アギオ・ディスグルグ:あごの歯の数を増やし、相手をかみ砕く術。バリーのゴウ・ゾルシルドを破り、片方の角を折るほどの威力。
アビーラ・サビーラ
エルザドルの本(ティールグリーン)の持ち主。エルザドルの強さを信じていたようで、バリーに倒された時はショックを受けていた。

魔導巨兵ファウード[]

詳細はファウードを参照

魔導巨兵ファウードは、大昔の魔界で、魔導の術によって作られたと伝えられている超巨大な魔物。世界を滅ぼすことができるほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界へ転送され、ついに封印が解かれてしまう。

クリア・ノート編の登場キャラクター[]

アシュロンペア[]

アシュロン
巨大な翼竜の姿をした魔物の子供。大人の戦士でも手に負えないほどの強さを持つ2体の「竜族の神童」の片割れ。全身にすさまじい強度の朱色の鱗「ドラゴンスケイル」を持つ。彼はかつて(ファウード編より前)人間界で「魔界を滅ぼそうとしている魔物」であるクリア・ノートと出会い交戦しており、その際クリアの目的と圧倒的な実力を知り、クリアを止めるために逃げ延び、修業を積み力を高めながら機会をうかがっていた。ファウードの存在や活動や脅威、それを巡る戦いは知っていたものの、クリアを監視するためにギリギリまで静観していた。
性格は礼儀正しく勇ましい武人肌。しかし闘争を好むというわけではなく、王になった際には、差別のない、みんなが仲良く助け合い幸せに暮らせる魔界を作る王を目指していた。激しい修業により同じ「神童」と呼ばれるエルザドルを遥かに凌ぐ極めて高い実力を誇り、また本来の力を抑えることで人に似た姿を取ることも可能。人の姿の状態でもガッシュ相手に互角に近い戦いをしている(この形態でも術は使える。)。
魔物の残り人数が10人になる直前にガッシュの元に現れ、「バオウ」の使い手であるガッシュの実力と善悪を見極めるために戦いを挑み、ガッシュが悪でないことを知った後は、後にガッシュの力も借りるために「魔物を滅ぼそうとする魔物(=クリア)」の存在を教えている。
ブラゴを倒すために現れたクリアの魔力を察知し、ガッシュと共に再びクリアに戦いを挑むが、依然クリアとの実力差は大きく、ほとんど太刀打ちできなかった。しかし、ガッシュの魔物への思いに希望を感じ取り、クリアの攻撃からガッシュをかばい(この時、翼を失った)、ガッシュに願いを託した後、捨て身の一撃でクリアに大ダメージを与えて魔界へと帰っていった。彼が「シン・フェイウルク」でクリアに与えたダメージによる10か月の時間がガッシュたちとブラゴの共闘を促すこととなる。
その後は、クリア完全体との決戦においてガッシュの金色の本を通して出現。クリアの力をこめた攻撃を完全に粉砕、クリア完全体すら驚愕させた。
また、彼はビールが好きであり、コミックの裏ではビールを飲みながら肉を焼いていた。一応彼も魔物の「子供」なのだが、竜族は子供でもアルコール摂取しても問題なく、法律規制もないため問題ないとのこと。クリアとの対決の時に妄想でロップス、コルル、ファンゴ、ワイズマンらしき魔物もいた。
  • 呪文
    1. テオブロア:口から強大な波動を放つ。力を抑えた人の姿の時点でガッシュのテオザケルと同等の威力。
    2. ディガル・クロウ:エルザドルと同じ呪文。腕を強大化して相手を切り裂く。
    3. シン・フェイウルク:音速をはるかに超える高速移動を行う。「シン」の術の一つであり、アシュロンの最大術だが、現在のアシュロンにはそのすさまじいパワーを完全にはコントロールしきれないため短距離での小回りが利かず、身体の負担も大きい。同じ強化系の「シン」の術としてウマゴンのシン・シュドルクがあるが、移動に要した時間と距離を比較するとこちらの方が数段速い計算になる(ただしアシュロンがこの術を制御し切れていないことと、ウマゴンのシン・シュドルクは接近戦での旋回性能など小回りが利くような描写があるため、一概にどちらが上とは言い切れない)。最後の時にクリアに体当たりした時には頭の角を変形させ、それでクリアの腹部を貫いていた。
    4. ディオガ・ブロア:テオブロアよりもさらに強大な波動を放つ。
    5. テイル・ディスグルグ:尻尾の力を強化し、相手を攻撃する。尻尾は複数に分けたり、元に戻すこともできる。
    6. ガンズ・ブロア:口から波動を複数放つ。
    7. ディオガ・アムギルク:腕に刃物のようなものをつけ強化。
    8. ディシルド・ドラゴルク:両腕を盾状に変化させる。クリアのランズ・ラディスに対抗するための術で、それは防いだものの、ギール・ランズ・ラディスで破壊されてしまった。
    9. シン・ドラゴノス・ブロア:ディオガ・ブロアよりもさらに強大な波動を放つ、「真の竜の吐息」。アシュロンのもう一つの「シン」の術。魔界で魂だけの存在になったアシュロンがガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュの金色の本に憑依した時現れた呪文。
リーン・ヴィズ
アシュロンの本(ヒヒ色(朱色))の持ち主。アシュロンのことを「ダンナ」と呼ぶ。自分を「何もない奴」と言い、戦いのスリルによって生きていることを実感するためにアシュロンに協力していた。アシュロン送還後も清麿たちと行動を共にする。アシュロンとは、裏路地のような場所で出会った。その時から伺うと当時のリーンは不良だった。

