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テンプレート:ネタバレ冒頭 ファウードは、雷句誠漫画作品『金色のガッシュ!!』に登場する、架空のキャラクターである。

概要 編集

魔導巨兵ファウードは、大昔の魔界において、魔導の術によって作られたと伝えられている超巨大な魔物であり、作中でも屈指の強さを持つ魔物とされる。最終的にこのファウードを作った者が誰なのかは明かされることはなかった(27巻の口絵部分に製作者らしき人物の後姿が描かれているのみ)。世界を滅ぼすことが出来るほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界へ転送され、ついに封印が解かれてしまう。封印がとかれた後、腹ごしらえのためか、を丸呑みしていた。更にはくしゃみで島を吹き飛ばすほどの威力。原作ではガッシュがゼオンの力を借りて発動した真のバオウ・ザケルガで黒コゲになった直後、装置のタイマーが起動し魔界に帰された。ガッシュが魔界の王になった後は、他の魔物とともにガッシュに新しく人間サイズの肉体を与えられ、魔界で平和に暮らしている[1]。 アニメ版では、高嶺清麿の言動からするとこのファウードは土から作られたものであると思われる。最後はガッシュの巨大バオウ・ザケルガで破壊されその残骸が大地の一部に帰っていった。 その圧倒的戦闘能力にも拘らずアニメ版、原作共々あっけない最期だった。

兵装 編集

主砲
口から吐き出す巨大なエネルギー波。大量のエネルギーを要するため連射は不可。
十指砲(カーファーロウ)
両手の指から放つレーザー。
角の剣
首元に付いている角のようなものを外し、それを使って物理攻撃を行う。
穴砲
体の各部にある穴から前後にビームを放つ。

