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金色のガッシュ!! > 金色のガッシュ!!の登場人物 > クリア・ノートとヴィノー

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クリア・ノートヴィノーは、雷句誠漫画金色のガッシュ!!の登場人物たちであり、同作のラスボスである。

クリア・ノート 編集

「滅亡の子」。「魔物を滅ぼそうとしている魔物」。生まれた時から「魔物を滅ぼす」という意思や使命を内封し、自身を人類の科学の発展が生んだ「人類を滅ぼす力」である核兵器同様、魔物の進化が生んだ「魔物を滅ぼす存在」とする独特の価値観と使命を持ち、王の特権によって魔界の魔物をすべて消した後、自分自身も自害するつもりでいる。 性格は超然としながら極めて冷酷で、魔物を消す時も笑いも哀れみもせず、いなくなるのが当たり前のものとしている。冷酷な性格のミールにさえ、「悪魔」と称され恐れられる。

見かけは人間に近い姿の美少年のようだが、出会った瞬間に分かる黒くまがまがしい魔力を持つ。彼の持つ力は「消滅の力」で、彼の術は相手の術や物質を消滅させてしまう。身体能力や体力も圧倒的で、瞬間移動が如くスピードで移動し、術なしでもギガノ級の術などを片手か指先で弾き、ガッシュの「バオウ・クロウ・ディスグルグ」すらクリアにとっては弱い術で、素手で受け止めたりする。

戦いが開始してからしばらくは本の持ち主・ヴィノーが言葉を話せなかったため、実際に倒した魔物の数は極端に少なく(その為、ゴームを仲間にしてから色々な魔物を倒すよう命令していたようだ)、アシュロンが最初の相手(作者ブログより)であり彼をライバルと見ている。空間を操る力を持つゴームと、特権で魔物を消す時の対象外にする約束で結託し、その力を使っていた。[1] ブラゴを狙ってゴームと共に現われるが、それを察知したアシュロンとガッシュたちとの戦いの末にアシュロンに腹を貫かれるが倒すまでには至らず、ほとんど皮一枚で繋がる程度の重傷を負い、その治癒及び完全体へと進化するためにゴームが作り出す異空間へ逃亡。ガッシュたちに10か月間の猶予を与えざるを得なくなり、異空間で繭のような姿で「完全体」となる時を待っていた。しかし、7か月目にゴームに裏切られたことで、完全体には達しておらず、冠の付いた不思議な形状の衣をまとった姿で再登場する。どこか超然とした余裕があった以前とは性格が変わっており、傲慢さや魔物の消滅(ティオが送還された時)に高笑いを行うなど、凶悪さや残忍さが増している。この姿では当初の美形の容姿を保っているが、自らが作り出した「ザレフェドーラ」や「バードレルゴ」に分けた力を自らに戻す度に姿が不気味に変化しながら完全体に近づいていき、当初の美形の容姿に鎧を着込んだような姿になり、コンビネーションを発揮する前のガッシュとブラゴを圧倒する力を得た。 力を発揮したブラゴの術に「シン・クリア・セウノウス」を抑えられ、さらに「バオウ・ザケルガ」の直撃を受けるが、結果的にそれが最後の引き金となって自らに存在する「消滅の力」その物である「シン・クリア・セウノウス」に自我も力も全て飲みこまれて抜け殻となり、「消滅の力」は完全体へと進化した。再登場時に性格が変わっていたのは、完全体に近づくことでクリアの自我が「消滅の力」に侵食されていたためであった。 戦いの末に本を燃やされ魔界に送還されたが、悪い消滅の力をすべて失ったことで以前の記憶・姿・性格・力は失っており、ガッシュが魔界の王となった際に新たに肉体と名前を与えられ、魔物の少年ワイトとして生まれ変わり、魔界の学校に通っている。かつてのクリアからは想像もつかないほど無邪気な性格となっており、魔界で楽しく暮らしているようである。ワイト=クリアであるという事実はガッシュ(と手紙で教えられた清麿)しか知らない。