ローゲペア[]

ローゲ・バイパー
フランスでブラゴが倒した魔物で、彼が倒されたことにより生き残りの魔物が10人になった。
本の持ち主(仮称)
ローゲの本(ゴールデンコーン)の持ち主。

ガニーペア[]

ガニー・フェスト
アースの過去の時に登場した魔物。パートナーのいない時にアースを襲い圧倒するが、エリーが現れ「ソルド」の一撃で倒される。
  • 呪文
    1. ガルク:身体を変形して体当たりをする。
本の持ち主(仮称)
ガニーの本(スペクトルブルー)の本の持ち主。

ゴームペア[]

ゴーム
残りの魔物が10体となった直後、アースとエリーの前に現れたカブトムシを人型にしたような姿の魔物[14]
「ゴー」と「オー」しかしゃべれず、ミールいわく、難しいことは理解しない。周囲の話を聞かない割に自らの意思は率直に表す、強大な力を前にするとおびえる等、見た目から年齢は計りにくいが、少なくとも精神は子供。王を決める戦いの最中、消さないでもらうことを見返りにクリアの仲間になることを約束している。クリアがゴームだけを残す約束をした理由は、ゴームの空間を操る力の有用性と、物心ついた時から親などの家族も友人も居ない「独り」であったから。
空間を操る力を持ち、術以外にも元々持っている能力として空間に穴を開け、長距離を一瞬で移動したり異空間を作り、そこに隠れることができる。使いようによっては開けた穴につかまることも可能。また5km以内の魔物の気配を察知する能力も持つ。戦闘力は高めで、アースたちを一方的に追い詰め倒した。
クリアがアシュロンとの戦いで重傷を負った後は彼を異空間に隠し、10か月を要する彼の治癒と進化を見守っていたが、7か月目にストレスが限界に来て、クリアを洞窟に隠した後に行動を開始。偶然ミラノに居たパピプリオを狙い、彼を必死でかばうルーパーを一方的に痛めつけた。そこで彼を助けに来たキャンチョメと戦うが、強くなったキャンチョメにはかなわずに一方的に痛めつけられ、精神崩壊寸前まで追い込まれたが、フォルゴレの説得によって優しさを取り戻したキャンチョメの優しさと、「友達になろう」という言葉に触れたことで、「独り」であることを嫌がるようになる。
その後、クリアによって本を燃やされ送還されてしまったキャンチョメも一緒に生き残らせてくれるようにクリアに頼むが、断られたことでキャンチョメを助けるためにミールにクリア打倒を宣言、共にクリアに挑むがかなわず、右腕と下半身を失った瀕死の状態でクリアとヴィノーをロッキー山脈に置き去りにし、ミールと共にガッシュたちの元に逃亡、ガッシュに後のことを託して本を燃やしてもらい、送還された。なお、魔界で復活した後はボロボロになった肉体も元通りになり、人間界での約束通りキャンチョメやパピプリオと仲良くしているようである(パピプリオとは和解した様子)。
コミックの裏では、手の穴からラーメンを吸い上げている様子が描かれている。この絵から、彼の両手にある穴は口だということがわかる(現に、顔には口らしき穴はない。)。
  • 呪文
    1. バークレイド・ディオボロス:両腕から黒いエネルギー波を放ち、標的周辺の空間を標的もろともねじ曲げ潰し破壊する。この術で、アースの「ギャン・バギャム・ソルドン」を正面から破った。
    2. ウィー・ムー・ウォー・ジンガムル・ディオボロス:トゲだらけの巨大な球状のエネルギー弾を放つ。
    3. ディオボロス・ザ・ランダミート:黒い箱から無数の丸や三角の黒いカビの塊を放ち、それらに触れた標的や術の空間をねじ曲げ、腐食させ消滅させるゴーム最大呪文。空間内の無数の丸や三角は操作が可能。この術で、アースの最大呪文『ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドン』やアースの剣を一方的に破壊した。
    4. ディオボロス:両腕から黒いエネルギーを発生させ、敵を攻撃する。
    5. ギガノ・ディオボロス:ディオボロスの強化版で、広範囲に黒いエネルギーを放つ。
    6. ボージルド・ディオボロス:両腕から渦巻状の盾を発生させ、攻撃を防ぐ防御呪文。パピプリオのディオガ級の術を防ぐほどの威力である。
ミール
ゴームの本(エボニー)の持ち主の女性。語尾に「ぴょん」をつけるなど、能天気かつ調子外れの口調が特徴的だが、性格は冷酷かつ残忍。クリアの力を恐れながらも、クリア・ゴーム組のブレーンとしての役割を担う。クリアの治癒中はヴィノーの世話をしていた。
キャンチョメ戦の後、クリア打倒宣言をしたゴームに対して「絶対に勝てない」「大きな悪(ワル)にからんだ時点で終わり」と、怒りと涙を流しながら厳しい言葉でゴームの無謀な甘い考えを止めようとしたが、結局はゴームに協力し、共にクリアに挑むが敗北。ガッシュにゴームとキャンチョメの復活を頼み、受け入れられると「ありがとう」と告げて去っていった。背中に古い傷跡のような物があり、クリアのような絶対的な力を持つ悪を恐れていることから、過去に何かしらの深いトラウマがあるようである。
実はカタギでない裏社会の関係者兼不良少女だったらしく、31巻の扉絵には、ゴームが黒服の男たちを気絶させてミールをさらっていく姿が描かれている。