諸機能 編集

鍵たる石
リオウが額につけていた小型の宝石の様な石の装置。後にゼオンが奪う。これを身につけた者だけがファウードを意のままに操れる。装置を身につけると、操作方法や機能がじかに脳に伝わってくる。ゼオンとの最終決戦でガッシュのバオウがこれを壊してしまったため、ファウードが暴走してしまう。アニメ版ではゼオンが悪あがきで壊し、意図的に暴走させられた。
異世界間転送
リオウの一族が後から取り付けた装置によって、人間界と魔界の間を移動する。タイマー機能があるため無人でも転送させることが可能。エネルギーは心臓から借りる。また、この装置は脳のコンピュータとリンクしているため、これで清麿はこの装置に脳から操作出来ないようにロックを掛けたり兵器の照準設定を空か海のみにする細工をした。原作では心臓の魔物に半壊され機能が停止したがアースの修理によって再起動しこの装置によってファウードは魔界に送還された。なお、王を決める戦いが終わるとこの機能はうまく動作しないようで、人間界と魔界とのルートそのものに本の存在が何かしらの影響を与えているようである。
アニメ版ではリオウによってエネルギーをカットされたため最後までこの装置が作動することはなかった(おそらく、原作のようにロックを掛けるシーンがアニメ版ではなかったためにこのように変更されたと思われる)。
瞬間移動
異世界間転送にあるもう一つの機能であって、エネルギーは心臓から借り、離れた場所へ瞬時に移動する。ファウードが人間界に出現した直後、ユーラシア大陸北部のレスカ山脈からニュージーランドへ瞬間移動した。また、清麿はこの機能を利用してファウードをケルマディック海溝に沈めようとした。
透明化
結界によって外部から存在が見えないよう透明化する。
絶対魔力防壁(マジック・シールド)
ファウードが封印されている間、脳や心臓などの重要機関を守るためのシールド。魔物の術などの魔力を無効化する。ただし、ファウード自身の魔力も無効化してしまうので、封印が解けるとマジック・シールドも解除される。
回復液
肝臓から分泌される。本来は心臓魔物が使っていた様に、ファウードの器官や組織、或いは本体そのもののために分泌されていると思われるが、魔物や人間が使えるカプセルが最初から複数個、それも肝臓だけでなく脳部、コントロールルームの近くにも装備されている事からして、魔物に使うことが最初から想定されていたものと考えられる。飲むだけでなく体を浸す事でも効き、また魔物に限らず人間にも効く(ただし時間はかかる)。劇中ガッシュに大ダメージを受けたリオウや、そのリオウに殺されかけた清麿もこれに体を浸す事で復活している。味は清麿曰く「マズい」らしいが、他の登場人物は(当初は清麿自身も)そんな不平は一切言わずに口にしている。なお、最初にバニキスが使った際には注射状にして使用していた。
水泳
その巨体と質量にもかかわらず、泳ぐことが可能。シンクロナイズドスイミングまがいの動作も可能[2]
高速移動
背中からエネルギーをジェット噴射し、高速で移動する。その速さは、ニュージーランドから日本まで約1時間で移動できるほど。推定計算速度はロケットエンジン搭載飛行機の持つ最高速度に相当するマッハ8前後。
ゴデュファの契約
ファウードの肉体に手を触れてこの呪文を唱えた者に、ファウードの細胞を与えることで桁違いの力を分け与える。ゴデュファの契約を受けた魔物はロデュウ、キース、ファンゴ、ギャロン、ジェデュンの5体。ファウードの力を得た者は容姿が変貌し、ファウードの主を倒そうとする意思を失い、主のために戦おうする。場合によっては性格も邪悪化する。それでもファウードの主に危害を加えようとした場合は、体内に侵入したファウードの細胞により肉体が崩壊してやがて死に至る。なお、ゴデュファを受けた魔物は魔界へ帰ると契約が無効になり、パワーアップ前と同じ元の姿と同じ状態で復活する。
数の鉄扉
2階でゼオンが仕掛けていた仕掛けで、侵入者を妨害する仕掛けの1つ。800もの扉があり、魔物の力でもなかなか開けられないほど重い。その中にあるたった1つの本物の扉を見つけないと通過はできない。
透明な壁
3階でゼオンが仕掛けていた仕掛けで、敵の呪文はいっさい壁を通さない。また、地面の下までのびているらしく、モモンのアグラルクでも通過は不能。赤いボタンを押すと、高密度のエネルギーに変わり、ゆっくりと動いて一度捕らえた者をその身を滅ぼすまで離さない破壊光線となる。ただし、一度捕らえられてもその上空に遮蔽物が発生した場合は脱出可能。
メインコントロールルームにある、何本もある柱。この柱は魔物や人間を閉じ込めることが可能。またこの柱は魔力を通さない鉱物で出来ており、柱に閉じ込められている状態では呪文は届かないはおろか魔物の呪文も発動しない。また、メインコントロールルーム中もその鉱物出来ている。
サポートシステム
アニメ版のみの機能であり、土のようなところから魔物の分身が現れる。ザルチム曰く「本来はその魔物の術を出し続ける機能」だったが、ロデュウが使った時は肉弾戦のみだった。なお、パートナーの心の力の消耗が通常よりも激しくなる。他にもパートナーに直接ファウードの力を注ぎ込ませ心の力を増大させ、術の威力も大幅に上げる事も可能。これにより前述の心の力の消耗も補える。

体内魔物 編集

侵入者を排除するために、リンパ節に当たる器官から数限りなく生み出される魔物。ファウードの免疫として活動する。かなり強力で、弱い術では撃破は不能なほどである。また、口から強力な酸を吐く能力を持つ。アニメ版では壁や床などから現れる。倒されると、土のようになり崩壊する。また、器官の一部が独自の意志を持つ魔物となっている体内魔物もおり、その殆どが独自の名称を持っている。