呪文 編集

  1. スプリフォ
    手のひらから魔物の呪文の効力を消滅させるエネルギー弾を放つ。初級術であり、効果範囲は狭いながらも、上級呪文(ブラゴのバベルガ・グラビドンなど)の一部を完全に無力化するほどの威力である。
  2. ラディス
    手のひらから物質を消滅させるエネルギー弾を放つ。消滅の度合いは標的の強度によって異なる(ある程度の強度がある魔物の子でも、筋などを失いやせ細ってしまう)。初級術ながらブラゴをこれ一つでほぼ完全に無力化させるほどの威力。なお、クリアの術で消された物質や肉体は、サイフォジオなどの回復術である程度は回復できるようだ。
  3. バ・スプリフォ
    全身から魔物の呪文の効力を消滅させるエネルギーを放つ。
  4. アム・ドュ・スプリフォ
    腕の形をしたエネルギーが相手の術を包み込み消し去る。術を消滅させる力はスプリフォなどよりも強く、ブラゴのニューボルツ・マ・グラビレイすら易々と消し去って見せた。最終決戦時では、テオザケルとニューボルツ・マ・グラビレイの同時攻撃すら片方ずつの腕で消し去っていたが、術の威力が上がったのかは不明。
  5. ラージア・ラディス
    ラディスの強化版。ラディスよりも広範囲に光を放ち、当たったものを消滅させる。
  6. クエア・スプリフォ
    ガラス板状のスプリフォによって敵の術を無効化する。他のスプリフォ系の呪文と違い、盾のような役割をなす。
  7. ランズ・ラディス
    巨大な槍状の消滅エネルギーを召喚、手の動きに合わせて操り攻撃する。貫通力に優れ、かつてアシュロンの胸に大きな傷をつけた術。
  8. ギール・ランズ・ラディス
    ランズ・ラディスの強化版。ランズ・ラディスに刃が付加された巨大な槍状エネルギーを召喚、手の動きに合わせて操り攻撃する。切れ味に優れ、ランズ・ラディスを防いだアシュロンの盾を破壊し、鱗までもバラバラにするほどの威力。
  9. シン・クリア・セウノウス
    クリアの術の頂点に位置する最大呪文。巨大で神々しい精霊を模した超巨大消滅エネルギーを放ち、触れた術や物質を消滅させる。ガッシュとの最初の戦いでは、バオウに食べられても消滅の力は消えないことを利用し内部からバオウの腹を破り、破壊した(この時、殆どが打ち消されたが頭部だけが残っていた)。最終決戦で放たれた際には地球の力を借りたブラゴの「シン・バベルガ・グラビドン」に押し潰され、その直後にバオウで破壊したかに見えたのだが、ヴィノーの意図すら超えて自分の意思で動き出す。顔に当たる部分は仮面であり、白く硬質な表情の下に骸骨のような恐ろしい表情を隠し、仮面を外すと全体の色がどす黒く変化し更なる異形の姿となるなど、他の魔物が行使するあらゆる術とは一線を画す性質を持つ。クリアの語る「完全体」とはクリアの「力の本質」であるこの術が、魔物であるクリアを支配し取り込んだ状態のことであった。
  10. リア・ウルク
    クリア自身のスピードを上げる術。クリアの所持する術の中では比較的低級の術らしく、パワーは強化されない模様。しかし、元来ずば抜けた身体能力を誇るクリアが使用した場合、アシュロンのシン・フェイウルクを避けることすら可能になるほどのスピードを得られる。
  11. シン・クリア・セウノウス・ザレフェドーラ
    クリアが完全体へと進化する過程で出現した、彼の右手から発動される術。超巨大な砲台と、それと一体化した魔物型の砲手を生み出す。クリア自身の頭には内部にモニターを備えた特殊なヘルメットが装着される。砲手であるザレフェドーラ(老兵のような姿)自体が独立した意思を備えており、クリアの桁外れの魔物探知能力による追尾、もしくはパートナーであるヴィノーの目を通して標的の位置を特定することで、ザレフェドーラが砲塔から追尾機能を備えた消滅エネルギー弾を発射し、超長距離からの狙撃を行う。射程・威力ともに極めて高く、連射機能をも備えている上、命中精度も極めて高い。しかし連射しすぎるとザレフェドーラが傷つく。この巨大な砲台と土台も超強力な破壊力を持つ砲弾として撃つことができ、盾などにぶつかると大量の消滅波を放出する。最後は、砲台と土台を発射するものの、砲台はティオの「チャージル・セシルドン」でティオが魔界に送還されるのと引き換えになる形で防がれ、土台はブラゴの「ニューボルツ・シン・グラビレイ」で倒されクリアの右手に戻っていった。クリアが自身で作った呪文。
  12. テオラディス
    ラディスの強化版。広範囲に光を放ち、当たったものを消滅させる。
  13. シン・クリア・セウノウス・バードレルゴ
    クリアが完全体へと進化する過程で出現した、彼の左手から発動される術。2本の腕を備えた骨の怪鳥を模した、超巨大な魔物を放つ。このバードレルゴ自体が独立した意思を備えており、音速以上で高速飛行し、自ら標的に向かって襲いかかる。強い力を持ち、ティオの「チャージル・セシルドン」に真正面から衝突しても打ち消されない。全身から強力な消滅エネルギーを発しており、触れるだけで他の物質を消滅させてしまう。消滅エネルギーを全身から発している特質上、バードレルゴ自身も時間とともに身体は消滅していくのだが、バードレルゴ自身の身体が小さくなれば小さくなるほどスピードが上がる特質をも備えており、任意で身体を分解することでさらなる超高速移動を可能とし、数で標的をしとめる戦法をとることも可能な、いわば全身兵器ともいえる。最後は捨て身でウマゴンペアを追い込むが、ガッシュの新呪文に消滅の壁を破かれ、そのままクリアの左手に戻っていった。クリアが自身で作った呪文。
  14. ディオガ・ランズ・ラディス
    ランズ・ラディスの強化版。ギール・ランズ・ラディスよりもさらに強力で巨大な槍を放つ。
  15. バ・ランズラディス
    自身の周囲に発生させた力から、複数のランズ・ラディスを四方八方に生じさせ敵を攻撃する術。
  16. フェイ・ガンズ・ビレルゴ
    槍型の消滅破を超高速で撃ち放つ。自在に動かすことが可能。