クリアペア[]

詳細はクリア・ノートとヴィノーを参照

クリア・ノート
本作のラスボス。自らを魔物を滅ぼす存在としている。消滅の術を使う。
ヴィノー
クリアの本(透明)の持ち主。赤ん坊

TVアニメ版オリジナルキャラクター[]

ハイドペア[]

ハイド
声 - 浦和めぐみ
クールかつ真面目な性格で、上昇志向が強く、ガッシュのことを知っているらしいが、どういう関係を築いていたかは不明。呪文なしで空中を飛行したり、瞬間移動をしたりと、魔物の中でも秀でた能力を持つ。第1話でガッシュを倒すべく清麿達の前に現れるが、ガッシュの予想外の力に一時撤退する。第13話では、自分の力を欲のためだけに使い、まるで戦おうともしない泳太に愛想を尽かしかけていたが、ようやく目覚めた彼と新たな絆を築く。だがその後は、第14話の恵コンサートにおける観客姿を最後に、パートナー共々まったく登場しておらず、結局送還されたかもわからなかった。しかし、原作のクリアとの最終決戦の場面で、ガッシュに力を貸すために集まった魔物の中や集合写真、魔界の学校に通う生徒たちに、彼の姿が見られる。学校ではパムーンと仲がいいようで、学年はガッシュより二つ上(後ろ姿だが、2007年のカレンダーの9月・10月のイラストにパートナーと共に登場している)。
名前の由来は、術とあわせて「ジキル博士とハイド氏」。
  • 呪文(の術を使う)
    1. ジキル:圧縮した風を放つ術。
    2. ジキルガ:貫通力を上げたジキルの強化版。
    3. ウィルド:カードゲームオリジナル呪文。渦巻で相手の攻撃を防ぐ。
    4. ウィルグ:ゲームオリジナル呪文。竜巻を発生させて相手を飲み込む。
    5. ジキルレイ:ゲームオリジナル呪文。風の刃を大量に発生させて放つ。
    6. ギガノ・ジキルガ:ゲームオリジナル呪文。巨大な風の鳥を召喚して攻撃。
窪塚泳太(くぼづか えいた)
声 - 神谷浩史
ハイドの本(スカイブルー)の持ち主。長髪で格好つけたがり屋の少年。すぐ女に目が向く軟派な性格で、鈴芽にも目を付ける。不良から暴行を受けていた所にハイドと出会い、強くなるために魔本を手に取るが、ハイドの力で好き放題するうちに、自分自身が強いと錯覚するようになっていた。第13話でハイドと出会った頃の気持ちを思い出し、苦戦する彼を身を挺して守った。かつての清麿同様、学校でいじめを受けているようで、不登校中の不良となっていた。大海恵のファン。原作では未登場。

ロップス編(第24・25話)[]

声 - 水谷優子
遠い国の子供。アポロに会うまでは、ロップスの面倒を見ていた。
声 - 渡辺久美子
姉にかわいがられるロップスを見て嫉妬していた。

魔鏡編(第31 - 35話)[]

ニャルラトペア[]

ニャルラト
声 - ゆきじ
可愛い子猫の姿をしている魔物で、二本足で立ったり数を数える事が可能。一人きりになってしまった詞音の元へ、まるで彼女の心を癒すかのように現れた。尻尾のリボンは、出会ったころすぐに詞音が付けた。正体を隠すため、一般人には詞音のペットということになっている。詞音を守るべく懸命に戦うも、魔鏡の力でパワーアップしたグリサにより、本を燃やされてしまった。
  • 呪文
    1. パペルト:一定時間強制で相手に自分と同じ動作をさせる。
    2. ペルク:凶暴化して針鼠のような姿になり針(毛)を飛ばす。
    3. キャドバン:強力な引っ掻き攻撃を乱発し、大木もバラバラに切り倒せる。
    4. バイカル:体が肥大して、落下した際の衝撃を和らげるクッションのようになる。またこの術の使用中は、尾を伸ばして自在に操ることもできる。
響詞音(ひびき しおん)
声 - 豊嶋真千子
ニャルラトの本(濃いピンク)の持ち主。制服が間に合わないまま私服姿で清麿のクラスに転入して来た挙句、清麿以外の男子全員をとりこにした。半年前の交通事故で両親と死別した過去を持つ。今や唯一の家族となったニャルラトと別れたくない気持ちをグリサたちに利用され、だまされるままに魔鏡の欠片を集めていた。悲しくもニャルラトとの別れは避けられなかったが、ガッシュと清麿の言葉により、自分が今までニャルラトに頼りきりだったことに気づく。戦いの後、新たな人生を歩むべく再び転校手続きを取り、どこかへと引越して行った。「豆腐は朝が絹ごしで、夜が木綿」というこだわりを持つ。
誕生日:8月23日31日8月生まれのおとめ座)。血液型:B型?。身長:約145cm。好きな教科:音楽体育