ウンコティンティン
声 - 高木渉
ファウードの胃壁に上半身のみを張り出していた巨大な体内器官魔物。自らを「知の門番」と呼び、ファウードの体内に侵入した者の知能を試すことを使命としている。外見は巨大な恐ろしいドクロのようだが、実は幼稚な性格であり、清麿の怖い顔を見て恐怖していた。ファウード体内の探索に入ったガッシュ一行に様々な問題を出題するが、全て常識の範疇に収まるものであったため、次々と正解を出されてしまう。しかし、出会った時からなぜか敵対視している清麿だけには、桁数が非常に大きい掛け算の問題を出題した(出題した当の本人は答えが分からないまま)が、清麿は苦も無く即答してしまった。このままあっけなく突破されるかと思いきや、最後に残されたウマゴンにフェルマーの最終定理の証明を出題。人語を喋ることが出来ないウマゴンに回答は不能であるため、清麿が交渉を持ちかけ、大海恵に自分の下品な名前を他のメンバーの前で大声で叫ばせることで問題変更のチャンスを与え(恵にとってはこれが生涯のトラウマになったという)、それが言葉を要しない回答が可能な問題であったため、結果的にガッシュ一行の体内進入阻止に失敗してしまう。更にその後、ファウードに侵入した者を排除する役割を担うため、ファウード復活の影響で胃壁から分離し完全体へと変化。再生・声マネを特技とする謎のアヒル「フェニックス」のついた下半身を現し、巨大な人骨型の魔物となった。そして体内探索を進めるガッシュ一行の前に再び出現。ウォンレイの前で清麿をバカにするなどしていた。袖に多くの強力な武器を隠し持っており、そのふざけた名前や性格からは想像できないほど高い戦闘能力を持つ。清麿を救おうとしたウォンレイと対峙するも、ウォンレイとリィエンの決死の連携により、最終的に自爆にまで追いつめられた。なお、胃の試練において恵にセクハラ行為をしたり、再度出現した時にも彼女に対する下品な願望を語っていることから、彼女に何らかの好意を抱いていたと思われる。
アニメ版では、試練においての恵へのセクハラ行為がカットされ、代わりに自分の機嫌を損ねさせた清麿に自分に謝らせることでチャンスを与えようとした(しかしこの目論見は怒り狂った清麿の気迫によって未遂に終わった)。また、完全体になっていたが侵入してきたバリーのゾニスによってファウードの胃液に落とされるという呆気ない最期を遂げた。
ウンコティンティン2世
何本も腕を持ち、コンピューターの操作に特化している。清麿が掛けたファウードのコンピューターロックを外そうとしていたが、複雑すぎるため成功しなかったものと思われる(ちなみにそのロックは清麿曰く、「魔界の者には理解不能」とのこと)。
心臓を打つ魔物
声 - 佐藤晴男
ファウードの封印が解かれる前、その心臓を鈍器でひたすら打ち続けていた巨大な体内器官魔物。封印以来ずっとその使命に専念していた為か、ファウードが人間界に移動していた事や、魔界と人間界の間を移動させる装置が設置されていた事を知らなかった。封印中は持ち場から離れられない代わりに、絶対魔力防壁が働き、魔物の術は通用しない状態であった。ファウード復活後は完全体へと変化し、外敵を排除する役割を担うようになる。ゼオンによるファウード強奪後、その命令によってファウードを魔界に還す装置を破壊すべく、アース、カルディオと対決。背中から複数のパイプを生やしており、そこからファウードの回復液を吸収することでダメージを受けたそばから回復をすることができるという驚異的な能力を持つ。一時は炎で出来たムチを無数に発生させてファウードを魔界に還す装置を半壊させ同時にカルディオ達を追いつめたが、カルディオの捨て身の最大呪文で全身を凍らされ、直後にアースが投げた剣によって砕け散った。
アニメ版では、リオウに操られてテッドとチェリッシュの対決に乱入。チェリッシュの本を燃やしたが、怒りを爆発させたテッドの新呪文「マキシマム・ナグル」によって一撃で倒されるという、強大な能力を持つ割りにウンコティンティン同様呆気ない最期を遂げた。
デゴスミア
ファウードの脳のすぐ下の部屋で、キースと共にガッシュ達を迎え撃った体内魔物。3つの頭を有している。力は強いが、頭が悪く、ガッシュ一行を標的にするよう指示したキースの命令を理解できずに誤ってバリーの方へと攻撃を仕掛けた。ゴデュファでパワーアップしたキースの「ギガノ・ギニス」を受けてしまってもまるで平気という頑健さを見せたが、バリーの「アラドム・ゴウゾニス」によって瞬時に倒された。

脚注 編集

  1. 作者ブログより。
  2. これに関しては、「これほどの巨体が泳いだら津波が発生しないか」と指摘しているファンも多く、「空想科学読本8」でも検証されている。

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