クリア完全体 編集

クリアの完全体。その実体はクリアの「消滅の力」の本質である「シン・クリア・セウノウス」がクリア本人を取り込み変貌を遂げた姿。「消滅の力」その物であると同時に、生まれた時からクリアに内封されていた「魔物を滅ぼす」という意思の源。 全体的なフォルムはセウノウスに似ているが、全身が黒く染まり、骸骨めいた顔の額にクリア本体(の抜け殻)が埋め込まれている悪魔じみた圧倒的巨体を誇る。自身を「我」と呼び、それ以前には多少は存在していたクリア自身の自我はなくなっている。 無尽蔵に心の力を放出するように調整されたヴィノーを取り込み活動を開始する。一般的な魔物のような「術」はないようだが、全身が消滅エネルギーで出来た武器同然であり、尾の一振りで見渡す限り周囲の地形すべてを平らにならすこともたやすく、体中に出来た穴から消滅の弾を発射する、口から強力な消滅エネルギーを吐く、心の力を溜めて全方位にすさまじい威力の消滅エネルギーを放つなど、「術」に相当する攻撃方法をいくつか持っている。清麿に「アンサー・トーカー」の能力をもってしても「倒すための答えが見つからない」と言わしめ、訓練を経てパワーアップした「シン・バベルガ・グラビドン」と「バオウ・ザケルガ」の連携攻撃すら一蹴。強固な意思を持つはずのシェリーを絶望させるほどに圧倒的な力を示した。 力の差を見せつけられても必死にあがき続け、ボロボロになりながらも立ち向かうガッシュを嘲笑するが、ガッシュの本が金色に輝いた後にはガッシュの仲間たちの力に圧倒される。自身の力の回復と充填のために、人間や普通の魔物が行くことができない宇宙に逃亡するが、最後はガッシュと全ての魔物の子供たちの思いが一つとなって生まれた「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」に全身を粉砕され消滅した。

ヴィノー 編集

クリアの本(作者のブログによれば『透明』)の持ち主。赤子[2]に近いぐらい幼く体力は低いが、しっかりした考え方が出来る。その分心の力はすごいものを持っており、最大級の呪文を数度使用した後でも短時間で回復するほど。極めて小柄な見かけによらず、性格もかなり冷酷かつ凶暴であり口も悪い。「いけるぜぇ~、クリア~」が口癖。通常はゆりかごか椅子のようなものに座り、戦闘時はクリアが自分の力を半分ほど削って作った魔物の術の力を消すバリアーに守られており、クリア本人を倒さないと破壊できない。最終決戦では「シン・クリア・セウノウス」に起こった不可解な現象を理解出来ずにいるなど、クリアについてのすべてを知っていると言うわけではない様子。生の心をクリアによって調整されており、クリアが完全体となったと同時に意識を失い心の力を無限に放出するだけの体となり、クリアに取り込まれてしまう。クリアが倒された後は実の親が見つかるまでナゾナゾ博士に保護されている。

脚注 編集

  1. ゴームの裏切りを受けた後はどうするつもりだったかは最終的に明かされることはなかった。
  2. クリアと出会った当初は言葉もしゃべれる歳でなく、呪文を唱えられるくらい成長するまでクリアが育児をしていた。

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