ノリトー・ハッサミーペア[]

ノリトー・ハッサミー
声 - 増谷康紀
『魔鏡編』に登場。名前のまんま、文房具のノリとハサミを組み合わせた姿をした魔物。電撃系の術に対し、ガッシュのザケル程度の電撃ならハサミを上に放り投げ、鉄という材質を利用し軌道を変えることが出来る。しかし、鉄を使うこともあり、ジケルドを使われ敗北した。
  • 呪文
    1. ヴォルク:魔物の姿に戻る。普段は普通のノリとハサミの状態で待機している。
    2. ポレイドルク(カードゲームオリジナル):ノリの塊を相手にぶつける。
    3. シザルク:背負っているハサミを2つに分解した後剣にして、光る刃を飛ばす。刃が飛んでいった部分はしばらく空間が斬られている状態になる。
    4. パペルク:術発動前に切った何枚もの人型の紙が常人と同じサイズの紙人形になり、相手を攻撃する。結構強いが、しょせん紙なので簡単に燃やせる。
    5. ガンズ・ポレイド:頭部から強力な接着剤を連射する。
    6. ギガノ・シザルク:ハサミからビームを出してそれを上に飛ばし、ハサミの怪物を召喚させる。ノリトー・ハッサミーの最大呪文。
遠藤喜一郎(えんどう きいちろう)
声 - 乃村健次
ノリトー・ハッサミーの本(薄い灰色)の持ち主。ワイルドな風体の巨漢で、その姿に似合わず、切り紙細工を得意とする。詞音達同様、グリサ達にそそのかされて清麿達を襲撃した。

グリサペア[]

グリサ
声 - 肝付兼太
『魔鏡編』に登場。炎の術を使うが、その威力はマッチ並の貧弱さであり、せいぜいタバコに火を付けるくらいにしか役に立たない。魔界における禁断の魔導具「魔鏡」を盗み出し、その力を借りて王になるべく画策。だが、人間界へと送られる最中魔鏡は3つに割れてしまい、そのまま人間界のどこかへと散らばってしまった。詞音とニャルラトに対し、魔鏡が王を決める戦いから開放される力を持つ代物だと偽り、散った欠片を探す手助けをさせていた。目論み通り魔鏡を元の姿に戻すことに成功し、ついにその力で強大化するが、卑劣な手段に怒りを燃やしたガッシュと清麿に倒された。
  • 呪文((魔鏡)…魔鏡使用後に使った術)
    1. ファイガル:普通のグリサが唯一使える術で、指から小さな炎を出す。魔鏡を使うと手のひらからビーム状の大きな炎を出す。カードゲームでは「ブレズド」となっている。
    2. リアプル(魔鏡):普通のグリサを巨大化させ、パワーアップさせる。
    3. ファイドルク(魔鏡):ファイガルの強力版。
    4. マグマ・ガラン(魔鏡):マグマで地面を崩し、脱出不能のリングを造る。
    5. マグマ・カスケード(魔鏡):マグマの雨。
    6. ディノ・ファイガル(魔鏡):掌から大きな炎の球を発射する。
    7. ギガノ・ファイドルク(魔鏡):体内のあちこちから炎を噴出させ、自身が炎の怪物となる。グリサの最大呪文。
ハカセ
声 - 亀山助清
グリサの本(小豆色)の持ち主。本名は房市一郎。元は学者で、学界では天才と呼ばれるほど有名だったが、追放されてしまった。グリサと出会うことで学界への復讐を誓い、数々の発明品の力により彼の戦いをサポートしてきた。

静寂の三闘士(第57話)[]

ファウスト
声 - 乃村健次
石版に封じ込められていた人型の千年前の魔物で、当時からツヴァイ、トロワとチームを組み、“静寂の三闘士(サイレントルーラー)”と呼ばれて恐れられていた。ゾフィスの命を受け、サバンナにてブラゴを襲撃するが、まとめて破れ去った。
  • 呪文
    1. ガシルド:背中の刀を取り出し相手を斬りつける。
    2. ゼルセン:コルルやキッドの術とは違い、エネルギー弾を撃つ。
    3. アイアン・ビサイガ:ファウストの最大呪文。詳細は不明。
    4. ラウド:ファウスト、ツヴァイ、トロワの三位一体で発動させる呪文。強力な超音波で、魔物とパートナーを引き離してしまい、魔物は一定時間音が聞こえなくなる。ブラゴとシェリーも、最初は苦戦してしまった。
ナツオ・P・コスナー
声 - 佐藤晴男
ファウストの本の持ち主。チンピラ風の男性。
ツヴァイ
声 - 志村知幸
ファウスト、トロワ同様、“静寂の三闘士”の一体。亀のような容姿。
  • 呪文
    1. ガルク:体を回転させ、相手に突っ込む。
    2. チェインセン:背中のトゲをチェーンで伸ばして相手を攻撃。地中からの攻撃も可能。
    3. ダイダラ・チェインガ:ツヴァイの最大呪文。
    4. ラウド:ファウストの術を参照。
ディビット・コール
声 - 新垣樽助
ツヴァイの本の持ち主。英国風の紳士。
トロワ
声 - 志賀克也
ファウスト、ツヴァイ同様、“静寂の三闘士”の一体。羽を持ち、飛行することができる。
  • 呪文
    1. ビライツ:ロブノスの術を参照。
    2. ガンズ・ビライツ:翼からビライツを複数発射する。
    3. ギガノ・ビレイド:トロワの最大呪文。
    4. ラウド:ファウストの術を参照。
オージー・ブライアント
声 - 平井啓二
トロワの本の持ち主。黒人のヘビー級ボクサー。

異世界編(第93 - 98話)[]

マジロウペア[]

マジロウ
声 - 水田わさび
『異世界編』最初の第93話に登場。アルマジロのような姿をしている。名である「マジロウ」としかしゃべることができない。奈良県明日香村石舞台古墳でガッシュと出会い仲良くなる。ブラゴたちに出会うものの全く相手にされなかったが、ニコラウスの勝手な行動でブラゴに攻撃するも「ギガノ・レイス」で本を燃やされ魔界に帰っていった。
  • 呪文
    1. サークドルク:トゲの付いた甲殻に身を包み体を強化させる。
    2. ドルセン:口から青いエネルギーを放出。
ニコラウス
声 - 環有希
マジロウの本(うぐいす色)の持ち主。バグパイプをこよなく愛する少年。ブラゴたちと出会った時に、ブラゴから「ザコ」という一言で彼に攻撃を仕掛けたせいでマジロウを失う。マジロウを失った後イタリアに渡り、物憂げな音色でイタリア国中を憂鬱にさせてフォルゴレを苦しめた(ちなみに原曲は第2期OPテーマ曲)。

マエストロ[]

マエストロ
声 - 加瀬康之
磁力の術を使う魔物。王を決める戦いの参加者だったが、人間界へ送られる途中、魔界との狭間にある異世界に誤って落とされてしまう。そこは脱出不可能とされる魔界の流刑地[15]であった。憎しみに駆られた彼は、クロガネを始めとする流刑囚魔物達を従え、魔界への復讐を企む。魔界への扉を開くため、その力を持つにふさわしいガッシュとブラゴを異世界に呼び寄せたが、二人の合体術「黒いバオウ・ザケルガ」(バオウ・ザケルガ+バベルガ・グラビドン)の前に破れ、ブラゴに本を燃やされ一人魔界へと送還された。コイルで威力を増幅させていたとはいえ、ブラゴとガッシュを同時に相手にして圧倒するほどの実力を持ち、ガッシュには「お主の力なら王になれたかもしれない」と評されるほどだった。
ゲーム『金色のガッシュベル!! 友情タッグバトル2』では隠しキャラクターとして登場した。
  • 呪文
    1. マグネシルド:勾玉を2つ合わせたドーム状の磁力のバリアで身を守る。なお、このバリアは自身のみならず離れた場所でも任意で作り出せる。
    2. マグネルガ:拳から複数の扇形の磁力波を放つ。彼は周囲のコイルで、自由に軌道を変えることができた。
    3. マグネシルガ:手から磁力の光弾を連続発射して相手を攻撃。
    4. マグネドルク:磁力の力で身体能力を強化。相手の物理攻撃を弾いたり、相手の体を拳に引き寄せて攻撃することもできる。
    5. ギガノ・マグネシルド:強力な磁力のバリアで身を守る。マグネシルドの上位術。
    6. ギガノ・マグネルド:強大な磁力の固まりを撃ち放つ。
    7. アムゼルグ・マグネルガ:磁力のエネルギーでできた巨大な拳を放出。
    8. マグネ・シド・デュランガ:磁力のエネルギーを持ち、青白く光る巨大な武人を呼び出し相手を攻撃するマエストロ最大呪文。

流刑魔物[]

クロガネ
声 - 藤本たかひろ
マエストロの副官で、巨漢。ジケルドの磁力を物ともしない驚異的なパワーを誇り、鎧に仕込まれた武器を術に見立てて戦う。(モドキの技)部下を簡単に見捨てるほど冷酷な性格をしている。
  • モドキの技
    1. リグロセンモドキ:ロップスの術に見立て、先端に矛の付いたロープを何本も放って攻撃する。
    2. ディノ・リグノオンモドキ:ロップスの術に見立て、複数の錨で巨大な岩等を持ち上げ、相手にぶつける。
  • 部下が使うモドキの技
    1. グランバオモドキ:部下が持っている大砲から弾丸を発射。
    2. ガンズ・ガロンモドキ:トゲの付いた鉄球をハンマー投げのように攻撃。あるいは大砲からトゲの付いた鉄球を発射。(清磨は2発目の発射のときに「ガンズ・ガロンモドキ2」と言った。)
    3. ラージア・ゼルセンモドキ:キッドの術に見立て、鉄でできた腕を持ち上げ、ロケットパンチのように投げる。だが、ラウザルクで強化したガッシュによって投げ返される。
    4. ガンズ・ビライツモドキ:部下が持っている砲門から光線を発射。
    5. チャーグル・イミスドンモドキ:ビクトリームの術に見立て、部下がVの字に並び、強大なビームとして一気に放出する。
執事
声 - 園部啓一
マエストロの執事。
村長
声 - 宮澤正
異世界のとある村の村長。マエストロによる圧政に苦しむ。

劇場アニメ版オリジナルキャラクター[]

『101番目の魔物』[]

ゲーム『友情タッグバトル フルパワー』ではワイズマンとアカツキが、『魔界のブックマーク』ではワイズマンが登場している。

ワイズマンペア[]

ワイズマン
声 - 森川智之
「魔界第七小学校始まって以来の天才」と呼ばれていた神童。「気」を操る力を持っており、他人の記憶や感情を奪ったり、地面に術を当てることで地中のマグマを噴火させることが出来る。天才ゆえに危険な思想を持ち、人間と共に戦うことに反対していた。王を決める戦いの選考にもれてからは修行を続け、人間界における魔物の暴走鎮圧用として保管されていた「白い魔本」を黒騎士の館から盗み出して人間界へ赴いた。白い魔本が持つ、相手の呪文を吸い取る力を使ってガッシュたちを追い詰めるが、最後まで諦めようとしない彼らのまとまった思いで生まれた奇跡の合体呪文「バルドフォルス」に敗れる。人間と魔物の心が合わさった力の強さを思い知ることで自らの過ちに気づき、魔界へ帰っていった。原作ではアシュロンの妄想の中にワイズマンらしき魔物がいた。ほかにコルルやロップスもいた。
  • 呪文
    • ワイズマンの呪文
    1. ウノデスゾル:紫色の光線状の気を放つ。
    2. ドスデルソル:相手を自動追尾する紫色の球状の気を放つ。
    3. キルデスゾル:紫色の巨大な魔物形態をとる攻撃術。
    • 白い本でガッシュたちから奪い取り、使用した呪文
      • セウシル:ティオの術参照。
      • サイフォジオ:ティオの術参照。
      • ギガ・ラ・セウシル:ティオの術参照。
      • ザケルガ:ガッシュの術参照。
コトハ
声 - 矢島晶子
強気でおてんばだが、小鳥を愛でる優しい少女。占いが大好きで、恋に憧れる今時の中学生。年齢は13歳(学年は1-2年)。偶然ブリを追って湖を泳いできたガッシュと出会い、友達になる。ワイズマンにより「白い魔本」の持ち主とさせられ、更にワイズマンの「気」を操る力で感情と記憶を失わされてしまうが、彼が倒されたことにより正気に戻る。

アカツキペア[]

アカツキ
声 - サエキトモ
100人の王候補の一人で、地面を操る術を持つ魔物。魔界でのガッシュを知っている魔物のひとり。富士山麓で偶然遭遇したガッシュへ襲いかかるが、返り討ちにされる。原作の終盤の集合写真にも登場している。
  • 呪文
    1. グライツ:地面をとがらせた形で隆起させる攻撃。
    2. グラギロン:とがった土や石を相手の頭上に降りそそがせて攻撃。
    3. グランシルド:ゲーム『友情タッグバトル フルパワー』で使用。地面をえぐり出して相手の攻撃を防ぐ。
桜田(さくらだ)
声 - 遠近孝一
アカツキの本(若草色)の持ち主。チンピラ風の男性。ガッシュ達に容赦なく襲いかかるが、アカツキを倒したガッシュ達に恐れ、逃走する。

その他(劇場アニメ版)[]

ガッシュの母
声 - 高山みなみ
声のみ登場。ガッシュには深い愛情を持って接していたが、王を決める戦いに選ばれたガッシュに「戦いが終わるまで自分のことは忘れるように」と言って送り出す気丈な一面もあるらしいが、本編である魔界の王妃であるかは不明。
琴乃(コトノ)
声 - 三石琴乃
コトハの母。優しく穏やかな性格で、ガッシュは彼女に母の面影を見る。ワイズマンの策略により倒れてしまうが、終盤で正気になる。
モップン
声 - 千葉繁
魔界第七小学校に住んでいるモップ姿の魔物。寄宿舎生活になじめず故郷の風車村に帰りたがっていたガッシュをよく慰めていた。ガッシュと清麿の学校脱出に手を貸す。
羽ペン
声 - 杉山佳寿子
魔界第七小学校の校長の愛用しているペン。語尾に「ハネ」を付ける。大きさを変えられる。モップンと共にガッシュたちに手を貸す。
校長先生
声 - 大塚周夫
魔界の長老。とても巨大な体を持ち、のような頭部を持つ。常に椅子に座ったままで移動する。居眠りばかりしているので、「居眠り校長」と生徒からは呼ばれている。強大な魔力の持ち主であり、魔界の王と同じく人間界への門を開くことができる。その後、原作の最終回でガッシュの戴冠式のときにも登場している。
黒騎士
声 - 錦織健
魔界の治安を担っている最強の騎士。無口で正義感が強いが、曲がった事が大嫌いなあまり、真っ直ぐにしか走れない猪突猛進ぶりを見せる。愛用の巨大な槍を、魔界の王や校長以外の者では壊せないほど頑丈な檻に変える術を持つ。当初ガッシュたちを白い魔本を盗んだ犯人と疑うが、最後は彼らが人間界へ戻るための手助けをしてくれた。その後、原作の最終回でガッシュの戴冠式の時に集まった魔物の中に彼がいる。
フク口ウ
声 - 西村朋紘
黒騎士の側近。無口な黒騎士の意思の代弁者でもある。

『メカバルカンの来襲』[]

Dr.M2(ドクター・エムツー)
声 - 千葉繁
未来の魔界における、マッドサイエンティスト。独自に魔科学なる研究を進めていたが、魔界では認められないでいた。ある経緯で入手したトイバルカンの製作者が将来の清麿であることを突き止め、その頭脳に着目。タイムゲートを発明し、現代の人間界へとやって来て清麿を拉致する。魔科学に支配された魔界を築くためのパートナーになるよう、清麿に迫る。
四代目バルカン
声 - 齋藤彩夏
Dr.M2が製作した無数のメカバルカンの一体。中に入れる、空を飛べるなどの機能がついている。計画実行の邪魔にならないようにと、その間にガッシュをひきつける遊び相手として派遣され、Dr.M2の側へ近付かせないための命令を受けていた。トイバルカンのプログラムが元となっている。

ゲーム版オリジナルキャラクター[]

『魔界のブックマーク』[]

ビブリオペア[]

ビブリオ
本をモンスターに変えたり、人間や魔物をマンガ本に変える力を持つ魔物。「吉凶戦士オマモリ隊」に登場するノロイ隊を使ってガッシュ達を倒そうとする。ガッシュ達に立ち向かうがソーマに魔本を燃やされ魔界に帰還した。
  • 呪文
    1. アニムト:本を小さな「本のモンスター」に変える。
    2. リガロ・アニムク:対象をマンガ本に変える。なお、マンガ本にされた人々(または魔物など)は、ブックカバーを取ると元に戻る。心の力の消耗が激しく、連続使用は困難。
    3. ビルデ・アニムガ:本を「本のモンスター」に変える(自身の魔本も例外ではない)。
佐久間 菜須香(さくま なすか)
ビブリオの本(ネズミ色)の持ち主。漫画家志望の大学生。大のマンガ好きでゲーム中に出てきたマンガ「吉凶戦士オマモリ隊」の大ファン。

ソーマペア[]

ソーマ(ココメロ)
「魔界のブックマーク」のラスボスであり、骨を利用した術を使う魔物。残酷な性格をしている。巫女風の魔物、ココメロの正体。ビブリオの魔本を燃やし、ガッシュ達を苦しめるも、ガッシュ達の活躍により野望は打ち砕かれ、魔界に送還された。
  • 呪文
    1. バルデス:地中から、トゲ型の岩を出現させ攻撃。
    2. アムバルク:腕を骨で強化する。
    3. バルシルド:骨で作り出した全方位の盾を出す。
    4. バルク:ドリル型の骨で強化し突撃する。
    5. バルセン:ドリル型の骨を落下させ攻撃。
    6. バルト・デストラーダ:巨大なドクロを出現させ広範囲に攻撃。
  • 「記録のしおり」を用いた呪文
    • ギガノ・ドルク:姿を変容、巨大化させ、強化する。
    • ザケル
    • ギガ・ラ・セウシル
    • ザケルガ
    • サイス:ティオの術をコピーしたものだが、ティオと違い複数の刃を放つことができる。
    • ポルク:キャンチョメの術をコピーしたもの。腕だけを刃物に変身させて攻撃する。
    • バオウ・ザケルガ
    • ディカポルク
国枝 光博(くにえだ みつひろ)
ソーマの本(濃い赤)の持ち主。通称・クニミツ。関西出身のミュージシャン。相当臆病な性格である。

ノロイ隊[]

ビブリオの術で生み出された、本のモンスターたち。実は、伊熊虎虎作のマンガ「吉凶占師オマモリ隊」に登場する敵役。マンガでは、人間を呪いで支配し、世界を征服するのが目的という設定になっている。

ギャルミ
水晶占いの使い手。占いで必ず「凶」を出し、その占い結果を「呪い」として占った相手を攻撃できる。実はナスカが伊熊に送ったイラストが「オマモリ隊」に掲載されたもの。モデルはナスカ自身。
ベルーバ
鐘のような外見をした凶殺四天王の一人。ダンジョンを作る能力を持つ。
ジーリオ
凶殺四天王の一人。ガッシュ達に気を使う等、悪い奴ではない。時を操る力を持つ。
マスネー
凶殺四天王の一人。ガッシュ達の幻覚を作る能力を持つ。
ネーロ(ネオネーロ)
凶殺四天王の一人。残留思念を実体化する能力を持つ。腕の数珠を操って攻撃する。一度ガッシュ達に敗れるも、ネオネーロとして復活する。数十個の数珠のうち一つの赤い数珠がネオネーロの実体である。
バイオラ
吉凶占師の一人であり、凶殺四天王のボス。戦いに敗れた凶殺四天王を再生する力を持つ。
プロフォルート
吉凶占師の一人。男勝りな性格。とてつもない怪力を持つ。
アカーシャ
吉凶占師の一人。光球を放って攻撃する。
ユーフォリア & スーフェリア
吉凶占師である姉妹。緑髪のポニーテールで左目に金の眼帯をしているのが姉のユーフォリア 、赤髪のショートヘアで右目に銀の眼帯をしているのが妹のスーフェリア。ユーフォリアは魔術を、スーフェリアは体術を得意とする。
ボダイジュ
吉凶占師の一人であり、ノロイ隊のボス。ブーメランのような肩のパーツ攻撃する。
神殺星
星のような形をした怪物。「吉凶占師オマモリ隊」では、ボダイジュの力により凶殺四天王が合体して生まれるモンスターと言う設定になっている。そのためか凶殺四天王の技を使う。

その他(ゲーム版)[]

伊熊虎虎(いくまとらこ)
漫画『吉凶占師オマモリ隊』の作者。恵のファンらしい。モデルは作者である雷句誠

『うなれ!友情の電撃2』[]

雷句先生
声 - 金丸淳一
作者である雷句誠そのもの。バルカン3000やナオミちゃんと共にペアを組んで戦う。魔本を持たないのになぜか心の力を使うことができる。攻撃はGペンアタック!!後の『金色のガッシュベル!! ザ・カードバトル for GBA』、『うなれ!友情の電撃 ドリームタッグトーナメント』にも登場。
バルカン3000
雷句先生のパートナーの1人。外見はガッシュが清麿に作ってもらったバルカン300にそっくりだが、自力で動くことができるばかりではなく、ミサイルドリルなどを出したり、フェニックスのような姿に変身することもできる戦闘ロボットと化している。ゲーム中最強のキャラとの噂も…。『うなれ!友情の電撃 ドリームタッグトーナメント』では3体のバルカンが登場(数字はどれも300)。
ヒーローババーン
声 - 置鮎龍太郎
雷句誠の作品『哀愁戦士ヒーローババーン』の登場人物。雷句先生が戦いに勝つと、どこからか現れて一緒に勝利を喜ぶ。

『ザ・カードバトル for GBA』[]

キレ麿
声 - ?
ガッシュにカードのやり方を教えた人。カードに詳しいらしいが…。
マコマコ博士
声 - ?

脚注[]

  1. 優しいコルルを魔物の王を決める戦いに参加させるために植えつけられたものではないかと推測されていたが、作者のブログにて、「ゼルク」で現われる人格は本当はコルルに眠る別の側面にして素質であり、外部から植え付けられたものではないことが明らかになった。
  2. ちなみに恵に会った際に、清麿絡みでしてやられたことがある。
  3. 最終巻のおまけ漫画にて、ついにガッシュに告白したがもちろん拒絶された。
  4. 初代と2代目はどうやら破壊されたらしく、清麿の自宅の庭に埋葬されている。映画では1代目は清麿がカレーに入れ、2代目はナオミちゃんが潰した設定になっている。
  5. ガッシュたちと戦った際は8つの術を持っており、この時点では確かに多いほうである。ちなみに、当時のガッシュの術の数は3つ。
  6. 「ヒゲ」はあくまでニックネームで、本名ではない(これはパピプリオペアの2人からはそう呼ばれていたためであり、まるかじりブックでもそう表記されている。
  7. 魔界に帰る直前に自ら犠牲になるためにおとりとして自身の髪の毛を切っており、以降はショートヘアとなっている。作者によると、傷ついた身体や切ってしまった髪の毛は、肉体に戻るときに一緒に元の状態に戻すことができるのだが、パティはそれを望まなかったとのこと。
  8. 魔界でのアプローチは、遠間で「おはよう」の旗を掲げてみたりと妙なものが多かったが、ガッシュに好物のブリを手渡すなど直接的な行動もしていた。
  9. ビョンコ本人は最終的にこのクローバーが4つ葉であったことを忘れており、王を決める戦いの後肉体を与えられた際は3つ葉のままであった。
  10. パートナーのエルも例外ではない。ただし、なぜか恵だけはその対象にならなかった。
  11. アニメ版では、特定の宗教を連想させる服装は表現規制に引っかかるため、それらしい格好に留められており、その点は明確にされていない。
  12. ロデュウの言動によると、かつては男と付き合っていたがひどいことを言われたらしい。
  13. 不気味なデザインだが、本人はチータに似合っていると思っていたらしい。
  14. 作者は、自身のブログでウルトラマンに登場するゼットンをイメージしてデザインしたと語っている。
  15. この流刑地では、魔物は本さえあればパートナーなしでも術を発動できるため、マエストロは自由に術を使用できた。ガッシュ・ブラゴとの決戦場所では、周囲に強力なコイルが存在し、それを利用して自らの術の威力を高めていた。

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